武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

本屋さん

2007-08-28 07:36:14 | 随筆
自宅最寄りの駅近くに個人経営の本屋さんが有りました。 学生時代から有ったのは間違いないので少なくとも四半世紀以上続いていたのだと思います。 寡黙なオジさんがいつも一人で店番をしていました。 その本屋さんには強烈な思い出が有ります。 学生時代、学校帰りのある夕方、店先で立ち読みをしていたら 何とそのオジさん、追い払うでもなく「暗いだろう。」と電気を点けてくれたのです。 それで暫くは、本を買うときは . . . 本文を読む