自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

終活(多分その1)

2016年04月21日 | 絵と文


県と市の日本画家連盟を脱退することに決心してからあっという間に半年経ちました。
とりあえず今年一年、真っ先にしたいことが実は決めていたのですが、予期せぬ出来事に気を取られて
振り返ったら相も変わらず足踏み状態…という現実。(>_<)

終活? そんなのまだ早い、ってお世辞やら笑われたりもしたけれど。
周辺をきれいにしたら、そのあとより爽やかに悔いなく生きられるんじゃないかしら
それが今一番にやってみたいこと
「そしたらまた新たな視点でスケッチから始めよう」
そんな思いを捨て切れず、そのためにも先ず、視力の回復が先決。
これがそもそもの始まりでした。

数年前から取り組んだはずの断捨離
それが予想外に困難だったのは、どうもまだこの世に未練があったせいらしい、と気づいて
それなら今度こそと意気込んだのに、…やっぱり世の中思う通りにはゆかないのですね

視力は回復したけれど、考えもしなかった後遺症に悩まされて一頓挫
ふらふらしていたら僅か2センチの段差で足首捻挫し重複する医者通い
その間行かずのニ階の部屋ではひっそりと雨漏りのシミが一部壁に広がり…

屋根に張った銅板が酸性雨で穴が開いたなんて、現代起きるべくして起きた故障でしょうか
修繕のどさくさであれよあれよと日を過ごすうち
庭の一隅に置かれた廃棄物を入れるコンテナは「山盛りにしていいんですよ」と言われて奮い立ち
毎日押し入れやタンスや本棚に首を突っ込んで不要なものかき集めてはコンテナに直行ᅳᅳ
とはゆかず、頭でっかちのよちよち歩きでは効率も恰好も悪かった。

上がったり下がったり船酔い気分のうちに何とか修復が終わり、最後のコンテナも引き上げました。
ふと気がついたら部屋の隅っこに何かひと山残っています
なーんだこれ、と広げてみたら、少しも傷んでいないスカートが行儀よく重ねられて数えたら18枚も。
殆どは手製の一枚一枚に思い出があり、やれやれと眺めるうちじんわり哀感らしきものが広がってきました。

 。 。 。 。 。


これを卒業しない限り終活は始まらない
それはよく理解できる年代にいるとして、せめてあと1週間くらいは別れを惜しみましょう

どうやら私の終活はまだ前奏曲の段階らしいです。。o○○

最新の画像もっと見る