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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン156

2020-03-05 23:50:28 | ピアノ

 今日は、強風で我が家の利用する電車がビニールが架線にひっかかり運転見合わせに。これは、レッスンには行けそうにないと半ば諦めつつも、最後に"Blessed Life"のアドリブからオリジナルテーマに戻るあたりを再練習。ふと、PCで運行状況をチェックすると・・・運行が再開していた!

 慌てて用意をして、レッスンへ。問題なく、先生の家にたどり着いて楽譜を取り出すと、最後に練習した"Blessed Life"の楽譜がない(汗)一番練習していたのに。

 動揺しながらも、まずは藤井英一さんの「ピアノで弾く”ジャズ・スタンダード”」から新曲の””My foolish Heart" から初お披露目。結構出だしの4小節がリズムがとらえ辛く難しい曲でした。まずは、1回たどたどしくも最後まで弾いて、難しかったことを強調しつつ、ゆっくりと、出だしから確認しながら再度弾いていきました。 難しくさせている音は、初心者ゆえカットすることにして、進みます。Bにも出だし2小節目に取りづらい音がありカット(笑)だんだん楽になり、落ち着いてきて、間違いやすい落とし穴に落ちたら、弾き直しつつ、最後の音がたくさん並んで指がまわらない部分は、"Blessed Life"を置いてきてしまったので、レッスン時間に余裕がありそうなので、ゆっくり何回か弾いて繰り返し部分へ。どうにか、テンポをゆっくりに保って繰り返しから最後に辿り着くと・・・先生が、この細かいところは難しいし、「こんなところで、いいんじゃないですか」と言って下さり、あっさり次回は次の曲へいくことに。

 次は、同じく藤井英一さんの、これはJAZZトレーニング本の練習曲「ブルース(その1)」の1~11までに分けてあるものの1と2を今日は弾くことに。これは、これまで以上に複雑で、大変でしたが、出だしで先生に「あれっ、違いますね」と言われてしまい・・・そうだそうだとやり直すのですが、調子がでず。どうにか、3~4回目に取り戻してきて、先生がまた下の伴奏をつけてくださったのですが、自分の音を落としたり、左が楽譜通りに入らなかったり散々でした。

 先生が、これはかなり1テンポ前に(右左そろえて)音をいれることにこだわっているけれど、大事なのはテーマだから、左は一緒に出ずに遅れても大丈夫なので~と言って下さったことで、だいぶ肩の力が抜けて、楽しめるようになりそうでした。

 そして、最後に先生のオリジナル曲”The End Of The Game"へ。難題の4ビートで弾いていたのを、16ビートという課題が与えられていました。

 実はどうして最後まで"Blessed Life"を練習していたかというと、"Blessed Life"は明らかに16ビートの曲で、右手も左手も、16ビートのリズム感にあふれている曲。だから、そのリズム感を頭にしっかり入れて、それを4ビートになっている”The End Of The Game"にパーカッションがやっている部分を左手に入れて弾こうというので、少しつかまえどころが分かってきそうだったのです。

 先生に、分からないまでも、入り口に立った感じだったのをうまく弾けないまでも、こんな感じになって~と説明すると・・・考え込んだ先生が、「これだと、曲のイメージが違う」と席を代わっていろいろ弾いて、「16ビートだとどうも違ってしまうようなので、8ビートにしましょう」ということになり、模範演奏へ。なるほど、なるほど。大分モデレートな感じで、CDとはやや違いながらも、ピアノのソロで弾くには、耳に快い感じになり、しかも最初弾いたより華やかになりました。

 と、"Blessed Life"は楽譜を置いてきてしまったので、レッスン終了と思ったのですが、先生の最初に下さったオリジナル楽譜は持っていることを思い出し、前回音の出だしが不揃いになっていたところを修正した確認をしていただきOKをいただきました。それと、前回考えて頂いた(Fm6/C とCMのコードで、繰り返す)単純なヴァージョンのアドリブの確認と、その後に元のテーマに戻るところがどうも自然に行かない悩みを相談。すると・・・あっけなく、「それは、最後のところを、C7/Eに変えるといい。そうすると、戻る元のテーマの頭のFM7に自然に流れやすい」とのアドバイスがいただけました。「それだけですか?」 「そう、”E”と大事なのは、C7の”B♭”の音。この音を入れると、FM7に自然に流れる」 (なるほど、なるほど)「トニックは安定しているから、そこから直接サブドミナントに行くのが難しいので、(トニック→セカンダリードミナント→サブドミナント)とすることで、トニックから柔らかに音が流れを変えていきます」とのこと。

 確かに、E、B♭で流れが変わりFM7に動いていくのが、まるで魔法のような感覚で、音楽って面白い!!!楽しい!!!と今日もワクワクするような素敵な収穫のあるレッスンになりました。

 次のレッスンも、また楽しくなりそうですねぇ。頑張ります。 

 

  *我が家の4つ葉のクローバが冬を越えて息を吹き返してきました。草や枯れ葉をとって、お世話をしてあげないと~ですね。(全部が4つ葉ではありませんが、よく見るとたくさん見つかりますよ)

  

 

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