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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2014年2月の惑星

2014-02-01 08:27:27 | 惑星・天体ニュース

   正月がすぎ、あっという間にもう2月。寒いと思っていたのに、昼の日差しは暖かさを増して、庭の水仙やろうばい、梅の蕾を開かせ始めました。新月から始まった今年最初の月のひと巡り。あなたは、どんな姿の月と遭遇できましたか?
   私は、結構みられましたよ。最後に月齢27過ぎの有明の細い月と金星とが並ぶのも眺められました。

   さあて、今月の惑星の様子はどんなでしょう。

   水星:1月の下旬には夕方に戻ってきた水星。今日あたりが1番空の高い位置で見つけやすいはずなのですが・・・見たい人は今の内ですよ。
   ただ、水星は金星や木星に比べて暗く太陽に近い、空低くにいるので、肉眼でみつけるのは大変です。実は、わたしも数回夕空で探しましたが、今回はまだ見られていません。双眼鏡も使ったのですが・・・。でも、探さないと見えないのは、買わないと当たらない宝くじと一緒です(笑)

   金星: すっかり朝の星になっています。先日、6時に目が覚めた時、朝の金星と月の写真をとって写真ブログにアップしましたので、ご覧下さ~い(ココをクリック)。8月過ぎまでは、太陽より早く登り東空の結構見やすい位置で明るく輝いています。

   火星:春の星座のスピカの前を露払いの役を果たすように上ってきます。春の星座ということは、夜遅くにならないと見られません。朝暗い内に起きる早起きさんが逆に起きた時見上げる南空のいい場所にみつけられます。

   木星:冬の大三角の上のふたご座の中で燦然と輝いています。夕方には見やすい東空に1番星として存在感を示しています。間違いようもないほど目立っている星が木星です。望遠鏡で覗くには、夕食後だともう高い位置で大変ですね。

   土星:上るのが遅い火星よりさらに遅れて、春の星座の後の夜中過ぎ。これも朝暗い内に起きる早起きさん、是非火星や金星と共にお楽しみ下さい。南空やや西の火星から、土星、東空の金星と順に探してみて下さい。

   最近はスマホやiphoneのアプリで簡単に星や惑星が空に向けると名前が表示されるようですね。お持ちの方はそういったアプリをダウンロードして楽しんでみて下さいね。
ない方は、国立天文台の「今日のほしぞら」がおすすめですよ。

   さあ、朝起きられない私は、今月は望遠鏡を持ち出して、木星とガチンコ勝負。ガリレオ衛星観察にチャレンジしてみましょうか?
   ただ、これまでずっと肉眼派惑星ウォッチャーだったので、望遠鏡とはどうも相性が悪く、苦戦続きです(苦笑)水星は顔を見せてくれるかな~
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