自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

狭庭に長梅雨

2020年07月27日 | 写真と文


今年も大きな災害を残しながら梅雨の季節が通り過ぎようとしています
日本の風物詩の一つとしてのソフトな詩情にもかなりの変化をもたらして。

地球は変貌する。  どんな風に??
一人前以上大きく憂えては笑ってしまうのだけど
でも太郎たちやもっと先の子や孫たちの未来を想像するとき
うなだれて未完のままノートを閉じるしかありません。
どうにもならない先のことまで想像するのが
この年代の特権とでも言えるのでありまする。



あちこちから苔を戴いては出来立ての庭に植えていた彼が逝き
あとの手入れも出来ぬまま30年。
敷石のほかは地面が見えぬほどびっしりと緑に覆われた長雨の狭庭
この放置に近い自然の庭がいいのか悪いのか分からぬまま
差しあたっては美しいものとして眺めることにしているのですが
手抜きながらも管理は年々身に応えます。

「いっそのこと画室を建てたら?   から始まって
「木を取っ払ってガレージ作れるならナイスだけど! 
「目いっぱいのサンルームにしてランチ食べたい!
親孝行子不孝を取り混ぜていろいろと意見でましたよ
それを抑えるために
草むしりって気分変換に一番よなどとやせ我慢言いながら
10年後、50年後、実に先行き不明の我が家の庭も想像するのでありまする。

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