夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-79E 調整 順調とは言いがたいけど

2019-04-09 17:15:34 | Weblog
今後モニター画面を記録するための長いBNCケーブルを買ってきました。毎度のハードオフです。税込み\324。

3mでちょうどいい長さ

それはまだ使いません。今日は主にシンクロスコープで調整です。
その前にマニュアルの内容のミスを詳しくチェック。この項目は問題ないようです。


マニュアルのFig.6-6-bは、BLACK COMP調整箇所の説明文と図が合いません。〇印がBLACK COMPの調整箇所です。
説明ではVR3,10,18となっていますが図ではVR3,12,20です。図を訂正しました。


次に調整するのはFLARE OFF SETですが説明文と図を見ているうちに頭が混乱してきます。これでいいのかな。


図も修正します。回路図ではどうなっているのか、それは調整には関係ないので調べません。


では調整にかかりましょう。昨日予行演習してあるので安心して出来ます。
これがPROC 1A基板です。自作の延長基板をかませました。


RのBLACK COMPを調整しているところです。


調整後の波形。段差がないようにします。


あえて調整をずらすとこんな波形になります。


Gの調整です。Bも同じ手順です。


次にFLARE OFF SET。Rから始めます。


FLAREスイッチを入れても切っても波形の段差が出ないように追い込みます。


調整完了。専門家が見たら突込みが入りそうですが自己判断でやっちゃいました。


PROC-1A基板はまだSHADE BAL,GAIN,WHITE LIMITの調整があります。WHITE LIMITはグレースケールが必要ですが持っていません。買えば安くないし、何か考えましょう。
でもね、この調子で調整をしていったらいったいいつになれば終わるんでしょう。
今日はこれまで、と思ったけど現状でどんな絵が出るか確かめようとしてVIDEO出力をモニターに出そうとしたら真っ暗。落ち着いて考えたらPULSE基板のCALスイッチがONのまま。しかもPROC-1A基板のGAINが絞り込んだままでした。GAINが絞ってあれば絵が出るわけがありません。急遽マニュアルに従って波形を見て0.4V P-Pに調整。

Rを


Gを


Gも調整。どれも基準通りのきれいな波形になりました。


この状態で絵を出してみました。今日買ったきたBNCケーブルでキャプチャ。どうなるかと思いましたが絵はしっかり出ました。



結果的に昨日の復習。続きは明日の心だあ。
コメント
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