タケノコの季節。夫がタケノコを掘って帰ってくるのだがその始末に困る。
もうあちこち差し上げた。私が近所に配ったりもした。
あまり何度もは言いにくい。
そこで思いついたのが「青果市場」。
農家でもない者が青果市場に野菜やタケノコなどを持ち込んでよいのだろうか?
思いつくとすぐ行動する。知らないことを知るのは楽しい。
青果市場に電話して、素人が持ち込みをしてよいかどうか尋ねてみた。
その結果、
〇誰でも持ち込んでよい。
〇水曜と日曜がセリが休みなのでその前日の火曜日と土曜日は受け入れない。
〇持ち込みは午後1時から翌日の朝7時半まで受け付ける。
以上のようなことが分かった。
だれでも市場に出せるのなら、夫が作るほかの野菜も我が家で消費できないときは
市場に持って行けば無駄にならない。
午後、まずは見学と(思い)早速、夫と青果市場に行ってみた。
上臼杵駅のすぐ近くに青果市場はあった。
市場の人に挨拶すると気軽にいろいろ教えて下さった。
「今年はコロナの影響で飲食店があまり仕入れをしないので
野菜が暴落しています。タケノコも目も当てられないほど安い。
出荷するなら段ボール箱に10キロ・20キロと詰めて出してください」
とのこと。
そこへタケノコを積んだ軽トラがやってきた。
幾箱もタケノコを車から降ろして並べていく。
「今年はタケノコは金にならん」と言いながら・・・。
これだけ掘るのはさぞ大変だと思う。ちゃんと量って箱詰めする作業もある。
農家、ひいては飲食店の現状のきびしさを見た気がした。
すっかり市場にタケノコを持ち込む意欲がなえてしまった。
しかし、夫はタケノコを掘ってきた。
タケノコを掘らずに放置すれば竹が林立して整備が大変になる。
同級生のKさんに「タケノコ、もう要らないやろうね」と電話すると
「いる。あるだけ持って来て」と言ってくれた。
嬉しい限り。夫も目を輝かせて喜んだ。これでタケノコが無駄にならない。
ありがたい。
でも、青果市場に行っていろいろ新しい知識が入って良かった。
いつか、野菜の消費に困ったらまた市場の持ち込みを考えてみようと思う。
家に帰って少し衣類の断捨離。
近々、もっと思い切って断捨離してクローゼット(押し入れ?)や
タンスの整理をしたいと思う。
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