今朝も4時前に起きたが、今の時期の早起きは苦痛にはならない。晴れてさえいれば・・・。
外に出てみると、しかし雲が東空を覆っていて、わずかに地平線近くだけが明るく太陽が昇ってくるのを感じさせる空でした。でも、月をみつけようと、少し移動すると、一瞬 月が「ここに、いるよ」と、私に居場所をかすかに教えてくれた上に、その月の右上では、木星までもが「僕もここにいるよ。きのうと違ってお月様とは離れちゃったけどね」とつけ加えて光を放ってみせてくれたのでした。
<2023年7月13日3:56>
木星の写真は取り損ねましたが、とりあえず、その一瞬で奇跡のように、月だけは撮ることが出来ました。どうして、奇跡かというと、その時の空の様子は、こんなだったのですから。
<3:58>
右下の地平線近くだけが、明るく見えているだけで、あとは、暗く雲が覆っていたのです。月も、木星も一瞬だけで消えてしまったこの上の写真の状態で空を見上げたのだったら、すぐに諦めて家にもどるようなひどい空の様子でした。
でも、月と木星を一瞬でも見られたので諦めずに待っていると・・・
<4:08>
月がまた姿を見せてくれました。
<4:09>
鳥たちの声は聞こえ始めていましたが、まだ人は寝静まった朝。この月を眺めている人は私のそばには誰もいません。美しいこの月を独り占めの贅沢な時間を味わいました。月というのは、ほんとうに不思議な存在です。満ちては欠け、飽きさせることなく、地球の周囲をまわっているこんなに大きな存在。もう、このように月を見始めて長い年月が経ったのに、いつも「こんな美しい月を初めてみた」と思える感動を与えてもらえます。上の写真は、やや暗めに撮れていたので、空が明るくなるように調整して撮ると・・・趣の違う写真になりました。
ほとんど撮った時間は同じなのに、別人のようですね(笑)
2度寝して起きたら、今日は青空がみられず、月にはこれ以上は会えそうにありませんでしたが、早朝にお月様に会えて、どうぞ、今日もいい1日になりますように。