自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

雪。情感

2012年02月10日 | 写真と文


雪の日は気を鎮めて戸外に広がる別世界を眺めましょう。
薄汚れた世俗の垢がいつか自然に清められて、新鮮な想いが徐々にとってかわります
雪にまつわる様々な出来事もひたひたと胸によみがえり・・・
だった筈でありました…つい最近までは。


先日のこと。
外出の予定を控えて念のため足元を確保しておこうと玄関の戸を開けたら
門扉の前にとてもじゃない岩みたいな雪の塊がごろごろ転がっていて、出るに出れない雪隠詰め。
幸いシルバーセンターに手すきのひとがいて、外からの除雪を頼み何とか会合に間にあいました。 …(ノдヽ);

家の前は路が行きどまりなので、除雪車がいつもどっさりと置き土産の雪の山です。
気の毒がってくれるひともいるけど、今まではそんなことまるで人ごとどこ吹く風
どうぞどうぞ邪魔っけなものはいくらでもここに集めといて。マイライフには何の差し障りもないのだし。

なのにこの1~2年、これほど急に性格って変わるもん?
昨日今日つららをいっぱい下げて迫り出している軒先の分厚い雪に、ともすれば視線が走り
視線はついでに前の道路に移って、日いちにちうずたかくなる雪の山を見ては青息吐息。
どうしよう、あ~ぁ 気になる… 




これではいけない。時間が勿体ない。

自然現象に逆らっても少しでもときを遡ろうと、萎んだおなかを膨らましてお臍の緒を締めなおしました。
窓を見ると戸外に広がる別世界は、寒波も峠を越したらしく、心なし優しい降りように変わって見えます。

あと一息。頭にベールをかけました・・・。

すると3年前のブログのこんな写真が目に飛び込んできて。



ときの流れって、怖~~い。 
 ちょっと悲しい実感です。   w(☆o◎)w