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夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 整備でウインドウチャートの代用品をリメイク

2025-04-11 19:10:22 | Weblog

昨日、待っていた荷物が大阪から届きました。

中身はこれです。MADE IN USA Revere-EIGHT レギュラー8です。

1949年(昭和24年)から1952年(昭和27年)頃に製造されたモデル

実は全く同じ機種は持っているんです。が、一部パーツが欠品しているので部品取りにするつもりでした。

機能は全く問題ないのでそのまま保管することも考えましたが掃除しながら観察すると前の個体の方が外観的に程度良好。

ということでパーツを移植、レンズも引っ越して完成。

移植したのはこれ。レンズに合わせてファインダーの視野を調整するパーツです。

レンズは綿棒で軽く拭いておきました。13mm ですから標準です。

それはさておき HL-79E の整備です。

前に後でやることにして手抜きした PROC-1A の撮像管の信号レベル調整です。

これに必要なウインドウチャートはやはりあった方がいいだろうと改めて作りました。

前作はランプの位置がズレていて波形が決まらなかったんです。

ランプは LED を予定。もちろん電球色です。

ランプを点灯させるとこんな具合。

エンコード信号です。角穴が雑な仕上がりだなあ。

まだこのアダプタの条件出しが決まっていませんが Gch の信号レベルを基準の 0.4V になるようにアイリスを決めてみました。

欲をいえば角穴からの光なのでもうちょっと角が立った波形が欲しいけど調整は可能です。

Gch が 0.4V の時 Rch と Bch を同じ値に調整するんです。

古いカメラですからこういう作業を進めていると色々不具合が見つかります。

どうも Rch の撮像管に焼けなのかゴミなのか、レンズを絞り込むと糸くずみたいな模様が出るんです。

撮像管の位置もズレています。

それとBdh が寝惚けているのも気になります。どちらも予備はありますがそちらが正常とは限りません。

やればやるほど泥沼ですが撮像管は一番の要ですから入れ替えてみる価値はあるでしょうね。

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