大雑把な日常

日常のあれこれ。

ダッチオーブンの気持ち

2009-07-14 | 日記
わたしは知っている。
ダッチだか
ダッジだか
鍋のくせに
オーブンなどという名前の付いている
わたしの愛用お鍋の気持ちを。

この子はお肉を焼きたいのだ。

鍋を収納しない私は
この鍋でゆでたり、蒸したり
毎日使っている。
そして気がついた。
肉を焼いているときが
もっとも活き活きしているのだ。

「仕事してまっせ!」

てな具合に、しゃかりきに楽しそうに焼いてくれる。
餃子では物足りない。
ハンバーグ、ステーキ、チキンソテー。
ガッツリ肉を鉄の表面に置いてあげると
実に嬉しそう。
そして
料理が終わって鍋を洗っているとき
この日いちばん
オーブンくんは
楽しそうである。
「どう?上手に焼いたでしょ。
 がんばったでしょ?」
ねえねえ
とウルサイくらいに満足げであります。

というのも、
洗い上がりが全然違うのです。
洗剤を使わずタワシだけで洗わなければいけないのですが、
お肉を焼いたときは
表面がしっとりとし
黒が艶々美しい。
「どうだ」
と自分の仕事を誇るかのように、
洗い上がりの水をしたらせております。

今日は
生姜焼きを作りました。
味付けを濃くしすぎて失敗です。
けれでも、少し焦がしたのにも関わらず、
ダッチオーブンくんは
キラキラ光っておりました。
肉さえ焼ければ満足な
かわいいやつです。
あんまりお肉は焼きませんが、
これからもよろしくね。
コメント
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