夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-79E 遅々として進まないけど

2019-04-04 11:43:08 | Weblog
とりあえず昨日やりかけた信号発生器の件を片付けちゃいました。スイッチの配線を入れ替えて、好きじゃないけど端子全体に絶縁テープを巻いてラックに戻しました。


次に夕べから考えていたのですが、79Eの現状の映像を記録しました。これも仕掛けが大変です。カメラに100V 300Wのシネライトをセット。


被写体との距離を変えてレンズがF8程度になるように調整。F8は根拠があってではありません。


これで出た映像をキャプチャするんですが長い映像ケーブルが見つからなくて工夫しました。以前自作したアナログ/デジタル変換ユニットを使います。これは内部にCANOPUS ADVC-50を入れた物でコンポジット信号をDV信号に変換し、Digital8ウォークマンに入れる仕掛けです。アントンバウアーブラケット装備のカメラに取り付けて使います。


ユニットからの信号をRexVideoで静止画キャプチャしました。寝ぼけているしホワイトバランスをとったのに色も変です。
 カメラの設定はホワイトバランス:Aでセット フィルター:1








これが現状の映像です。これを調整でどこまで追い込むか、面白くなってきました。

昨日、波形/ベクトルスコープの波形を一定条件で記録するためにフードを作りましたが、相手側を見たらCRTの上の枠に溝があることに気がつきました。これを利用してフードを引っ掛けるようにすれば便利です。


フードに真鍮の釘を差し込んで固定。


装着してみましたが引っ掛かるので脱落しません。


コンデジはこんな具合にレンズ部を押し込んで撮影します。下側にサポートがあれば更に便利ですね。ポラロイドカメラのユニットも枠の溝に引っ掛けたのでしょうか。改めてアルミ板できちんと作ろう、いや、そんなことを考えるから作業が進まないんです。


この後でProc-1Aという基板のGAINを調整したら色味が大幅に変化。このあたりが肝のようです。貴重な79Eが調整次第で使えるようになる可能性が出てきました。少なくても故障はしていないようです。

全くの素人なのに各種計器を使って難しい顔で電子回路を調整している自分に違和感がありますが筋トレとウォーキングで体も使っているので心身のバランスは理想的でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする