雑穀ご飯に黒豆紅茶
菜の花の辛子酢味噌と胡麻豆腐・・・
ホームページのDIARYに残った一文が頭をよぎって、私の季節の定番はめぐってくる。
きみどりにピンク色、桃の一枝や菜花の淡い色彩は、幾度繰り返しても新鮮な春の色だ。
パソコンにパネルと絵の具皿、これはもうマイライフに切り離せない大道具小道具だし
ローランサンと堀口大学も座右から消えず
早春賦は口を衝いて出るたびピュアな気分を取り戻す。
すべては二年前と変わらないが、ひとつだけこれに加わったものがある。
。。。。。 。。。。。
いたずら盛りの孫が来て、にぎやかに膨れ上がった物音が鎮まるのは、決まって私の部屋で兄弟そろってマンガを見ているときだった。
あらすじは勿論、絵のイメージも細かいところまでインプットされているはずだから、眉をひそめたり一気に相好を崩したり、握りこぶしに力をこめ肩の力を抜きと、千変万化するさまがあまりに予想通りで、こちらまできまってニヤりとしたものだ。
マンガの世界に入り込んでしまったもの、観察するつもりを忘れて没頭しているもの、どっちもどっち。
などと思出だすようになったのは、このごろ毎夜太郎の野球のビデオ観戦が楽しくて欠かせなくなっているからである。
同じ場所でため息をつき肩を揺らし、手を叩いて歓声をあげる、まるでコドモだ。
理解できなかったコドモ心を、今になって体験しようとばかり、反省どころかここらあたりで若返り(?)ましょと開き直る。いえもっと純粋で、何より楽しいし、疲れを忘れる。
・・・だけど、これはもしかしたら若返るのではなくて、一段大人になったのかも?
「大人の成熟とは、子どもの頃の情熱を取り戻すことである」
との名言を残したのはゲーテだったか。 拍手!
不思議に去年まで続いていた肩こりやひざの痛みまでがすっかり消えている。
日本画「花摘む」10号F (麻紙岩絵具)
菜の花の辛子酢味噌と胡麻豆腐・・・
ホームページのDIARYに残った一文が頭をよぎって、私の季節の定番はめぐってくる。
きみどりにピンク色、桃の一枝や菜花の淡い色彩は、幾度繰り返しても新鮮な春の色だ。
パソコンにパネルと絵の具皿、これはもうマイライフに切り離せない大道具小道具だし
ローランサンと堀口大学も座右から消えず
早春賦は口を衝いて出るたびピュアな気分を取り戻す。
すべては二年前と変わらないが、ひとつだけこれに加わったものがある。
。。。。。 。。。。。
いたずら盛りの孫が来て、にぎやかに膨れ上がった物音が鎮まるのは、決まって私の部屋で兄弟そろってマンガを見ているときだった。
あらすじは勿論、絵のイメージも細かいところまでインプットされているはずだから、眉をひそめたり一気に相好を崩したり、握りこぶしに力をこめ肩の力を抜きと、千変万化するさまがあまりに予想通りで、こちらまできまってニヤりとしたものだ。
マンガの世界に入り込んでしまったもの、観察するつもりを忘れて没頭しているもの、どっちもどっち。
などと思出だすようになったのは、このごろ毎夜太郎の野球のビデオ観戦が楽しくて欠かせなくなっているからである。
同じ場所でため息をつき肩を揺らし、手を叩いて歓声をあげる、まるでコドモだ。
理解できなかったコドモ心を、今になって体験しようとばかり、反省どころかここらあたりで若返り(?)ましょと開き直る。いえもっと純粋で、何より楽しいし、疲れを忘れる。
・・・だけど、これはもしかしたら若返るのではなくて、一段大人になったのかも?
「大人の成熟とは、子どもの頃の情熱を取り戻すことである」
との名言を残したのはゲーテだったか。 拍手!
不思議に去年まで続いていた肩こりやひざの痛みまでがすっかり消えている。
日本画「花摘む」10号F (麻紙岩絵具)