自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

終活(その2)間奏曲

2017年07月12日 | 絵と文

(短歌・前川佐美雄)


長いことご無沙汰してしまいました。
キッチンとダイニングのリフォームに取り掛かってようやく一段落、気が付いたらもう2カ月も経っておりまする!
月日の経つのが早いの遅いのと、毎日を想定外の気ぜわしさで過ごし、頭は今もこんぐらかったままでありまする。

そもそもの始まりは、ダイニングの一隅に積み上げられたままのパネルの山を見るたび
自分の生き来し方をまざまざ見せつけられているようで
手遅れにならないうちきちんと整理することで、何とか仕上げとなるのではないか
それが済んで始めて自分の落ち着く先も見えてこようと期待していたのですが
 …
2か月後の現在パネルの山はそのまま座敷に移動しただけで、終活の部分はいまだ手つかず
彼が大切にした座敷は物置同様、床の間さえも隠れて見えなくなっちゃっています。

思いもかけず、フロア全面を二度張り替え、成り行きから隣のユーテリティ部分まで延長張り替えとなり
その度工期は遅れに遅れ、
何処から出てきたか呆れるくらいのお鍋や碗皿やダイニングセットが各部屋のあちこちを占拠して
その隙間で小さくなって不自由に暮らした私、思い出したら本当に可笑しくて、かわいそう

何しろ新生の美しい床面が一足ごとにミシッ、ミシッと鳴った時の驚き、不気味さ
決して気の小さい方ではないはずなのに
そこを通り過ぎて安全地帯へたどり着いた時の安堵感も、異次元のゆめの中の感覚だったみたい。

♡ ♡ ♡ ♡ ♡   ♡ ♡ ♡ ♡ ♡

設置されたダストボックスは工事途中満杯になり、二度目のものが置かれてあります。
当初もくろんだクローゼット拡充はなぜか遠のき
だからこの際一挙に不要な絵はそのコンテナにぶち込んでしまえば、 それで決着つくのかも、
とは分かっているのですが…
大量消費した私のスタミナ、再生が追いつかなくて、と理由づけ。  

ただね、 あれだけの思いをしたかわり、
DKの一角は違った家に来たのじゃない?と錯覚するくらい変わりましたよぅ。
良い方に? 悪い方に?  ウ~ン  
自作の絵を置くつもりの壁面に、壁掛けテレビなどという声もありまして…(@_@)★☆★☆

思うようにはゆかない世の中
このところ満足感と、重い負荷感が変わりバンコにやってくるので
頭は今もこんぐらかったままでありまする。