夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E こりゃえらいこっちゃ

2019-04-11 16:14:02 | Weblog
絵が出なくなりました。緊急事態です!
今日は気分を変えてENC基板の調整を追い込んだのですがカラーバーのベクトルスコープ上のパターンが正確に合いません。


R,G,B信号は規定通り0.525V P-Pで合わせましたがその後の各調整がイマイチ決まりません。


あちらを立てるとこちらが立たず。


ENCだけでも調整項目はまだまだあります。


いつまでやっても進まないので前から気になっていた絵を出すと色が変な現象を調べることにしました。どうもBの撮像管の出力が低いようです。
もしかすると管がダメなのかと取り出して調べることにしました。


B撮像管です。なんとスリップリングのホルダーを止めるプラスティックのビスの頭が取れてブラブラ。


これが原因だと今思えば早とちり。ビスのネジ部を取るのが面倒なので予備のホルダーに撮像管を組み込みました。


これを本体に組み込めば万事解決、のはずでした。


ユニットを組み込んでコネクタも繋ぎます。これは苦い経験があるので細心の注意を払いました。


結果は、ダメでした。症状はBが暗いままです。
次の手は撮像管を予備品と交換をしてみようともう一度ユニットを取り出して管を入れ替えました。


コネクタが全部正しく入っている事を確認してカラーバーを出してみました。問題なし。
ところがCAMに切り替えたら画面は真っ暗、微かなノイズが出ています。しばらくすると画面左に赤い紐上の映像。カメラから何か変な音が出ています。
あわててスイッチを切って調べましたが作業ミスは見つかりません。

参りました。日を改めて冷静に調べますが1月からやってきた事が全部無駄になるかも知れません。

コメント
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