庭の紫陽花が見ごろになった。
花言葉は知らないが、たくさん咲いていてもこの花はなんとなく寂しげに見える。
先日、花屋で鉢植えの紫陽花が目に留まって、それを買って友達の家に
娘さんの一周忌のお参りに行こうとしたが
この花は寂しさをかき立てるのでは?という気がふとして
ピンクの可愛いランの花と、換えて(替えて?)もらった。
長崎ではこの花を「オタクサ」と呼ぶと聞いたことがある。
長崎の出島にオランダ商館の医師として滞在していたシーボルトは
長崎の遊女に恋をし結婚し「稲」という子どもまでなしたが
スパイ容疑がかかり妻子を残したまま国外追放。
シーボルトは離れ離れになった妻を慕い紫陽花の花に
妻の本名「お滝」→「お滝さん」→「おたくさ」
自分が妻を呼んでいた言い方「オタクサ」と名付けたとの事。
一つ覚えで矢車草を見れば
「函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花」
を思い出し
紫陽花を見れば「おたくさ」にまつわる恋物語を思い出す。
義母が30年以上前に植えたものかしら?なんて思ったりしています。
私が植えたものではありませんので・・・(^^ゞ
花世さんは道沿いの花壇にも植えたりして
紫陽花を増やしていましたね。
珍しいアジサイもあるので楽しみですね。
長崎では紫陽花を「おたくさ」というそうです。
この花瓶、若い頃頂いたものです。
私の所ももうちょっとかかりそうです。
梅雨時の目を楽しませてくれる
紫陽花にも、物語があるんですね。
一番上の花瓶素敵ですね、とっても似合ってます。
それを買おうとしたのですが
ラッピングしてもらっている最中に気が変わって
紫陽花を買うのを止めました。
寂しい状況の人には合わない気がして・・・
ブログを書いた後で紫陽花を仏壇に飾るのはどうだろう?と思い
検索しましたら、あまり適さないような事が
書かれているのがありました。
でも我が家、仏壇にも紫陽花を生けています。(*^。^*)
あまりそういう事は気にしません。(*^。^*)
シーボルトは「滝」と「稲」母子をずっと愛していたのではなかろうか・・・
そうあって欲しいと思ったりします。(*^。^*)
確かに、紫陽花は何となく寂しいように感じる花かも
知れませんね。
オタクサ・・・そういう和名でしたね。
イネの物語りを以前読んだことがあって、
シーボルトは、色々言われてますけど、イネには
いい父親だったと思っています。
わが家の紫陽花は、まだ見頃ではありませんが、
咲いたら私も切り花ししようと思いました。