わたしは全然知らなかったんだけど
広島市の安佐動物公園で
今朝マルミミゾウのメイちゃん(推定26歳)が出産したそう
子供はまだ性別はわからないけど、体高は75センチほどで
お乳を吸う様子も見られているとのこと
ゾウの出産は通常15歳までがいいとされて
26歳はかなりの「高齢出産」
それだけに飼育担当の皆さんはケアも大変だったと思うけど
それだけじゃ快挙とは言えない
じゃあ何が快挙かというと
マルミミゾウの飼育は世界で3頭しかおらず
そのうちの2頭が安佐動物公園にいて
飼育下での出産は世界でもほとんどないんだそう
だから何もかもが手探りの中でやっていかなければならず
オス(ダイちゃん)との相性の確認から始め
同居、交尾、妊娠の確認から出産へ向けてのケアと
今までも本当に大変だったと思うけど
子供がちゃんと育つまではまだまだ道半ば
そしてここでの経験がこの先のマルミミゾウの繁殖に大きな意味を持つだろうから
本当に重責だと思う
というのは
マルミミゾウは絶滅危惧種に入っていて
世界中では135000頭くらいしかいないんですって
原因は象牙目的の狩猟や農地開発のための生息地域の破壊などで
まあ言ってみれば、人が絶滅危惧に追い詰めていったってことですね💦
だから
この先は積極的に繁殖を行って
絶滅しないように守っていかなければ・・・
とはいえ、今の時代は何をするにもお金が必要
ってことで
安佐動物公園ではメイちゃんの出産プロジェクトに必要な資金を
クラウドファンディングで集めたそう
だから多くの方々がこの出産を見守り応援しているってことですね
まだまだ安心はできないでしょうが
どうか元気に育って
みんなに元気を与えてくれるのとともに
マルミミゾウの繁殖がこれから増えて
未来に命を繋いていってくれるよう
願ってやみません
遊びに来てくださって、ありがとうございました