水遊びができる公園を通りかかったら
小型犬を連れた方が水場に入っていき
浅瀬にわんこを入れたんだけど
その子はそれが嬉しくないのか
何度も水の外に出たがってたのを
飼い主の女性がその都度水の中に戻してた
そのわんこはそんなにお年を取ったようには見えなかったけど
そこは富士山の雪解け水が地下を通って流れてくるところだから
もしかしたら寒いとかお腹が冷えるとか
ちゃんとした理由があるんじゃないかな~って
なんとなく心配になった
それで調べてみたら
わんこの水遊びにはいくつかリスクがある
一つは「熱中症」で
水中にいるときはいいけど、上がった後体を濡らしたままにすると
特にダブルコートのわんこは中の被毛が熱せられて蒸れて熱中症になりやすいそうで
水から上がったらすぐ体を拭いて乾かさないと危険
それから「低体温症」
やはり冷たい水の中にいると体温が下がりすぎることがあり
水の温度や遊ぶ時間に注意が必要なのと、これも水から上がったらすぐ体をふく必要がある
そしてちょっと驚いたのが「水中毒」
プールでも川でも池でも泳いでるときは自然に水が口に入ってきて
それを知らず知らずのうち飲み込んでいると
体重10kgのわんこでは1日1リットル水を飲むと水中毒になり(だから3kgのわんこでは1日300ml)
簡単に命を落としてしまうという
だからそれで命を落とすわんこの数も半端ないようで
水上・水中に物を投げ、それを何度も取りに行かせるような遊びは危険とのこと
楽しいお遊びが実は死と背中合わせなのだから
本当に気を付けたほうがいい
また性格や犬種によって泳ぎが苦手な子もいて
水遊びが好きかどうかお風呂などに浅く水を張って、好き嫌いを確かめるのも大切
犬種は短足のダックスフントなど、柴犬、ビーグル、ウイペットなどは泳ぎが苦手な子が多く
短頭種のフレンチブルドッグなどは鼻や口から水が入りやすく泳ぎに向かないそう
因みにうちのおふたりは
シャンプーは好きだったけど、お風呂にお水をためて入れてみたら暴れまくって危険だったため
海や川へは連れて行きませんでした
それ以外にもやはり冷たい水で低体温症まで行かなくてもお腹が冷えたり風邪を引いたりすることもあるし
水辺の外の砂や砂利は夏はかなり熱くなっていて、肉球がやけどすることも多い
一見気持ちよく見えるわんこの水遊びは
思いのほかリスクが高いことが分かった
だから
わんこの水遊びは向き不向きを確かめたうえで
さらに大好きな場合でも水の温度をチェックしたうえで、時間を決めてよく休ませたり
水から上がったら体をよく拭き
水の外では歩くところの温度によく気を付けて
安全で楽しいお遊びをしていただきたいなぁと
心から願います
遊びに来てくださって、ありがとうございました