目下、意欲を燃やせるものが何も無い。頑張りたいことが見つからない。
ただ無為に日々を潰している。
暇つぶしに青春時代感銘を受けた林芙美子の『放浪記』を読んだ。
これを読んで若い頃の私は「お利口には生きたくない」「奔放に生きたい」と
思うようになった。
元来の私の性格がきちんとした性格ではなかったからかもしれないが、
今までまさにそういう生き方をしてきた。
すっかり汚れて色が変わってしまった文庫本。
読み終えて何気なく目が行ったところに定価150円とあった。
長いこと私に付き合ってくれたんだね。
この本にも一部載っているが「蒼馬を見たり」と言う詩が好きで青春時代
全部そらんじることができていた。
(紙に書いて机の前に貼っていた。今はもう言えない)
<蒼馬を見たり>
古里の厩(うまや)は遠く去った
花がみんな開いた月夜
港まで走り続けた私であった
朧な月の光りと赤い放浪記よ
首にぐるぐる白い首巻きをまいて
汽船を恋した私だった
(後はもう所々しか憶えていない)
本を読んでいる私をよそ目に夫と娘がふたりで台所に立って
夕飯の支度をしながら楽しそうにおしゃべり。
(娘)お父さんは好きな物が変わらないね。飽きないね。
りゅうきゅうやきらすまめしをよく食べるけど飽きが来ない?
(夫)あー。好きな物は飽きが来ないなー。
(娘)じゃあ、お母さんも飽きが来ないの?
(夫)そうじゃあなあ。お母さんは時々、変化球を出すので飽きが来んなあ。
(娘)お母さん、お父さんがお母さんに飽きが来ないって言ってるよ。
(私)(聞いていないふり)
(娘)せっかくいい話をしていたのにお母さん、聞いていないよ。
夫はそういう風に思っていたのかと私は内心可笑しかった。
よく夫に「お前は小学生みたいだ」と言われる。
貞淑な、しっかり者の妻とはほど遠い。
わがまま言ったり怒ったりする。それを変化球と捉えていたのか。
これも林芙美子の本に影響を受けたおかげか?
↑昨日、ここを少し草取りした。
さらっと読んで内容もおぼろげです。(^_^;)
ご主人は、ゆーりんさんの毎日の変化を楽しみに暮らしておられるのですね(*^。^*)
飽きないって素晴らしい事ですよ。
私のブログに、珍しい人が書き込みしてました。
気が付きました?
おじおば時代のワインさんと言う人です。
ゆーりんさんのコメントの書き込みに、
おじおばの時のゆーりんさんですか?と書いてました。
私は以前のあじしおではなく、しおと言う名前に変えてるので、どうやってブログを見つけたのか分かりませんけど(^_^;)
同じゆーりんさんですよと書きましたが、勿論こちらのブログは紹介しません。
それでいいですか?
強烈に思春期の私の記憶に残りました。
その影響もあってかとても良妻ではありません。(^^)
夫はそれを面白がっているようです。
最初の投稿ですぐ気がつきました。
しおさんのブログがよく分かりましたね。
懐かしく当時のことが思い出されました。
みんな元気にしているでしょうか。
このブログは自分のために書いているので、
多くの人に見て貰おうと思っていません。
しおさんがしてくださった通りで良いです。
ありがとうございます。