昨日、初孫に会いに行った帰りに東部町のハードオフに立ち寄りました。
前に見つけたザハトラーの三脚は脚のみで¥8,800 、まだそのまま置いてありました。
格安ですが手は出しません。財布の中身では足りないし。
同行した Jr. がジャンクの箱から見つけたのは ELMO SUPER 106 。
程度が良さそうなので¥550 ならとそそのかして買わせました。
昨日のうちに動作確認は済ませて稼動可能なことはわかっています。
純正のハンドグリップです。
レンズはフィルターを使っていたのでクリアーです。
SL フィルターは角が変形していますがカメラ側は傷んでいないので脱着は問題ありません。
これ、何だかわかりますか?
タングステンタイプのフィルムを野外の太陽光で撮影する場合こうします。
光学系にアンバーフィルターがかかります。
デイライトタイプのフィルムで野外撮影する際はこれを抜くかグリップのフロント側に挿すとアンバーフィルター解除。
前の持ち主はよく失くさなかったものですね。
フィルム室はこうして見る限り大丈夫そう。フィルム感度切り替えのスイッチが見えます。
電池は古い単3が4本入っていました。もちろん粉を吹いた状態です。何十年前の物?
¥130 。高い!。
ELMO C300 にダブルランスーパーマガジンを付けて長編を撮ったときは電池代が万の位でした。
電池ケースの電極は粉を吹いていましたので清掃。簡単にきれいになりました。
動作テストは乾電池を切らしたのでニッケル水素電池で。1.2V ですが。
シャッターボタンを押します。押したまま横のツメを引くと連続撮影になります。
軽快な音で動作します。インジケーターが回転表示、フィルムは入っていませんが残量形の目盛りが上がっていきます。
フィルム室を開くと残量表示はリセットされます。
絞り動作も問題なし。マニュアルも OK 、 BATT 表示もチェックボタンを押すと働きます。
この小さなボタンが BATT チェック。下のジャックは外部電源用。
おっと、電池ケース収納部のカバーが白く濁っていたのでクリーニング。終わった電池からのガスが原因でしょう。
もちろんこのカメラを使う予定はありませんがコレクションの仲間と一緒に大切に保管します。
ELMO SUPER 106 は 1969年に発売、初期型は水銀電池が必要でしたがこの個体は改良型で不要です。
それにしても50年以上前のカメラが今でも正常に動くとは!。
今のデジカメでは考えられませんね。