ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

紫陽花の季節

2020年06月03日 | 日記

 

庭の紫陽花が見ごろになった。

花言葉は知らないが、たくさん咲いていてもこの花はなんとなく寂しげに見える。

先日、花屋で鉢植えの紫陽花が目に留まって、それを買って友達の家に

娘さんの一周忌のお参りに行こうとしたが

この花は寂しさをかき立てるのでは?という気がふとして

ピンクの可愛いランの花と、換えて(替えて?)もらった。

長崎ではこの花を「オタクサ」と呼ぶと聞いたことがある。

長崎の出島にオランダ商館の医師として滞在していたシーボルトは

長崎の遊女に恋をし結婚し「稲」という子どもまでなしたが

スパイ容疑がかかり妻子を残したまま国外追放。

シーボルトは離れ離れになった妻を慕い紫陽花の花に

妻の本名「お滝」→「お滝さん」→「おたくさ」

自分が妻を呼んでいた言い方「オタクサ」と名付けたとの事。

一つ覚えで矢車草を見れば

「函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花」

を思い出し

紫陽花を見れば「おたくさ」にまつわる恋物語を思い出す。

 

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4 コメント

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花世さんへ (ゆーりん)
2020-06-05 22:16:52
紫陽花、我が家、何本(こんな言い方するかしら?)もあります。
義母が30年以上前に植えたものかしら?なんて思ったりしています。
私が植えたものではありませんので・・・(^^ゞ
花世さんは道沿いの花壇にも植えたりして
紫陽花を増やしていましたね。
珍しいアジサイもあるので楽しみですね。

長崎では紫陽花を「おたくさ」というそうです。
この花瓶、若い頃頂いたものです。
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紫陽花 (花世)
2020-06-05 20:04:46
もうすっかり見頃になってますね。
私の所ももうちょっとかかりそうです。

梅雨時の目を楽しませてくれる
紫陽花にも、物語があるんですね。
一番上の花瓶素敵ですね、とっても似合ってます。

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しおさんへ (ゆーりん)
2020-06-04 17:30:46
花屋さんで、かわいい紫陽花があったので
それを買おうとしたのですが
ラッピングしてもらっている最中に気が変わって
紫陽花を買うのを止めました。
寂しい状況の人には合わない気がして・・・

ブログを書いた後で紫陽花を仏壇に飾るのはどうだろう?と思い
検索しましたら、あまり適さないような事が
書かれているのがありました。
でも我が家、仏壇にも紫陽花を生けています。(*^。^*)
あまりそういう事は気にしません。(*^。^*)

シーボルトは「滝」と「稲」母子をずっと愛していたのではなかろうか・・・
そうあって欲しいと思ったりします。(*^。^*)
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紫陽花 (しお)
2020-06-04 16:38:27
どれもきれいですね。
確かに、紫陽花は何となく寂しいように感じる花かも
知れませんね。
オタクサ・・・そういう和名でしたね。
イネの物語りを以前読んだことがあって、
シーボルトは、色々言われてますけど、イネには
いい父親だったと思っています。
わが家の紫陽花は、まだ見頃ではありませんが、
咲いたら私も切り花ししようと思いました。
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