武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

山の辺の道 その2

2007-08-10 07:54:18 | 随筆
白毫寺の裏手から奈良春日病院までは薮の中を進むだけで 「ほんとにこの道で良いのか?」と何度も不安になる道です。 しかし、その薮の中に突如、立派な道標が姿を現すのです。 (金掛けてるな~。) 道標が示すまま、農家の裏庭の脇を通り抜け、 畦道の草むらをかき分け、ヤブ蚊の大群に悩まされながら ただひたすらに炎天下の道を歩き続けました。 その後も、橋は立派だがそれに続く道は草木が生い茂っていたり 公営 . . . 本文を読む