『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

ひとりごと

2008-12-27 | Weblog
自分がもっとも得意としてる分野だと
思います、らくだのひとりごと。

ゆるりと聞いてください。

***
『紅茶ください』というと
店員さんとのヤリトリがウザイ。

A『ご注文のほうは?』
『紅茶ください』

B『アイスですか?ホットですか?』
 『アイスで』

C『レモンいれますか?ミルクいれますか?』
 『レモンで』

ボクはこの、BとCの無駄な時間が大キライです。
ボクはコーヒーが飲めません。
だから、いつも喫茶店にいくと
紅茶を飲みます。
そして、ご注文は?
と聞かれると
絶対、
『アイスレモンティください』と
いいます。
でも、結構、まわりをみてると
『紅茶ください』
以下、BとCのやりとりに続く。

見てるとウザイ。
BとCの時間がもったいない。

と、いつも思いながら
喫茶店を利用しています。

【本音】
 ホントはね、レストラン勤務時代
 ずっと思ってたんです。
 紅茶って注文されると
 聞くほうのこっちも
 ヤリトリがウザイと。
 だから、お客さんの立場が
 理解してくれたらウレシイなーと。

***
クリスマスの夜です。
満員電車の地下鉄に乗っていました。
こんな満員電車、久々でした。

隣のカップルに押されました。
おい、そんな押すなよーとカップルをみました。

二人は顔を相当、近づけていました。
そして、彼女の口から舌がペロリ。
その舌は、彼の鼻の先をなぞりました。

次に彼の口から舌がペロリ。
彼女の鼻の先をなぞりました。

結構です。
別に、二人の世界だから
なにをやっても結構です。

ただ、そのどんな意味があるのかわからない
鼻の舐めあい、
見てるこっちの気持ちになってもらいたい。

しかも、超至近キョリ。
しかも、どこか官能的。
あわよくば、自分も舌をだせば
届くんじゃね?
ってくらいの、鼻の舐めあいゲーム。

混ざりたかったー

ウソです。

電車での人間ウォッチング。
ボクは大好きで大好きで
いろんな人間像がみえてとても
楽しいです。
特に、終電の人間ウォッチングは
ある意味、ドラマの連続です。

今年の12月は終電に乗る機会ってのは
ほとんどなかったので
いわゆる、酔っ払いとは
出会わなかったのですが

この日の鼻の舐めあいカップルには
少々、感動を覚えました。

犬か。







夢の『らくだば』への道【その33】 13年の凝縮

2008-12-27 | Weblog
大学3年生の秋、
バーテンダーとして、この世界に入った。

あれは21歳の秋。
今、34歳の冬。
13年間、飲食の世界にいることになる。
(ニート期間、含む)

21歳の秋、
この世界に入った。
22歳の春、
この世界にハマった。
22歳の夏、
この世界で生きていこうと思った。

いつからだろう、
店を持ちたいと思ったの。

自分の店だったら、ここをこうするな。
自分の店だったら、ここをああするな。

いろんな想いがあった。

この日、内装の図面を見ながらデザイナーさんと打ち合わせ。
見積書がでた。
目が、マスクの映画のジムキャリーばりに
飛び出た。
わ。
これ以上飛び出たらヤバイよ、内装予算とらくだの目。

自分の思い描いてた夢と現実のギャップを
知る瞬間だった。

あれしたい、これしたい、たくさんデザイナーさんに
伝えた結果、現実の伴わない見事な金額。
ヤッホー。

な、わけない。

再度、来週、見積を直して打ち合わせ。
理想と現実をできるだけ埋めたいと
デザイナーさんはいってくれた。

できることなら、少々の覚悟を決めて
よし、これでいきましょう!
と、自分もいいたいところ。

でも、ジムキャリー予算を見たら
覚悟決めれるわけがない。

笑うしかない。

その夜、食器屋さんと打ち合わせ。
お茶の水のオフィスにいった。

たくさんたくさん、お皿のサンプルを並べて
待っててくれた。

グラスはこれにして、取り皿はこれにして
灰皿はこれ、箸はこれ、コースターはこれ、

どんどん、形が決まっていく。

ビールグラスひとつにもこだわりがあって
ワイン提供するスタイルひとつにもこだわりがあって
カクテル作るひとつにもこだわりがあって

基本、自分、なんだっていいんですけど
らくだばは、関西酒場だから
相当、フランクな居酒屋みたいになるだろうけど

やっぱり、バーテンダーとしてのスタートだからこそ
その譲れない部分があったり
ソムリエとしての資格を持っているがゆえの
頑固な部分があったり

手に取る、ひとつひとつが
この13年間の想いを凝縮したような結晶として
再現できたら、
めっちゃウレシイなと思います。

もちろん、それは、どこの店も同じ考えだと
思います。
ボクなんかより大先輩のお店なんかは
それだけ、しっかりした想いや理念があるからこそ
お店は存続してるわけだし
長年愛されてると思います。

そして、やっぱり、どっか違うんだろなーという
モノがあるんだと思います。

そして、自分はそれがなにか知っています。
気づいています。

13年の凝縮は、その個性、しかないと思います。
絶対的な個性こそ、飲食店の生き残る道。

ヒト変われば店変わる。

何度もサラリーマンしながら、お店を見てきて
そう思います。
もちろん、料理も大事。
看板商品も大事。
技術も大事。
だけど、やっぱ、ヒトだと思います。

お店がオープンして、
馴染みのお客さんが来てくれて
『あ、らくださんらしい』
『あ、井之口さんらしい』

この、『らしい』の数をどんだけ
いってもらえるか
これが、勝負だと思います。

ある程度、コンセプト決めて
進めていきますけどね、
あとは、お店開いてみないとわかんない。
どんなカラーになっていくか
わかんない。

でも、なんとなく、自分のやりたいよーに
進むような気がする。
なんとなく、自分の思い描いた色に
なるよーな気がする。

なんの根拠もないっすけど。

でも、13年間、自分は
ひたすら、汗かいてきたわけだし。

13年間、人生でやり続けてきたもんだし。
これ以外、自分、なにもできないし。
今さら、スマップに入れないし。

失敗したら、時代のせいにしよう。

やっぱり、不況はツライっす。
それで許してもらえるだろう。
でも、成功したときの味わいは
格別だろうから、不況でよかった。

どうしてあの店は不況なのに強いのか

というタイトルで情熱大陸にでるぞ!
でれねーよ。

財布が不況だよ。
大恐慌だよ。

わぁ、リアルなオチ。

13年分の想いがカタチになるまで
あと2ヶ月。

もうあと2ヶ月まで迫っている。
夢のらくだばへの道まで、もうすぐだ。

サラリーマン時代、
名物店長といわれたことがあった。
顔がらくだに似てて珍しいから
動物店長、それ違う。

少し違う視点で
少し違う発想で
自分はヒトとなんら変わらないで
やってたことが
少しウケタ時代があった。
社内でもウワサになった。

でもこれからはもっと大変。
一生、ウケ続けないといけないから。

新宿御苑の名物マスター
名物オーナー

まで、何年かかるかわかんない。
何十年かかるかわかんない。
そんなにもってるかもわかんない。

でも、やっぱりやるからには
その地域一番を目指したい。
継続してウケル店を作りたい。

がんばれ、動物マスター。

だから、動物じゃねーよ。
せめて、ブログのネタくらい、ウケてみたい・・・

春菜あい

2008-12-27 | Weblog
悲しいことに、違うあいちゃんの訃報に
今、世間は話題騒然ですが

今年、どんだけテレビでるんだよ!ってくらい
見た、春菜あい。

らくだばの住所は新宿1丁目。
あわよくば(よくないけど)、
物件次第では新宿2丁目になるとこでした。
こんだけ、世の中広しといえど
1丁目と2丁目の住所が違うだけで
イメージが変わる場所もほかにないと
思います。

男性街、新宿2丁目。
ま、全部が全部、そのカラーではないけれど
ある一角はまじ、男性というだけで
その場所を歩くのが恐ろしい一帯があります。

その一帯から少し歩くと
この整体院があります。
別名、性態淫。
うそ、普通のマッサージ屋さんです。

足つぼから、手揉みまで
気持ちよかったー。

そういや、この整体院、先日、春菜あいが
テレビで紹介してたなーと
思ったら、やっぱりそうでした。

春菜あいの色紙がありました。

どんだけー

それ、イッコーさん。
いつの時代もオカマさんって
いいキャラしてますよね。

やっぱりオスギが一番ですけど。
そんなこんなで、春菜あいが2丁目から
1丁目まで歩いては来ないと思いますけど

新宿って、いろんな顔があって
大好きだなーと改めて思った
一日でした。

いうよねー


風邪の原因

2008-12-27 | Weblog
たぶん、今週、飲み続けたせいだ。

夜遅く、呼び出された。
この人に呼ばれたら、まー、しょーがない。

彼は税理士さん。
らくだば開店してから、お世話になろーとは思ってないけど
アドバイスだけ、みっちり、してもらおーと思ってます。
要するに、食い逃げ、みたいなもん。

いつも、彼は、熱い芋焼酎をご馳走してくれる。
自分が、焼酎飲めないの知ってて、ご馳走してくれる。

ま、もう一杯、もう一杯、と
ススメテくる。

そして、いつも帰る時間が遅くなる。
そして、らくだは風邪を引く。