もう、今年も1年の4分の3を過ごしてしまったのですね。おせちとかの予約宣伝には驚きましたが、きっとそれもアッという間なのでしょうね。
さて、先月は、結構お月様を楽しめたのですが、皆様はいかがでしたか?
恒例の先月の月の巡りをごらんにいれましょう。
惜しかったのは、8月4,5日。21,22日あたりですね。9月の月の巡りは実は8月の27日の新月から始まっていて、28日~30日に3日続けてみられなかったので、昨日31日からのお月見スタートだったので、上のようにはもういきませんね。
さて、では、今月の惑星を見ていくことにしましょう。
水星:9月最初には、わずかにチャンスがありそうですが、昨日も晴れていましたが、見損ないました。実は、見えたか?と思ったのですが、間違いでした。今ダメだと、今後はさらに見づらくなるので、明日、明後日によほど天気が良ければ、暗くなって直ぐから探してみましょう。ただ、水星をみつけるには、「開けた西の地平線が見える場所」と、「双眼鏡」か「ズーム能力の高めのカメラ」が必要です。
金星: 夜明けの東空に太陽にさきがけて昇ってきます。これから、だんだん太陽に近づいて見づらくなってくるので、夜明け前に起きられる人は早めに楽しんで起きましょう。私は、7月にもう楽しんだし(ココから)、未明は苦手なので無理はしないつもりです。万が一、あなたが早起きしてまだ暗かったら、東空の低いところに肉眼で分かるほど明るい星があるか探してみて下さい。
火星:出る時間が遅く、夜中過ぎないと今は見られません。間違って夜中に起きた時、もしくはまだ暗い未明に目が覚めた時に探してみましょう。その時、これからだんだん火星は接近して明るくなってくるので、明るさを覚えておくと楽しいですよ。是非、今の内に見ておきたいと思う方は、9月17日、18日には月がそばにくるので、見つけやすいです。ちょっと赤く見えますよ。
木星:夜の見やすい時間に見えるようになってきました。肉眼でも目に飛び込んでくるほどに明るいです。9月11日には、月が近づくのでよりわかりやすいです。夕飯後には昇っているので、探してみてください。子どもが「夜空に穴があいているよ~」と表現したことがありますが、ホントにそんな風に思えるほど明るいです。
土星:木星よりさらに早い時間に昇っているので、木星のように明るくはありませんが、肉眼でみつかると思うので探してみましょう。木星を見つけて、視線を右へ右へと移してみるのもいいですが、月が9月8日には土星のそばに来るので、月に教えてもらいましょう。
というか、もう秋の雰囲気が漂ってきていると思ったら、もう9月10日は中秋の名月なのですね。下の国立天文台の図をご覧下さい。
9月8日に土星のそばにいた月が、満月になりながら木星の方に移動して行って、中秋の名月の時は 土星と木星の間に位置しています。
満月の次の日は、少し欠けた月が木星に近づいていますよ。楽しそうですね。未明に楽しんでいた惑星が、すっかり夜に集合し始めてくれているのですね。いやいや、本当に秋なんですねぇ。
では、今月は、夜は、早く昇るようになった木星と土星を特に満月前後(8~11日)に楽しんでみましょう!
そして、間違って夜中に起きたら、火星と木星。未明なら、火星と金星にも逢えるかもしれないので、それぞれ探してみまししょう。
何だか、結構 惑星と逢えそうで、楽しい9月です。
*但し、9月後半にはもう木星は夜が見やすくなる分、未明には見づらくなりそうです。