夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-95 これで何を撮ろうかな

2019-04-17 14:46:36 | Weblog
冬の間は行動範囲が限られてしまうので、その間に\2,000で手に入れたHL-79Eを使えるようにしようとして悪戦苦闘してきましたが、もう春です。北信濃でもそろそろ桜が咲き始めて、私もじっとしていられなくなりました。
映像も写真も撮りたい素材は増える一方です。今日は久しぶりにHL-95を引っ張り出して何か撮ろうと思ったのですが、下見だけで終わってしまいました。実は昨日からそんなことを考えて準備しておきました。カラーバーが正常に出ることと生出しの映像がきれいなことは確認済みです。今朝、レンズのフランジバックも再確認、試し撮りはすでに1月に実施しているのでいつでも撮影可能です。
そんなわけで今日はネタがないのでIkegami HL-95の紹介です。

手持ちのVA-95SAを介してsony BVV-5をドッキング、ベーカムSP仕様 レンズはFUJINON A18x8.5FERM-11Dを装着


BVV-5の塗装が剥げていたのでこんなラベルでごまかし ここにNHKなんてペンキで書いてあったら最悪


レンズはカビも埃も無いけど外観はそれなりで使い込んだ味


ガンマイクは三流メーカー品なれど感度/音質共に良好


VFも問題なし "6"はハッタリじゃなくて複数のカメラの通し番号


誇らしい銘板


カラーバーの波形です


ベクトルスコープのパターンも問題なし


このカメラは昨年末に付属品やバッグと共に\1,000という信じられない金額で手に入れ、故障箇所を見つけて自力で修理、レジ調整したものです。
それに味をしめて\2,000の79Eの整備を始めて今の泥沼状態。それはそれとして、HL-95は当時の最高級カメラ。それが現役で使えるというのは奇跡です。アメリカにはかなり台数が残っているようですが、国内で使用可能な95なんて、他にあるんでしょうか。ダイオードガンプランビコン独特の味のある映像がコンポーネントで得られるという理想的なカメラです。

このカメラで何を撮ってどんな作品を作るか、頭がフル回転してきましたぞ。
コメント (1)
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