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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

美しい極細月が浮かび上がった夕景

2023-09-17 20:13:50 | 惑星・天体ニュース

    気が落ち込むようなことが多い日々ですが、そんな時も静かに私たちを見守って動いているもの・・・私にとっては月です。

  今日も、夕方「そうだ、月が見えているかもしれない」と思い出すと、途端に身体に元気がみなぎり、西空の見える場所へ自転車でひと走り。ところが、行っ多時間が少し早すぎたようです。

   <17:57>

     空に雲はまったくないのに、月がどこにいるのか分かりません。この辺かな?と思える所を、細い月なので、あれこれ露出を工夫しながら、写真には写るかと数枚写真を撮ってみましたが、月は現われてきません。

     こんなに雲がないのに、どうしてダメなのかな~。スマホのアプリを出して、月の位置を確かめます。この方角であっているのに。西の太陽が沈んで明るいところの左上に、みえないかもしれない火星のそばに細い、細い月が見えるはずです・・・・。

     散歩風のおじさんが、「今日の夕空は今ひとつですねぇ」と声をかけてきました。

    「そうですねぇ~。これだけ雲がなくて晴れているので、月が見えてもいいのですけれどぉ」と応えつつ、私は月探しを続けます。

    「あっ、見えてきましたよ、月がっ!!!」「えっ、そうですかぁ~」

    <18:00>

     標識のちょっと上に月が見えてきました。おじさんは、「みえないよ」というので、「標識の上を、この位置からみるとみえますよ」と、伝えると・・・「あぁ、ほんとうだ、目がいいねぇ。確かに細いこんな風な月が、みえるね」とおじさんが、月の弧を指で描いてみせてくれました。「そうそう、細くてきれいな月でしょう」と私。

     月が薄く浮かび上がりだした上の写真で、微かに見えはじめた月の白い弧、見つけられましたか?

     月は、辺りが暗くなるごとに、くっきりと姿を現してきました。

     

    「これから、この月は昇っていくんだぁ~」とおじさんが言うので、「いえいえ、朝から太陽を追っかけていたけれど、太陽の明るさに負けて見えなかった月が、今太陽が沈んで、やっと『出番だぁ~』と姿を浮かび上がらせたところなんですよ。でも、すぐに、太陽を追いかけて、沈んでいっちゃうのです」と伝えると。「へぇ、そうなんだ」としばらく眺め、「蚊に刺されない?大丈夫」といいつつ、おじさんはいなくなりました。

    <18:07>

      太陽が最後の力を振り絞って光を放った中で、月がさらに力強く姿をみせてくれました。

      一昨日9月15日に新しい巡りが始って3日目の三日月でした。明日は、太陽からの距離が離れ、今日よりさらに高いところで、今日より太くなった月に夕方出会えるかもしれません。

      今日も無事に1日を終えられた事に感謝して。明日もいい1日になりますように。

     

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2 コメント

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Unknown (ブドリ)
2023-09-18 13:56:08
昨日は限られた時間で、なんとか見られましたね。
一時は見えないまま沈むのか?と思いましたけど、無事に見られましたし、ISSともなんとか撮れてよかったです。
ISSは北寄りは肉眼でも見られましたよ。
Unknown (felizmundo)
2023-09-18 23:23:10
>ブドリさん
  昨日はブドリさんも、見えないまま沈むのかと心配したんですか。私もです。今日は、見に行くともうすぐ目に月が飛び込んでくるような感じで、不安のないお月見が無事できましたね。

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