チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
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Wー2つの世界ー 第5話(1)

2016-08-14 14:44:02 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第5話(1)

現実の世界に出てきた カン・チョル。

雨の中を傘もささずに歩いていると バスの車体広告に

自分の似顔絵が…



近づいてみると…(大通りなので結構危ないよぉ)

ヨンジュの言っていたとおり自分の漫画が…

書店に行ってみると Wのコーナーが大々的にありました。

(まるでワンピースフェアのときのようです。)

とまどいを隠せないカン・チョル。



第1巻を手に取ると ビニル包装を引きちぎり 読み始めます。

(ひぇ~店員さんが来ちゃうよ・・・(゚_゚i))

自分の歩んできた10年あまりがそっくりそのまま描いてあることを

夢中で確認していきます。

(この10年前の出来事を漫画で反芻しなければならないカン・チョルの

 気持ちを考えると泣けてきます。確かにこれはあまりにひどい…

 このシーンを作った脚本家さんの想像力に脱帽です。)

さらにカン・チョルが詳しく知らなかったであろうハン・チョロの

ことも 描かれてありました。

「どうやって彼(カン・チョル)が本当の犯人をみつけることができます?

 カン・チョルが 真犯人なんですよ。」

(ハン・チョロは,無罪判決が出たにも関わらず

 カン・チョルが犯人だと盲信していることが分かってしまいます。

 漫画の中にも敵がいるんですね。)

放心状態で漫画のコーナーに座り込んでいるカン・チョル。

店員が声を掛けます。

「お客さま 大丈夫ですか?私どもの営業は終わったのですが…

 扉を閉めないと…」

「この本 よく売れてますか?」

「はい?」

「人気がありますか?」

「そうです。5年間 ベストセラーですよ。」

本を包みましょうという店員に 

必要ないです。ストーリーは全部知っていますから…と言い

立ち去るカン・チョルです。

(お店の人的には 困ったお客さん 危ないお客さん扱いとなりました。

 だって全部本の包装をやぶって読んじゃったわけですから…)


一方ヨンジュの方は 病院のパソコンで最新版すなわち自分が経験したカットを

確認しています。



「もう一度だけ 聞いたら 動揺しそうだな。」という

カットのところで 切ない思いがわき起こりため息をつきます。

彼の部屋で突然キスされたことを思い出します。

スボンからの電話で相変わらず漫画の修正も更新もできないと言うことを聞き

複雑な思いを抱きます。すっきりしないまま手術準備のために部屋を出ます。

手を消毒していると 同僚が声を掛けてきます。

「オ・ヨンジュ おまえもしかして婚約したのか?」

「婚約?なにをいってるんですか?」無視して手を洗い続ける。

「お前の婚約者っていうやつが お前を探しに来てるぞ。」

「婚約者?誰が?」

何のことか分からず手を洗い続けます。

同僚もそうだよな~酔っぱらいか?と言いながら出て行きます。

そのとき まさか…と思いつきます。

この世で いいえ 自分が経験した中で 一人だけ 婚約者だと

言った人がいるのを思いだしたのです。

待合室へ出て行くと そこには カン・チョルがいました。



驚くヨンジュに ほほえみ ウインクまでして 彼女を連れ出します。

ヨンジュは また 漫画の世界に戻ったのかと錯覚しそうになりますが

同僚もちゃんといたのを思い出します。

「俺が来たんです。あなたの世界に」というカン・チョル。

信じられないという顔をするヨンジュに 自分の世界は自分を除いては

全ての人や物が止まってしまったと話します。自分が生きて動けるのは

主人公の特権だろうかと…

書店で読んだ本はちゃんと買ってから読んでいました。

お金は払っていたようです。

(よかった~だから店員さんが袋に入れるって引き留めたんだ~)

どうしてヨンジュの忠告を聞かなかったのか後悔していると

ヨンジュが自分自身のつらさより カン・チョルのことを考えて

ためらった時間のことを感謝しますと。そして 

「だから来たんだ 最後に挨拶したくって…

 できる限り配慮してくれて 本当にありがとう。

 あなたは本当にいい人で 良い医者になれるよ。」

そこに 手術室に執刀医が来たことを告げる電話がかかってくる。

「戻って…忙しいんだろ?」

「どこに行くんですか?…ここで待ってて 大きい手術じゃないから

 すぐ終わるわ。 分かった? 何もしないでここにいて。待っててね。

 私を保護者と思って」

「俺のまねしてるの?いま」

「いいえ。 何もないじゃない,いま。お金もないし家もない身分もない。

 その気持ち 私よく分かるじゃない どんな感じか

 でも この世界では 私本当の医者でしょ。
 
 あなたとは比べられないけど お金もあるし家もあるわ。

 だから…私を信じて待ってて…私が来るまで

 ここでこの場所で…どこにも行かずに…分かりました?

 私の話を聞いてお願い」

笑って小さくうなずくカン・チョル。



「長くはかからないわ。40分で終わるわ。」

そう言って 去ろうとする ヨンジュの腕をつかむと

カン・チョルは優しくキスしました。

気持ちのこもった真面目なキスでした。




(きゃあああああああ~こんなことされたら 

 忘れられなくなっちゃいますよ~ c(>ω<)ゞ)

(でも このキスは今までのドラマの中で1・2位を

 争うぐらい ふか~い意味合いのキスだと思うな~

 勢いでキスしたんじゃなくて 感謝や愛情や切なさや悲しみが

 入り交じってるもん。脚本家さんも上手だけど イ・ジョンソクくんも

 演技うまくなったね~。)

「どういうこと?」

(自分を好きじゃないと思っていたんだから当然この質問だよね。)

「本を全部読んだとき 99倍ぐらい不幸が増えたんだ

 でも一ついいことがあった。いつも損してる気分だったけど

 君の気持ちも全部読んだよ。だから 隠さなくていいよ。」

再び鳴る電話を切って

「ここで待っててね。…もし私がいない間に何かあったら

 カン・スクボムを探して 私の友達なの 助けてくれるわ 分かった?」

「さっきの人でしょ。婚約者だと言ったら変だったよ。

 彼氏じゃないよね?」

「彼氏はいないって言ったでしょ。」

手を振って見送るカン・チョル。でも ヨンジュの姿が見えなくなると

また暗い表情に戻ります。