チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

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Wー2つの世界ー 第4話(3)

2016-08-13 00:35:43 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第4話(3)

現実の世界に戻ってきた ヨンジュ。

呆然とバス停に座っています。

服は 拘置所の服のままです。



時間は30分ぐらいしか経ってなかったようです。

ヨンジュが消えるとき バス停で 置き去りにした携帯と鞄を

スボンが受け取りにきていました。受け取ってバス停の横に止めた車の中で

同僚のアシスタントが電話をかけてきます。アップされたWのストーリーが

おかしいという話をします。確認してみると…

第3話の顛末がそっくりそのまま乗ってるんですよね。

スボンは また ヨンジュが向こうに行ってしまったことに気付きます。

そして 拘置所に入れられるシーンまでとばし読みした時 突然ヨンジュが

バス停のベンチに現れます。ヨンジュの話を半信半疑だったスボンですが

実際 この不思議な出来事に遭遇してあわてふためきます。 

(だって 今みた囚人服と同じのを ヨンジュが着てるんだもんね。)


スボンもヨンジュもパニックですが…

それ以上に 漫画の中では 大変な騒動になっています。

(まあそもそも 面会室の小さな部屋から煙のように消えてしまったのですからね。

 時と場所が違えば すっかりお化け騒ぎですよ。)

そして,ヨンジュが脱獄したことは(やっぱり常識では煙のように

人が消えるとは認識したくないのでしょうね。)  あっという間に

ニュースになり 多くの人が知ることになります。

(こういうところが 漫画ですよね。現実だったらもう少し時間が

 かかるでしょうに…。対応に時間がかかることで逆に問題になる

 ことの方が多いよね。)

一人やけ酒を飲んでいたユン・ソヒや

(でもワインだけどね。さすがキャラ設定がしっかりしてる!)

テレビ局で ヨンジュの取り調べのVTRを見ていたソン・ヒョンソクにも

それぞれ連絡が入ります。(主要人物全員が状況を把握しているってことです。)

最初にカン・チョルを逮捕し尋問した刑事ハン・チョロは 国会議員になっていました。

彼は カン・チョルが サイコパスな殺人者だと今でも信じているようで 

カン・チョルの成功が 腹立たしくて仕方ないようです。

そして この失態をチャンスだととらえているようです。



現実の世界では スボンが ヨンジュに提案します。

「終わらせましょう。Wをここで終わらせるんです。

 そうすれば姉さんは もうこれ以上消えることはないし…

 ああ~姉さんは あそこで 脱獄してるんですよ。

 もし 戻ったりしたら 警察に撃たれるかも…」

「終わりにしたら…カン・チョル…カン・チョルはどうなっちゃうの?」

「いいえ 今 カン・チョルが問題じゃなくて自分の問題でしょう!

 漫画のキャラクターの心配している場合じゃないよ~!」

とにかく…と言い置いて スボンは最後の場面の修正に取りかかります。



漫画の中では 依然としてジリリリリリという非常ベルの中に

カン・チョルは いました。

ソ・ドユンと喧噪の中を歩きながら ヨンジュの言葉の端々を思い出しています。

「ここが 漫画の中なんです。」

「あなたの感情が動くことが重要なのよ。」

「主人公だからでしょ!」

「(『俺がどんなふうに死ぬのか確かじゃないんだな』という問いに)

 ここにいると私にも分からないの。だから,助けられないわ。」

「(『そこだと分かるの?』という問いに)ええ」

「私 代表の人生がハッピーエンドになることを望んでいる一人なの。」

全ての言葉が 『ここは 漫画の中の世界だ』ということを受け入れれば

つじつまが合うことに気付くカン・チョル。
 


ソン・ヒョンソクの電話に出るカン・チョル。

「君といたときに 彼女が消えたと聞いたぞ?」

「ええ」

以前 カン・チョルが話していたことを思い出して

別の世界へいったということか聞きます。

(カン・チョルの話を ちゃあんと本気に聞いてくれていたんですね。

 普通 信じないよ~。)

ハン・チョロが この気に乗じて何らかのアクションを

起こすことを警戒しているソン・ヒョンソク

「ハン・チョロは問題じゃないんです。彼は重要じゃありません。」

と答えるカン・チョル。

「俺の存在理由 それが本当の問題なんです。」

「オ・ヨンジュに 何か聞いたのか?」

「聞きました。」

「なんて 言ったんだ?」

「とても信じられない話…あの人に初めてあったときの感じは正解でした。

 バカなやつ 狂った女 …」




涙を浮かべながら 言葉をなんとか続けます。

「話にもならない話を 言ったんです…」

今までずっと理解できなかったことと オ・ヨンジュのたわごとを

合わせてみると 話が合うようになると説明するカン・チョル。

「本当に一度も考えたことがなかったんです。…この世界が…この世界が

 …全部 漫画なんです。全てのものが作られたものなんです。」



カン・チョルの最後の言葉を合図にするかのように

全てのものの動きが完全に止まってしまいます。


現実の世界では スボンが『つづく』をタッチペンで消しています。

「『終わり。一身上の都合で ここで物語は終わりです。

 応援ありがとうございました。』…でいいよね?」

何も答えないヨンジュ。画面を見ないように窓辺に移動します。

ところが スボンが 言葉を書き加えようとしたとたん

画面が真っ白になって何もうつさなくなってしまいました。


カン・チョルの世界でも異変が起こっていました。

全てのものは止まっていますが 一人カンチョルだけ動くことができるのです。

そして,何かに導かれるように歩いていった先で彼が見たものは

さっきまで 表情豊かに 暮らしていた人々の 完全に止まった姿

完全な停止の世界でした。

絶望的な気持ちで座り込んでしまったカン・チョルの

かたわらに 真っ白な四角い光があらわれます。



意を決して 手を伸ばします。手がすうっと入ります。

一瞬 手を引っ込めますが 自分が刺された屋上でも

自分の傍らにあらわれたことを思い出します。

そうだ あのとき 俺が オ・ヨンジュを この世界に

引き入れたんだ…。

現実の世界と漫画の世界の境界線

ヨンジュの世界と自分の世界の境界線

この白いものの向こうに この世界を作ったやつがいる

カン・チョルは心を決めると 拘置所の職員の拳銃を

手に取り 今度は ためらわずに 白いスクリーンの中へ入りました。



出たところは どこかの ビルの屋上



オ・ソンムが 恐怖のあまり 消火器投げつけて割った あのモニターから

出てきたんですね。…ということは オ・ソンムが泊まっていたところですね。

雨の中を どこかに向かって 歩く カン・チョル

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第4話 終了です。明日は 第5話に 取りかかります。^-^