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kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

つながる

2016-04-12 20:14:42 | ひとこと
年をとるにつれ


知識が増えるにつれ


想いが深まるにつれ


うすれていく


さかいめ


やさしいきもちが


 距離


  国と言葉


   空間 を


    こえるとき


あなたとのさかいめは


もう


わからなくなっていく
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ダンス

2016-04-11 11:44:12 | ひとこと
すずなりの


常緑樹の葉たち


若いころは


風とささやきあい


としをとると


北風にエスコートされ


地に舞い降りて


円舞


いつ練習したのか


美しい弧を描いて
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見ないで~!

2016-04-09 20:25:50 | 
ようやく気温が上がってきたので

今日はいよいよ

3mmカットに挑戦

なにしろ梳かされるのが大嫌いなおふたり

おにいちゃん犬なんか

ひと櫛入るごとに

私の手をガブッ、で

もうこれ以上は

私の手がもたない

ってことで

いざ出陣

まずはおにいちゃん犬

少し慣れてきたから

頭頂部と体は

わりとおとなしくやらせてくれる

おかげですっきり

でも顔は・・・

目の前でバリカンが動くのが気に入らないようで

バリカンが触れる直前に

顔をそむける

その結果

お顔だけザンバラ

そのままじゃ外歩けないので

3mmの枠を外し

本体だけで微調整

すると・・・

やっぱり顔を動かすんだけど

なぜかときどき

バリカン方向に顔をグイっと向けるので

あっ・・・

刈っちゃったよ

さっきよりひどいザンバラになっちゃった

仕方ないのでお風呂に入り

ドライヤー後に再び微調整

でも

本人はもう集中力がなく

嫌がって逃げ回り

強制終了

はぁ~

続いておとうと犬

彼はとってもおとなしいし

目も見えないけど

バリカンの音が

好きじゃないらしい

結果

彼も身体は何とかなったけど

顔が・・・

でもちょっと抑えながら続けてたら

あれっ?なんだか

ねずみみたい・・・

鼻から下の毛を刈りすぎて

顔の形が三角形になり

見た感じ

げげげの鬼太郎の

ねずみ男

でも

そんなこと言えない

「だいじょうぶだよ~、かわいいよ~」

ってごまかして終了

お風呂入れて乾かしたら

何とかなるって思ったけど

刈ってしまったものは

何ともならなかった



ねずみ男犬いっちょあがり~


あぁ~

おとうと犬は

丸顔なら

けっこうかわいかったのに・・・

大小のいろんな不幸が続く

おとうと犬

ごめ~ん


そんなわけで

みんな

しばらくの間は

おにいちゃん犬とおとうと犬の顔

見ないで~
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悲劇、じゃなさそう

2016-04-08 20:01:14 | 
おとうと犬の

左の緑内障を指摘されてから

顔を見れば

目のこと考えちゃう私

確かに2年前

充血で眼科受診したときすでに

「目がうまく閉じられないから、涙が出にくい」

と言われてたくらい

彼は目が大きい(その時はまだ緑内障なし)

ぱっとみると

目と鼻が同じ大きさで

(一瞬)美形にみえる・・・

それが最近では

ぐっと目を凝らすと

左は白目まで見えちゃうくらい

大きくなってる

ひとみは宇宙みたいにきれいで

この目が

見えないうえに緑内障だなんて・・・



ついウルッときそうになる私

「ほんとうにごめんね」

ああもう、なみだが・・・

と思ってる矢先

「ワン」

・・・あっそう、トイレ・・・

そのあとまた

「ワン」

ああ、おなかすいたの・・・

食欲はものすごく旺盛

さらに

「ワン」

お散歩のときは

大好きなわんこのおうちのそばまで

がんばって歩く

・・・あの~

私は愛と感動のドラマのなかに

入り込もうとしてるんですけど~

あまり痛がる様子もなく

本人はいたって元気だし

まだまだ長生きして

一生を楽しむ気満々


そうだよね・・・

これはおとうと犬の一生のことなんだから

外野が勝手に物語作っちゃだめだよね  ですよね~


考えてみれば

全盲とか緑内障も

よくある話

そんなに悲劇ぶることなかった



ようやく気付く私

慣れないこととはいえ

恥ずかしい限り

主役はあくまでもおとうと犬

彼が楽しく生活できるように

サポートするのが私の役目


そんなこんなで

あたふたしてるのは

飼い主ばかり

なのでした

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2016-04-07 21:28:31 | ひとこと
かさぶたになるころ


やたらと気になる傷


指を這わせては


かさぶたのつけねに


爪を立てる


血が流れるのをわかってて


それでも


止められない


そうして


何度も傷をえぐっては


痛みに耐える


傷は


癒えない


こころも


おんなじ


なぜひとは


忘れたころに


古傷をえぐって


自分を傷つけるのか


そんなことして


よくならないことは


わかりきっているのに



そんなことふと思う


春の雨の夜
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