妄想と現実

病気のときは夜が長いですね。
とにかく
具合が悪い
ということしか考えられません。

こればっかりだと
ダメだ
時間の無駄だ。
と
他のことを考えようとすると、
仕事のこと
家事のこと
家族のこと
なんか、ブルーにしかならないことばかり。

ダメダメ。
こんなときは妄想だ。
というわけで、
具合が悪い中必死で妄想を練り上げていたら、
結構よいものができ、
病みあがりましたが
いまだにその妄想で楽しんでおります。うふ。

でも。
妄想が素晴らしければ素晴らしいほど、
なんかガックリと来るというか、
現実のわたしが
「おまえなにやってんだよ」
とツッコミます。

わたしは
妄想族ではありますが、
リアリストなのです。

そもそも辻褄が合わないこと
などは
妄想に持ち込まないようにしております。
設定には目をつぶりますが。

目標は関根勤さんです。
あの年齢であれほど豊かに妄想を展開できるだろうか。
年とともに現実を知っていくので
妄想の範囲が狭まるかと思いきや
経験や知識を妄想の材料に利用しています。
かっこいい。

でも私が妄想にハマッていた
子どもの頃、
まさか大人がこんなに妄想しているとは
思いもよりませんでした。