金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

しつけ

2007年05月21日 | 子供
ほーちゃんは、とても可愛い。
同級生に比べて、体もかなり小さく、エヘヘと笑った感じは、
とても4歳には見えない。
だから、みんな、ほーちゃんが困ってると、ついつい手を出しちゃうし、
あんまり叱られないという所で、得をしている。


さて、今日は保育園で毎月1回注文しているパンが届いた。
賞味期限の長いクロワッサン。
我が家では最近は、プレーンとチョコを購入してる。
注文以外にも、園でばら売りもしてるので、
初めての味は、お試し感覚で購入できる
今日は、ストロベリーのクロワッサンが、ばら売りで売ってあった。
きくちゃんとほーちゃんとで、1個ずつ購入。
で、帰宅。
ところが・・・。


家に帰ると、ほーちゃんのストロベリークロワッサンがない
きくちゃんは、大切に手に持って帰ってきた。
私はてっきりほーちゃんは、カバンに入れたのだと思ってたし。
ほーちゃんに、尋ねても、「ん~~?ぼく、わかんない」
購入したばっかりのパンを、ほんの数分で紛失。
たったそれだけだけれど、
ほーちゃんの責任感のなさが浮き彫りになったような、出来事だった。
しかも、悪いとも申し訳ないとも思っていない。
私の雷が落ちた
ほーちゃんをこんなに叱ったのは初めてだったかも。
すぐ泣くほーちゃんは、はじめの雷でポロポロ涙をこぼした
でも、なんで叱られてるのかは、わかってない。
「パパに、言う!」と私は夫に電話
夫に事情を説明して、ほーちゃんと電話を変わった。
夫は、私と違って静かなので(もちろん電話ということもあって)、
ゆっくり諭すように話してた。
で、電話を切った。
私が、「パパは、なんて言ってたの?」と尋ねると・・・
「もう、なくしたものは、もどらない」
「他は?」
「・・・わかんない・・・」
たった今話した内容さえ、覚えてない
それから、もう一度夫に電話。
でも、何度電話しても、夫が話した内容を覚えてない。
結局合計4回も夫に電話して、同じことを話してもらった。
最後の最後で、ようやく夫に言われたように言えた。
「ママ、ごめんなさい。もう、なくしません!」
この言葉を引き出すのに30分はかかったのも辛かったけれど、
なにより、ほーちゃんの責任感のなさと、深刻性のなさが、悲しかった。
やっぱり、可愛い可愛いだけじゃ、ダメなんだよなあ・・・。


その後は、気を取り直して、お風呂にお着替え。
で、お布団を引いて、寝る前のまったりタイム。
そのとき、ピンポーンとチャイムの音。
振り返ってインターホンのモニターを見ると、誰か、男の人がいた。
時間はもう、9時過ぎてた。
「ママ、誰か来たよ」
「しーっ。こんな時間に来るやつは、ロクなやつじゃないから。いないフリしよう」
でもいつまでも立ち去らない。モニターの画面が自動で切れて、ほっとしたところ、
私の携帯がなった。電話は夫からだった。
「あけて~~
ロクなやつじゃないヤツは、夫だった・・・。
今日の我が家の状態を心配して帰ってきてくれたのでした。
電話は何度もかかるし、玄関は開けてもらえないし、ロクなやつじゃないとまで言われた夫。
ごめんね、ありがとう