梅雨前線が日本の上から離れず、胸が痛みます。早く、梅雨が明けてくれないか。大雨による洪水や土砂崩れで被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げます。私には、何もできず、もうこれ以上の被害がでないことを祈るのみですが、お月様がでてきて、私の祈りを聞き届けてくれないだろうか。そう思いながらも、くもに覆われた夜空を昨夜も何度か見上げていました。
すると、何とちょうど日付が９日から１０日に変わる頃、お月様が姿を見せてくれましたっ！ ご覧下さい！！！
＜２０２０年７月１０日０：０２＞
最初は、黒雲の中を出たり入ったりしていましたが、ほんの数十秒の間、雲を抜け出してこんな姿を私にみせてくれました。それはまるで、「君の願いを聞きにでてきたんだよ」と言ってくれているようでした。「お願いします。皆が平穏に暮らせるように守って下さい！！！」
願いを受け取ったと思ったら、月はこんな光のベールを広げながら、消えていきました。
こんなに雲に囲まれながら、姿を見せてくれていたのですね。
関東は今日も曇りですが、今シトシト雨が降り出しました。
ほどほどの雨を日本にやさしく降らせて、早く梅雨が終わってくれることを祈っています。
そして、コロナウィルスの先行きにもまた暗雲が立ちこめてきました。
どうも、対策が進められて第２波は安心していられるという状況ではなさそうです。PCR検査能力が１日３万件近くなったといいながら、政府の統計を見ると、１日に１万件以上の検査をした日はたった２日しかこれまでありません。昨日も９０００件ほど。厚生労働省のココを見ると色々な資料が誰でも確かめられます。
この表。このブログをずっと読んで下さってきた読者には馴染みの表ですが、変化しています（過去の記事ココから）。日別の表が少なかった厚生労働省の統計の中では、この「PCR検査の実施状況」の数字は、ずっと日別で表示されていました。ところが、やけにコンパクトになっていたので、注意してみると、６月２１日までは１週間の累積数になっています。累積数については、その内訳が別記されているのならいいですが、当然記載はなさそうです。今もＰＣＲ検査能力を誇るように、「３１４９４件」と書きながら、３０％前後しかその能力を使っていない現状です。まして過去の検査数の低かったお粗末さを累積で隠してしまったように、私には思えますが、皆様はどう思いますか？
月に見守られて、何のファクターが助けてくれたのか、欧米に起こったような医療崩壊を免れることが、これまではできましたが、それは将来も大丈夫な保証にはなりません。しかも、今日の東京の感染者数の発表は２２４人。
さあ、一人ひとりが自分の判断で防備はするものの、頑張ってくれた医療関係者の方が病院の減収でボーナスがでない。コロナウィルス患者のために病床を割いても経営悪化しているのを政策でしっかり支えて２波にそなえないと・・・
福島原発事故も、もっと最悪な結果を招いた可能性がありました。それも忘れずに、私たちは間違いのない準備と対策をしているでしょうか。再生可能エネルギーへの転換は進んでいるでしょうか。原子力発電の危険、関西電力で汚いお金の流れもしっかり垣間見られたのに、まさかまだ再稼働をすすめる！？ もう、原子力の神話は終わりにして、現実を見据えて正しい道を探して歩きましょう。
過去に学ばない社会に、未来はありません
私たちも過去に学んで間違いのない将来を目指すので、お月様、非力な私たちにどうぞ力を貸して下さい！！！
アクセス
トータル
私も、少し前にボヤーッとですけど見られましたよ。
東京都の感染者は増え続けますね。
検査数が増えたから、夜の街の集団検査でと言っていますけど、半数近くは経路不明。夜の街以外も、40代、50代もじわりじわりと増えてきているのに目を背けっぱなし。
この国は1億玉砕しないとだめなのかと思ってしまいますよ。
ブドリさんも２日続けて月を見られたんですね。昨日は、日付が変わる当たりからは、結構安定して雲の中を泳ぐ月が見えていました。
それにしても、天候も、政治も、なんだか大きな力の前に困りながら無力さを感じさせられることばかり。
我が家では、家族が日々、次々と不調ばかりを口にして、明るい出口がなかなかみえてきません。医者に行っても解決してもらえず、困っています。
空を見上げ、鳥や花に励ましをもらい、日々に小さな楽しみをみつけて過ごしていくしかないですね。でも、世の中、希望に満ちていいことづくめの人なんて、存在しない。最近は、そう思うようになりました。