武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

金の切れ目が その2

2007-03-17 09:14:05 | 人間観察
それにしても、元部下の方々の証言は
報道される字面を追っている限り、”節操がない”の一言です。

ライブドア事件が投資家を欺いたとして罪に問われたことは
或る意味致し方ないのでしょうが、
その経営に関わった人間達が一様に自分には罪が及ばないようにと云うことで
社長を検察に「売った」ように見えるのは情けない。
また社長も社長で、「私は知らなかった、、。」は無いでしょう。
(学生時代”法律的に無知は罪”と習ったことが有ります。)
かつては富貴と名誉を共にして我が世の春を謳歌していただろうに
一旦捕まると責任を転嫁し合って
挙げ句の果てに検察の思う壷、、。

金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもので
精神的繋がりの無い状況でつるんでいた者同士は
利益がお互い望めなくなった時点でハイさようならと云うのは
まさしく彼が信奉する”資本主義”を体現し地でいったようなものでしょう。

以前にも書きましたが、堀江氏には「杜子春」を御一読されることを
お勧めします。


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