いつもは、彼女、1時01分の最終だ。
でも、彼女に用事があったから、
「0時50分、武蔵小金井行に乗って」と連絡した。
「はい、じゃあ、最後尾で待ってるわ」
「了解、またあとで」
なかなか、本日もおかげ様でご盛況。
慌しく、店をでる。
駅のホームに向かう。
武蔵小金井行は、すでに新宿駅に着いている。
最後尾だったな。
走って、向かう。
最後尾に着いた。
彼女から、メールが入っていた。
走ってて気づかなかった。
「おしりの二番目のとびらのとこにいますよー」
そうか、二番目の扉のあたりか。
らくだ、キョロキョロ。
あれ?いない・・・。
電話した。
繋がった。
「今、どこ?」
「だから、おしりの二番目の扉のとこに座ってますよ」
「え?いないよ」
「だから、おしりの・・・」
おしりのおしりのっていわれても、いないものはいない。
発車を告げる、サイレンが鳴る。
電車は動きだす。
あぁ、会えなかった。
なぜ?
神様のいぢわる・・・。
「動き出したね」
「あ、はい・・・」
「・・・」
「あ、これ、もしかして、先頭かも・・・」
おいおい!
最後尾でっていったの、オマエだろ・・・!
しかも、先頭かどうかなんて、東京駅、でたら、すぐわかるだろ・・・。
また、加わった、新たなドヤ伝説・・・。
次の駅で、二人は電車を降りて、ともに、真ん中へ向かう。
次の駅で、さらに、二人は近くなる。
「今、どのあたりですか?」
「あ、見えたよ、見えたよ」
彼女を確認して、また電車に乗り込む。
やっと、次の駅で会える。
はやる気持ちを抑える。
私の頭の中で、山下達郎が流れる♪
そして、次の駅に着いた。
見事、合流。
抱きつきたい気分だ。(本当にそんなことしたら、ドヤパンチが飛んでくる・・・)
こんなに会いたいけど、会えないなんて・・・。
こんな近くにいるのに、会えないなんて・・・。
なんて、切ない気持ちなんだ。
そして、約束の「モノ」を渡して、仕事の用事は無事、済みました。
彼女は、お土産を私にくれました。
風月堂のケーキ。
彼女のカバンにはいつも、ケーキが入っている。まるで4次元ポケットだ。
そして、
日本を代表するフルーツ「みかん」。
おいおい、東京のド真ん中で、「みかん」を出すんじゃないよ。
しかも、電車の中だよ・・・。
彼女にはそんなこと関係ない。
そして、気がつけば、彼女の最寄駅。
彼女と過ごした時間、5分程度。
彼女が最初から最後尾にいたら、もっと楽しい会話ができたはず。
でも、それでよかったのかもしれない。
恋は、なにがし障壁があったほうが、盛り上がるモノ。
(だよね?トドさん)
そう、彼女は私に教えてくれたのだ。
そう、思うしかない。
彼女に常識は通じない・・・。
毎回毎回、彼女に腹を立ててたら、体がもたない・・・。
楽しくも切ない、シンデレラエクスプレスごっこ。
ありがとう。
ps その晩、たまたま借りてあった、映画版「電車男」を観ました。
エルメスが、電車男を、電車から無理やり連れ降ろすシーン。
「やっぱり、家まで送ってください」とエルメス。
ジ~ン・・・。
あのシーンが一番、よかったです。感動。
もし、ドヤさんに同じことされてたら、らくだキックしてたと思う。
うそうそ、改札ぐらいまでは見送ってあげますよ。
次は、先頭で会おう!
でも、彼女に用事があったから、
「0時50分、武蔵小金井行に乗って」と連絡した。
「はい、じゃあ、最後尾で待ってるわ」
「了解、またあとで」
なかなか、本日もおかげ様でご盛況。
慌しく、店をでる。
駅のホームに向かう。
武蔵小金井行は、すでに新宿駅に着いている。
最後尾だったな。
走って、向かう。
最後尾に着いた。
彼女から、メールが入っていた。
走ってて気づかなかった。
「おしりの二番目のとびらのとこにいますよー」
そうか、二番目の扉のあたりか。
らくだ、キョロキョロ。
あれ?いない・・・。
電話した。
繋がった。
「今、どこ?」
「だから、おしりの二番目の扉のとこに座ってますよ」
「え?いないよ」
「だから、おしりの・・・」
おしりのおしりのっていわれても、いないものはいない。
発車を告げる、サイレンが鳴る。
電車は動きだす。
あぁ、会えなかった。
なぜ?
神様のいぢわる・・・。
「動き出したね」
「あ、はい・・・」
「・・・」
「あ、これ、もしかして、先頭かも・・・」
おいおい!
最後尾でっていったの、オマエだろ・・・!
しかも、先頭かどうかなんて、東京駅、でたら、すぐわかるだろ・・・。
また、加わった、新たなドヤ伝説・・・。
次の駅で、二人は電車を降りて、ともに、真ん中へ向かう。
次の駅で、さらに、二人は近くなる。
「今、どのあたりですか?」
「あ、見えたよ、見えたよ」
彼女を確認して、また電車に乗り込む。
やっと、次の駅で会える。
はやる気持ちを抑える。
私の頭の中で、山下達郎が流れる♪
そして、次の駅に着いた。
見事、合流。
抱きつきたい気分だ。(本当にそんなことしたら、ドヤパンチが飛んでくる・・・)
こんなに会いたいけど、会えないなんて・・・。
こんな近くにいるのに、会えないなんて・・・。
なんて、切ない気持ちなんだ。
そして、約束の「モノ」を渡して、仕事の用事は無事、済みました。
彼女は、お土産を私にくれました。
風月堂のケーキ。
彼女のカバンにはいつも、ケーキが入っている。まるで4次元ポケットだ。
そして、
日本を代表するフルーツ「みかん」。
おいおい、東京のド真ん中で、「みかん」を出すんじゃないよ。
しかも、電車の中だよ・・・。
彼女にはそんなこと関係ない。
そして、気がつけば、彼女の最寄駅。
彼女と過ごした時間、5分程度。
彼女が最初から最後尾にいたら、もっと楽しい会話ができたはず。
でも、それでよかったのかもしれない。
恋は、なにがし障壁があったほうが、盛り上がるモノ。
(だよね?トドさん)
そう、彼女は私に教えてくれたのだ。
そう、思うしかない。
彼女に常識は通じない・・・。
毎回毎回、彼女に腹を立ててたら、体がもたない・・・。
楽しくも切ない、シンデレラエクスプレスごっこ。
ありがとう。
ps その晩、たまたま借りてあった、映画版「電車男」を観ました。
エルメスが、電車男を、電車から無理やり連れ降ろすシーン。
「やっぱり、家まで送ってください」とエルメス。
ジ~ン・・・。
あのシーンが一番、よかったです。感動。
もし、ドヤさんに同じことされてたら、らくだキックしてたと思う。
うそうそ、改札ぐらいまでは見送ってあげますよ。
次は、先頭で会おう!