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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

凄い芸術家・山崎覚太郎、加山又造、知らなきゃ損!

2010-05-20 20:33:00 | 日記
 あなたは、山崎覚太郎を知っていますか?では、加山又造は?
 
 私も、つい最近まで知りませんでした。作品も、まったく見覚えのあるものがありませんでした。
 しかし、凄いのです。彼らの作品は、一度みたら、絶対忘れられないでしょう。

 山崎覚太郎は、1899年生まれの漆工芸家。漆に顔料を混ぜた様々な色で、鮮やかな色彩の作品を製作し芸大教授もした人。
 先日、TVの「鑑定団」で屏風が出品され、彼の作品の他の作品も多数紹介されました。そのモダンな意匠と意外性に衝撃を受けました。
 特に「空」という電信柱と青空を描いた作品には、雷に打たれたようになりました。

 そして、昨日千葉のデパートの美術展示で見た加山又造氏。
 多摩美大の教授だったようですが、芸大の名誉教授にもなっていて、偶然の一致か2人とも現在の芸大出身者です。

 加山氏の波の表現と月は、今までみたことのないもので、心を突きさし揺さぶられました。

 これまで、私の好みは、版画ではビュッフェ。絵では、ゴッホ、東山魁夷、青木繁でしたが・・・加山又造の「火の島」は鮮烈です。

 こんな二人の巨匠を、いままで知らなかったなんて信じられません。

 いや、どうしてこのゴッホのような凄まじい才能をもった2人が、私を含めた多数の人々に、強烈に触れ合ってこなかったのか、もったいない話しです。
 「火の島」は、エネルギーが絵から発散されて、熱さえ感じられます。

 この日記では、写真を入れられず紹介できませんが、是非とも図書館や美術館で、彼らの作品に触れて下さい。

 絵を見るだけで、強烈な衝撃が心の中に流れ込んできて、あなたの中の血を溶かし動かし出す感じがするはずです。
 
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