ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

おそるべし ブログ

2007年02月08日 09時46分47秒 | 祭人
ブログってホントにすごい

三日ほどまえにマンガ「蔵の宿」について私のブログに書いた。
そして、本日GOOGLEで「蔵の宿」という言葉を検索してみたら、
なんと2万6千ヒットのうち上から6番目に私の記事が載っていた。
いくら素晴らしいウェブサイトを金をかけて構築しても、素人がキー
ワードを的確に盛り込んだ文を載せただけで目に付くわけだ。
今の時代この仕組みを理解しながら情報を発信しない手はない。

一昨日、面白いことをBSでやっていた。
今流行っているビジネスに「バーコードアート」というものがある。
これって隙間産業だなぁ、と感心させられてしまった。
会社が小さくても関係ない。アイディアが良ければメジャーになれるのだ。
そして、それを可能にしたのはネットビジネスなのだと思う。
ブログの話しもそうだが、パソコンの画面上では大企業も個人も関係ない。
要は面白く伝えるパワーがあるかどうかだ。

バーコードアート社

今、物凄くモノの見せ方について考えている。
見せ方次第で光もするし陰りもする。
ネット上で二本松提灯祭りを上手にPRできないかナ。

マンガ・蔵の宿/二本松

2007年02月05日 08時45分49秒 | 祭人
マンガ喫茶で西ゆうじ作の「蔵の宿」というマンガを読んだ。
あらすじは、東京の大ホテルに勤める女性マネージャーが福井の実家(蔵元)の
父が亡くなったことによりふるさとへ帰り、新しく酒の蔵元と小さな蔵造りの
宿屋を経営し始めるという展開である。
そして、女将にふりかかる数々の難題をひとつずつ解決しながら生きて行くと
いうご当地マンガである。

さて、このマンガの中に城が登場する。
城の名前は「霞ヶ城」。あれ、どこかで聞いたことのある名前だが。
日本全国には「霞ヶ城」俗称がついた城は7つくらいあるという。隣の山形城も
別名は霞ヶ城というそうが、福井のこの城は現存する日本最古の城郭で国の重文に
指定されている。
ここに出てくるお城の正式名称は丸岡城である。

福井県のこの地方とは縁が深い。
もともと、二本松藩領主・丹羽家のルーツはこちらである。
この丸岡城は、丹羽長秀とともに織田信長の家老・双璧と言われた柴田勝家の
嫡男によって一向宗鎮撫の要として築城されたという。
時代は下がるが、柴田勝家に連なる鬼の作左と呼ばれた本多作左衛門の城でも
あり、「一筆啓上、おせん泣かすな馬肥やせ」は有名である。

こういうマンガに取り上げられるような物語が福島県二本松市にも欲しい。
歴史の宝庫、観光資源の宝庫といわれながら、本当に生かしきれていない。
全てがちぐはぐで、連なりがない。

お祭りを取り上げるにしても、何かストーリーが欲しい。
二本松提灯祭りのお祭り会館も単独では息が続かない、と思う。
常に新しく呼吸し続ける仕掛けを   

 探すぞ!



節分で豆まき

2007年02月04日 08時36分37秒 | 祭人
昨晩は豆まきをやった。

二本松地方の豆まきは掛け声が違う。
「オニーソト」と言う。「福は内」は同じ。
江戸時代のご領主様である二本松藩主が丹羽のお殿様だったためで、
「おにわそと」と言うと「殿様出てゆけ」という意味になるから
殿様への敬意のあらわれとして「おにぃー外」と言うようになった。
この現代においても、そういう風にして豆まきをしている家は多い。

家の戸を全部あけ、「おにーそと」「ふくはうち」と大声で言う。
家の中の全部の部屋に(後から拾うのが大変なので少々ずつ)豆を
まいた。
全く雪の降らない今年の冬だ。
伝統を守りつづけるこの田舎町にも何か異変が起きているのかも。

二本松提灯祭りは日本一だ!

2007年02月02日 16時41分59秒 | 祭人
BBSにも書いたけれど、きちんと残しておきたいのでブログにも書いて
おく。

誰が言い始めたのか知らないけれど、二本松提灯祭りは日本三大提灯祭の
ひとつという。
二本松以外の二つは、秋田竿灯祭りと愛知一色祭りである。
単に、提灯を使うという意味なのか。
だが、どういう基準で言っているのはも明確ではない。
三つの祭りは、多数の提灯をかつぐ秋田と、12個の大提灯をぶら下げる
一色祭り、屋台に提灯をつける二本松と祭りの形式は一様ではない。

二本松提灯祭り公式ウェブサイトを自負する私達は、二本松提灯祭りを
日本一美しい祭りと表現してゆきたい。
別に、三大でなくていい。
私達が日本一なのだ、と思う。

以前にも書いたことがあったが、二本松提灯祭りの最中にカメラを抱えた
ご年配のグループに二本松神社でであったことがあった。
どちらからおこしになったのかを尋ねたら、栃木の鹿沼から来たという。
鹿沼にも祭りがあって、屋台は二本松の太鼓台よりずっと豪華である。
その地元の祭りをさておいて何ゆえに?と尋ねれば「提灯が美しいからだ」
という。

二本松提灯祭りは田舎の祭りだけれど、祭りの催行の仕方や美しさから言う
と素晴らしい祭りなのだ。そして、何よりもましてお囃子が素晴らしい。
東北の風土が育んだ哀愁のあるお囃子なのだ。
こんな祭りは他には存在しない。 

と、思う。

ついでに、GOOGLEで愛知の一色祭りを検索するとヒットしない。
愛知「一色大提灯祭」で検索するときちんとしたウェブサイトが現れる。
一色提灯祭りで検索すると、二本松での発言がいっぱい出てくる。
つまり、二本松でしか一色提灯祭りと言っていない訳だ。

さらに、私のブログの書き込みやウェブサイトにおいては、二本松提灯祭りを
漢字で「提灯祭り」と書くことにする。
公式ガイドブック「ほらどっこい」の方も、ずっとそれで統一している。
いつの時代か正確にはわからないけれど、GOOGLEで検索しても、漢字の
二本松提灯祭りが断然多いのだ。

幸せのちから

2007年02月01日 09時51分11秒 | シネマとビデオ
ウィル・スミスの映画「幸せのちから」を観てきた。
原題 The pursuit of happiness

仕事帰りにちょっと時間を楽しみに出かけたのだけれど、幸せな
家庭を求めて必死に努力する男の姿、娯楽気分で観に行く映画で
はないようだ。最近、制作費ばかりをかけた豪華な映画が多いけ
れど、内容がまるで無い。そんな中でこの物語りは興味深い。

トイレで子供をかかえて眠るシーンには泣かされる。
必死につかもうとする今以上の生活。
家族からの信頼は、生活の安定に成り立っている。

男は夢追い人である。
ベンチャービジネスで成功する人はひとにぎりである。
将来の豪邸住まいよりも、今日の夕食で満足したいと女性は思う
のだろう。成功すればプール付き、失敗すればホームレスだ。
だが、この映画には「主人公が子連れの男」ということで幅がで
きて奥深いものがある。

この映画、笑っては観ていられないと思ったのは私だけ?

詳しくは>映画オフィシャルサイト