自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

中間がない

2010年11月15日 | 絵と文

 酷暑の夏から秋をひと飛びにして襲来した寒気団。
 寒さのふゆはおろおろと、押入れからホットマンを慌ただしく引っ張り出したのが先月末のことでした。
 室内機のスイッチを入れて正常に点灯したのをたしかめほっとしたのはつかの間で、それからが待てど暮らせど一向にあったまりません。
 見ればあのうるさ型のおばさんみたいなほこり臭くて懐かしい風の吹き出し口が、ひっそりと音もなく鎮座したままです。

 あれ?
 初めての故障で出張修理してもらったのはたしか去年じゃないの。
 どこにもミスはないようだし。
 マニュアルの本を見ながら、頭の片隅でこの思わぬ突発事故に対する状況処理よりか、不当性はないかしらと自衛本能がぐるぐる回りだしました。
 緩慢な血の巡りが大分活発になってたみたい。

 やはりメーカー側のサポートを待つしかないとようやく覚悟を決めるまで三日もかかって、
 それなのに連絡したら多忙につき半月後でないとお出でになれないとのこと。
 仕方がない。その間はエアコンやホットカーペットが何とか助けてくれるでしょ。
 贅沢な時代を反省しつつ、なので泣き面に蜂、じゃない泣き面に北風、というあたりだったでしょうか。

 今日やっと来てくれました。
 原因はなんと室内機のパイプの元栓が縦から横に捻ってあった、ただそれだけのことだったのです。
 それにしては今までよく持ったこと。
 在宅5分、何の労力も費やさずで規定の出張料金を払いました。
 決められたことだからそれは承知の上なんだけど。
 あ~ぁ。マニュアルの本にはそんな操作一行も書いてない(じゃん)。
 馬鹿さ加減も含めて損しちゃった気分だったのが、あとからそれ自体つまらないことにみえてきて、妙にすっきりしてしまったのは不思議です。



 尖閣諸島流出データは国家機密となるのでしょうか、義務違反にあたるのでしょうか
 行政も司法も大揺れです。

 ここにも中間があればいいのに。

尖閣諸島漁船衝突ビデオ

2010年11月05日 | ひとりごと

You Tuve で尖閣諸島漁船衝突事件ビデオを見ました。元の動画はすぐに消されたらしく、コピーされたものです

    http://www.youtube.com/watch?v=7t1Z7CuFWxI


投網を巻きあげエンジンをふかし向かってきて衝突し、逃げる様子も映れています。

一部削除されているとはいえ、目にしたら日本国民のひとりとして、精神的に計り知れないショッキングな映像です。

たちまち2400件のコメントが寄せられていました。今も増えているでしょう。

「動画投稿した人が逮捕されたら署名活動しよう」 賛成です。



それにしても、日本の情報管理は安全なのでしょうか。 

これだけはっきりした映像が残っているなら、中国に引きずり回されなくて済んだのでは? と正直疑問がわきました。




(関連記事)

都知事 
「頼まれたって支那なんか行かない、パンダ貸与などこちらからお断り


議員のコメント
「鮮明に衝突の状況が映っていた。
「明らかに悪質な事案。なぜ現行犯逮捕しなかったか。釈放はおかしい。国民に見てもらうべきだ
「意図的な衝突と見て間違いない。衝突の映像だけしかなく、これだけでは足りない
「車が道路でちょっとコツンとぶつかるような、あてて逃げるという¬映像だ。
「挑発行為なのかどうか分からなかった。公開は慎重であるべき
「2度目も故意であることがうかがえた。停船命令にもかかわらず(船員たちは)平然としていた。
「もっと早く公開していれば国際世論も日本に好意的になっただろう」
「逃げまどって当たっちゃったという¬ことだ。衝撃があるような当たり方じゃない。ぶつかる瞬間はカメラの位置からして見えない」
「公開はタイミングを逸している。外交カードとして持っておくのが日本にとってベストだろう」

好敵手

2010年11月04日 | 写真と文
   vs  
  
いざ! 50年ぶりの大決戦!!(関東地区TVニュースから)


 50年前、述べ約35万人の観客を呼んだという早慶6連戦以来の東京6大学優勝決定戦は、今度も観客数、視聴率とも大きく日本リーグを上回ったそうですが、どうやらハンカチ王子のキャラクターがなせる技大いにありのようです。

 早朝から人の波が続いた神宮球場周辺で、場内からあふれた人たちがインタービューに応じていました。
    WとK、どちらを応援していますか?
    イや、おれホントはラグビーなんで…
    佑ちゃんに勝たせたーい、キャー
    モチ、Kよ。だけど佑ちゃんも応援したいし!
 その人気は老若男女を問わずで、悩んでいるK女子大生の気持ちも分かります。




 「選手皆幼稚を免れず候に就ては近日之中御教示にあづかり以て大に学ぶ所あらば素志此上も無之候」
 明治34年創部の早稲田が、9年早く発足した義塾に「教えを請いたい」と一戦を申込み
 義塾も「貴校と当校とは是非共マッチを致す可き者」とただちに応答して実現した早慶戦だといいます。
 戦前、出陣学徒の想い出となった最後の早慶戦も、勝敗は問題ではなく、慶應は早稲田の「都の西北」を、早稲田は慶應の「若き血」を力の限り歌い互いに激励したとか。

 大隈重信と福沢諭吉は個人的にも親しかった間柄で、以来比翼のごとく両校の友好関係が続いているのは本当に素晴らしく爽やかな話題です。
 お立ち台で佑ちゃんも言いました。自分の持っている「何か」とは、よき仲間とよき好敵手ですと。




 佑ちゃんから貴重なタイムリーを奪った二人、それでも報道陣が揃ってカメラを向けるのは…
   




 「錬」は太郎が尊敬している1年先輩の選手です。
 170名の部員の端に今年名を連ねて、太郎もきっとなにかを感じてくれただろう、と思いを巡らせた夜でした。