信じて待ったら、雷雨の後に丸い月が！

　　　昨日は、仕事帰りの空には隙間なく雲が覆い尽くしていて、月のいる場所もわからず。さらに、前日に続き夕飯すぎには、雷がまた鳴り始めました。しかも、それがどんどん近くになってきて・・・これはお月様どころの騒ぎではないかも。と、思いつつネットでいつも見ている「銀河鉄道の月」のサイトのココを覗いてみるとタイトルが「2019年9月　月齢12.0　激しい雷雨のち十三夜の月」！！！　まさかのお月様を見たとの写真がアップされていました。

　　　天気は基本的に西からやってきます。ということは、もうすぐ雷雨がひどくなるのかと予想していると、案の定雷が我が家の上を通過しているのか思えるほどに周囲の空がチカチカして、昨日の横に走った稲妻が今度は南空の上の方から、縦に凄い音を立てながら幾筋かが落ちていくのも見えました。土砂降りです。や～、さすがに覗くサッシの窓に振動を感じるような雷、怖かったです。

　　　さて、明日ちょっと心配要因を抱えて出かける用事があって、ここはどうしてもうまくいくようにお月様にお願いしたいところなのだけれど、お月様できて～と願いつつ外を眺めていました。すると、凄かった雷がずんずん東へと移動して行くように感じられました。よし、ではゆっくりお風呂に入って出る頃には、お月様が顔を出してくれるかも。

　　　期待してお風呂に入り、外をみると、雨は止み、少し雲が空いてきたような気はしましたが、まだ月の姿は見えませんでした。でも、（もう少し待てば月が見えてくるかもしれない？）と期待できるような雲の薄くなっているところがありました。

　　　そこで、友人からもらった長文メールへの返事の準備をしたり、お月様待ちの間に作業をあれこれしてました。

　　　さあ、そろそろかな？と思って覗くと、「やったー！」予想通りに月が出てくれていました。アンテナのそばで、もう少しタイミングを逃したら、建物に隠れてしまうような位置でした。　今の月は満月近いので高度が低いです。

　　　　　　　

　　　「お月様、有難う。明日のいろいろ心配なこと、うまくすべていくように私に力を貸して下さい！！！」

　　　　　　　　　　　　　

　　　　日付が変わって１２日になっていましたが、きれいにお月様が撮れました。この後、このお月様は、あれよあれよと黒い雲に隠されながら、建物の向こうに沈んで行きました。

　　　　ご存知ですか？太陽は夏は高く、冬は低い空を通って行きますが、満月はその反対側にいるので逆になります。満月は、夏は低く、冬は高い空を通って行きます。ただ、月は満ち欠けしていて、新月近い月は、太陽に似た動きになるし、地球の周りを約１カ月で回っているので、太陽よりこの高くなったり低くなったりが激しく変化します。だからこそ、月を見ていると、見ないうちに予想外に北寄りから上って、空高くを通っていて、見落してしまったり、低くて建物に隠れていたりと、毎日連続してみてないと見落してしまいがちなんです。

          そこで、前にこのブログ８月３日ご紹介したのが、スマホのアプリ「コンパス」と「星座表」です。無料で使えるので気軽に試してみて下さい。コンパスは、月が出ていると、月の形と、月の出ている方向を教えてくれます。後は、ただその方向の空を探して見るだけです。特に見つけづらい細い月や、白い雲に紛れて見つけづらい昼の月さがしには便利ですよ！！！

　　　　下の右は「星座表」です。その時間、あなたのいる場所で見えている星、惑星、月の位置を教えてくれます。見えていない時も、地面の方を向ければ地球の裏側のどの辺にいるかも分かりますよ（笑）

　　     　　

　　　　さあ、こうしてお月様にも無事に会えたお蔭で、今日はすべてが順調に行きました。電車もどうにかほとんど座れて、用事もトラブルもなく済ませることができました。西にいるお月様友だちの事前情報で、絶妙なタイミングでお月様に逢えたのが力になってくれました。

　　　　今、コンパスをみたら、もう月は東南東に上ってきたようですが、雲がその辺りにはいっぱいでみつけることはできませんでした。でも、慌てない慌てない。まだ１７：１３に上ってきたばかりの月は明日の４：０６に沈むまで、たっぷり空で私たちに逢うチャンスを与えてくれるはずです。明日が中秋の名月の丸く明るいお月様の威力は薄い雲なら絶対に「ここにいるよ～」といる場所がわかるはずです。

　　　　今日こそはいいお天気で、今度の雷雨で復旧が遅れている鉄道や電線、ライフラインがしっかり復旧してくれることを願っています。復旧に携わって下さっている皆様、お疲れ様ですが、どうぞ頑張って下さ～～～い！