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自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

夢よもう一度

2016年02月19日 | 絵と文
        

久しぶり夢に出てきたと思ったら、彼まじまじと私を眺めて言ったんです。
“折角のかわいらしい顔も台無しだなぁ”

夢の中の彼、髪の毛ふさふさだったからまだ二十代なのでしょう
とすれば私もキトキトの若いころ。  だから
「かわいらしい」と言ってもお世辞じゃないはずで((^┰^))ゞ
え?そんな風に見える?って思わず口にしたら、
ん…ムニャムニャ…と言葉を濁してすぅ~と消えちゃった

うわ~ ショックです。
出来るだけくよくよしない、心に留めない、と決心したのにこんな夢この嫌味なセリフ。
暗闇の中で見開いた瞼はよけい引き攣って、それからの安眠を許してくれません。
毎朝の清々しい白光とともに両目に生じる重苦しい違和感は
少しずつ積み重ねられて安穏な日常を奪ってゆく…
…なんてことにならないよう心してたもので。

    説明会では痛みはないといわれ気楽に手術室行ったんですよ
    なのに片方の目の玉だけ強く何度もしごかれて、ほんとにあのときの痛みはインショウ悪ル
    万華鏡のように変わる光景の奥から洩れて来るひそひそ声の会話…あれは夢だったのかしら
    「なかなかうまくゆかないね」 「よいしょ!」 「これでよし!」  
    (あらま! 「よいしょ」だなんて??) 

あのしごき方が足りなかったのか、強く押し過ぎたのか、ただ単に下手クソだったのか
この目の引き攣れの原因は、そのうちのひとつに間違いない、と今の私は確信しています。
と、はっきり誰かさんに恨み節聞かせてあげる積りで
朝起きるなり書いていたら何だか気が晴れてきました。




愚痴はこれっきり。

お父さん、もう一度夢に出てきてくれない?
あれから何十年
太郎次郎のジィジ、バァバとなってからも何十年
だからね、できればそのカツラみたいのは脱いで現れてくれないかなぁ

 
  イヤミのお返しになったかな?((^┰^))ゞ


春は名のみの

2016年02月13日 | 絵と文
    

“春は名のみの風の寒さよ”
暖かそうな日差しに誘われて戸外に立ち思わず身震いしてしまいました。
立春過ぎたとはいいながら朝夕の身を切るように冷たい風の中に立って
短かかったような長かったような雪のシーズンも終わろうとしているのを知るとき
例年定番の「雪の情感」が今年はどこへやら逃げてしまっていたのに気付きました。

ちょっとがっかりです。やはり人間って目先の現象にしか反応できないのでしょうか
突然の体の不調に振り回されて、気持ちまでが干からびてしまったとは思いたくないので
あのさまざま美しい雪の情景を思い浮かべたり写真で眺めてもみたり…
それなのに。

「今年は雪少なくてよかったなぁ」
雪掻きの苦痛から解放された安堵感が真っ先に来るのが正直なところ
しんしん音もなく降り積もる雪を眺めるたび熱い想いが湧き起こるのを楽しんだ日もあったけど。

“春と聞かねば知らでありしを 知ればせかるる胸の想い”

「胸の想い」もまたさま変りしていくのでしょうね、でも
地球規模の異常現象で世界中が少しずつ様変わり、人類は滅亡への道をたどっているのかもしれない
ここまで想像を広げたりする必要は、私にはありませんよね
少し規模を縮めて、徐々に雪国は南方へと移動しつつあるのかもしれない
なんて危惧だか安心だかもする必要もないし。

どのように変わるのか、春と聞けばほのかな期待も生まれて来るのが素敵です
あるいは、雪降る2月の窓を恍惚と見惚れる日などやってくるかもしれないのに!(*_*)