Wー2つの世界ー 第3話(4)
ヨンジュは肝心の「漫画の世界の話」だからということを
ふせて 自分が消えるときのルールの話をしたのですが
大事な話を隠しておいて 現象だけ 並べていることは
カン・チョルくんには お見通しのようです。
「うそじゃないわ。」
「うそじゃないけど,真実でもないでしょ。」
でも,曖昧にせず 真実を知りたい カン・チョルは
再び ヨンジュへ 銃口を向けます。
「これ以上 話せないわ。」
というヨンジュに「10数えるまでに答えて」と言うカン・チョル。
「1,2,3,4,5」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d4/cb69feb87d84f78058087b0ef4658f94.png)
表情を変えずに バスルームに飾ってある花瓶を 打ち抜きます。
ヨンジュの悲鳴を聞いて ソ・ドユンとユン・ソヒが駆け込んできます。
「何があった!」とソ・ドユン
「出てろ。」
「どういうこと?なにやってるのよ。」と ユン・ソヒ
やめろというユン・ソヒの説得に カン・チョルは大声で一喝。
「出てろ!」
ソ・ドユンが手を引いてユン・ソヒをつれてでます。
(出て行っちゃうんですね。ほんとなら止めるでしょぉ。)
「答えなきゃ ほんとに撃つよ。」
6,7,8とカウントダウンを再開します。
「撃てるはずない。」
「どうして撃たないって確信がある?」
「代表はそんな人じゃないから…」
「9,俺のことを全部知っていると思ったけど 正確には知らないみたいだ。
俺は こういうことができる人間だ。」
「そんな ことない…」
「本当に答えないの?…10」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b7/0931d1127997c9b83d76f683a4c5eee5.png)
そして,本当に撃ちました。
確かにヨンジュの左むねのあたりを 弾は貫通して後の鏡を割りました。
しかし,ヨンジュの体は無傷です。
そのことに気付いたヨンジュは気を失います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/4b/8c6842fd37a4432551f22fc72ddc2be8.png)
気絶したヨンジュをベッドに寝かせ 看護師を呼ぶと
カン・チョルを問い詰めるユン・ソヒ。そして…
「警察に知らせたほうがいいっていったじゃない。」
「警察はだめだ。」
それでも,警察を呼ぼうと スマホで電話をかけようとするユン・ソヒの
手からスマホを取り上げ
「警察はだめだと言ってるだろ。」
「言っただろ。オ・ヨンジュは俺の人生のキーなんだ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/37/2521bcf6da6785a1c11377b6c61853f8.png)
気がついたヨンジュ。
「すまない 驚かせて。実は撃たれても死なないって知ってたんだ。
どうして 本人は知らないの? オ・ヨンジュさんは不死身でしょ。」
自分とヨンジュの住んでる世界は違うことにうすうす気がついているカン・チョル。
(頭いいなあ~)
自分は動揺しないから 質問に答えるまでは もとの世界に帰れないと言う。
警察やマスコミから保護するし,いつまでいてもいいと。
もとの世界に帰りたかったら 本当のことを話さえすればいいのだとも言う。
(本当のこと言ったら そりゃあ 驚くよね。確実に『つづく』出ますよ。)
(質問に)答えにくいなら ここで一緒に暮らそうと提案するカン・チョル。
「和解しよう。 さっきの 謝罪だよ。」
と手を差し出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c0/f7d1124ee0ee559621c08e28ddc197c5.png)
ヨンジュが 指しだした手を握り グッと力を込めて握り替えし
「ほんとうに ごめん。」
(ちょっと グッと来ますね。)
「じゃあ 良く休んで」と立ち上がるカン・チョル
「愛してる」(ねらいましたねぇ~カン・チョルの心に動揺が走るかもと思って)
とっさに告白するヨンジュ。
しかし,振り返った彼は怪訝な表情。もう見え見えですね。
もちろん 『つづく』はでません。気まずくなって
「何でもない。」と顔を背ける。
釜山へ出張するために部屋を後にするカン・チョル。
ソ・ドユンは完全にヨンジュのことを恋人だと思っている様子。
プライベートエレベーターに乗り込んだとき ヨンジュが追いかけてきます。
「まって…今 どこへ行くの?」
「釜山によってから ニューヨークへ行くんだ。どうして?」
「気を付けてね。」
「まさか おれが行くと死ぬってこと?電車が脱線するとか,
ハイジャックにあうとか?それとも飛行機テロ?」
「私にも分からないわ…ただ」
「今回 どう死ぬのか分からないんだな。」
「そこにいないと 私にも分からないの。それで 助けることができないの」
「そこでは 分かるのに?」
「…ええ」
「ん~ますます気になるな。」
自分は カン・チョルのファンだから ハッピーエンドじゃなきゃ嫌なのだという
ヨンジュ。それに自分の助けた1番目の患者で2番目の患者でもあるからと…。
にこっと笑ってカン・チョルが聞きます。
「こんな質問なら答えてくれるでしょ?年はいくつ?」
「30よ」
「同い年だね 俺たち。…結婚は してる?」
「いいえ。」
「よかった。(にこっ)」
エレベータの扉が閉まる寸前に ウインクひとつ
完全に 誤解を生む状況です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/99/0150262454f2fb5dc785fc965178b32d.png)
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はあ~ ようやく3話が終わりました。
4話~6話はできるだけ コンパクトに しようと思います。
ヨンジュは肝心の「漫画の世界の話」だからということを
ふせて 自分が消えるときのルールの話をしたのですが
大事な話を隠しておいて 現象だけ 並べていることは
カン・チョルくんには お見通しのようです。
「うそじゃないわ。」
「うそじゃないけど,真実でもないでしょ。」
でも,曖昧にせず 真実を知りたい カン・チョルは
再び ヨンジュへ 銃口を向けます。
「これ以上 話せないわ。」
というヨンジュに「10数えるまでに答えて」と言うカン・チョル。
「1,2,3,4,5」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d4/cb69feb87d84f78058087b0ef4658f94.png)
表情を変えずに バスルームに飾ってある花瓶を 打ち抜きます。
ヨンジュの悲鳴を聞いて ソ・ドユンとユン・ソヒが駆け込んできます。
「何があった!」とソ・ドユン
「出てろ。」
「どういうこと?なにやってるのよ。」と ユン・ソヒ
やめろというユン・ソヒの説得に カン・チョルは大声で一喝。
「出てろ!」
ソ・ドユンが手を引いてユン・ソヒをつれてでます。
(出て行っちゃうんですね。ほんとなら止めるでしょぉ。)
「答えなきゃ ほんとに撃つよ。」
6,7,8とカウントダウンを再開します。
「撃てるはずない。」
「どうして撃たないって確信がある?」
「代表はそんな人じゃないから…」
「9,俺のことを全部知っていると思ったけど 正確には知らないみたいだ。
俺は こういうことができる人間だ。」
「そんな ことない…」
「本当に答えないの?…10」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b7/0931d1127997c9b83d76f683a4c5eee5.png)
そして,本当に撃ちました。
確かにヨンジュの左むねのあたりを 弾は貫通して後の鏡を割りました。
しかし,ヨンジュの体は無傷です。
そのことに気付いたヨンジュは気を失います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/4b/8c6842fd37a4432551f22fc72ddc2be8.png)
気絶したヨンジュをベッドに寝かせ 看護師を呼ぶと
カン・チョルを問い詰めるユン・ソヒ。そして…
「警察に知らせたほうがいいっていったじゃない。」
「警察はだめだ。」
それでも,警察を呼ぼうと スマホで電話をかけようとするユン・ソヒの
手からスマホを取り上げ
「警察はだめだと言ってるだろ。」
「言っただろ。オ・ヨンジュは俺の人生のキーなんだ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/37/2521bcf6da6785a1c11377b6c61853f8.png)
気がついたヨンジュ。
「すまない 驚かせて。実は撃たれても死なないって知ってたんだ。
どうして 本人は知らないの? オ・ヨンジュさんは不死身でしょ。」
自分とヨンジュの住んでる世界は違うことにうすうす気がついているカン・チョル。
(頭いいなあ~)
自分は動揺しないから 質問に答えるまでは もとの世界に帰れないと言う。
警察やマスコミから保護するし,いつまでいてもいいと。
もとの世界に帰りたかったら 本当のことを話さえすればいいのだとも言う。
(本当のこと言ったら そりゃあ 驚くよね。確実に『つづく』出ますよ。)
(質問に)答えにくいなら ここで一緒に暮らそうと提案するカン・チョル。
「和解しよう。 さっきの 謝罪だよ。」
と手を差し出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c0/f7d1124ee0ee559621c08e28ddc197c5.png)
ヨンジュが 指しだした手を握り グッと力を込めて握り替えし
「ほんとうに ごめん。」
(ちょっと グッと来ますね。)
「じゃあ 良く休んで」と立ち上がるカン・チョル
「愛してる」(ねらいましたねぇ~カン・チョルの心に動揺が走るかもと思って)
とっさに告白するヨンジュ。
しかし,振り返った彼は怪訝な表情。もう見え見えですね。
もちろん 『つづく』はでません。気まずくなって
「何でもない。」と顔を背ける。
釜山へ出張するために部屋を後にするカン・チョル。
ソ・ドユンは完全にヨンジュのことを恋人だと思っている様子。
プライベートエレベーターに乗り込んだとき ヨンジュが追いかけてきます。
「まって…今 どこへ行くの?」
「釜山によってから ニューヨークへ行くんだ。どうして?」
「気を付けてね。」
「まさか おれが行くと死ぬってこと?電車が脱線するとか,
ハイジャックにあうとか?それとも飛行機テロ?」
「私にも分からないわ…ただ」
「今回 どう死ぬのか分からないんだな。」
「そこにいないと 私にも分からないの。それで 助けることができないの」
「そこでは 分かるのに?」
「…ええ」
「ん~ますます気になるな。」
自分は カン・チョルのファンだから ハッピーエンドじゃなきゃ嫌なのだという
ヨンジュ。それに自分の助けた1番目の患者で2番目の患者でもあるからと…。
にこっと笑ってカン・チョルが聞きます。
「こんな質問なら答えてくれるでしょ?年はいくつ?」
「30よ」
「同い年だね 俺たち。…結婚は してる?」
「いいえ。」
「よかった。(にこっ)」
エレベータの扉が閉まる寸前に ウインクひとつ
完全に 誤解を生む状況です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/99/0150262454f2fb5dc785fc965178b32d.png)
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はあ~ ようやく3話が終わりました。
4話~6話はできるだけ コンパクトに しようと思います。