goo blog サービス終了のお知らせ 

kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

まじ泣きそうだし、くたくた・・・

2022-02-08 17:14:59 | 介護

今日は母の2回目の手術日で  幸いなことにコロナ感染はありませんでした

午後から行われる予定が、時間が早まったと連絡が来て

慌てて病院に向かう 

でも今はコロナ感染が拡大中なので

手術室に行く直前までは母に会えず

看護師さんに必要なものを渡してその時を待ち

一緒に手術室に向かったけど

母も緊張してて言葉もなく

「じゃあまた退院の時ね」くらいの言葉がけしかできなかった 

その後はただひたすら手術が終わるのを病棟の待合室みたいなところで待つんだけど

今回は前回の胆のうがんの手術の時、肝臓の端っこも切ったので

その部分の癒着をはがすのも含めて6時間くらいと言われてる

だから執刀前の麻酔とか尿の管などを入れる処置を含めると

7時間は固い・・・

病院内でただただ7時間待つっていうのは苦行に近く

1時間も座ってるとお尻が痛くなるし  病院の椅子ってなんであんなに座り心地が悪いんでしょうね

でも運動できるところもなく、あまり病棟から出るのも困るというので

立って外を見たり、デイルームみたいなところでテレビを見たり、読書したりしながら  ちょっと不審なおばさん風・・・

ひたすら地味に待つ

で、ようやく4時間が過ぎ、これからどうやって残りの時間を過ごそうかなって思ってたら

看護師さんがやってきて

手術が終わったから先生の話が聞けるという

えっ、もう? 

だってまだ予定より3時間も早いし

それって、手の施しようがなくお腹を閉じたってこと・・・? 

あまりにも心配になってしまったので

案内してくれる看護師さんにそう聞いてみると

その方はまだ何も聞かされてないけど

そういうこともあるかも、と・・・

すると頭の中が一瞬真っ白になり

顔が青ざめてくるのが自分でもわかる 

でも、家族がこんなところで取り乱しちゃいけないし

とにかく気持ちをしっかり持って最後まで先生の話を聞かなくちゃ💦

それでもう気持ちは悲壮になって先生にお会いすると

先生「無事終わりました」

わたし「え?」

どうやら癒着は思ったほどなかったため、順調に手術ができたらしい

で、実際切った肝臓の左葉(左部分で全体の三分の一)を見せてくれて

ほら、このぐりぐりした塊、これが3つあったんですよ、と

実際に手袋をつけて触らせてくれる

それで本当に無事手術が終わったことが実感できて

思わず涙がこぼれそうになる 

今日は血圧など全身状態を整えるため、人工呼吸器をつけたまま集中治療室に入り

順調にいけば明日人工呼吸器も外れるという

もううれしくて先生にも看護師さんにもいっぱいお礼を言って

今日は面会もできないというのでそのまま帰ってきたけど

もう精神的にはジェットコースターに乗った感じで

正直くたくた 

帰りの運転はいつも以上に慎重にして

無事戻ってきたけど

もう今日はこのあと何もする気になれないので

早めに休もうと思います 

それにしても

一度はもうだめかと思ったので

手術の成功は前回と比べようもないくらいうれしくほっとした

とはいえ術後も合併症が心配なお年頃の母は

ここ数日はまだまだ予断を許さない

わたしは入院中は面会もできないので

必要な荷物を運ぶ以外はここで祈るしかないけど

とりあえず今日は上出来ってことで

神様にも仏さまにもうちのおふたりにもいっぱいお礼を言って

今後もまた母が元気になるまで力を貸していただこうと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする