ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

変わる価値観

2007年03月27日 08時36分07秒 | マイ・ブーム
何かの本で読んだのだけれど、彼岸と盆の違い、分かる?
盆は霊が現世へやって来る、で、彼岸は、生きている人たちがあっちへ
行ってみるということらしい。
ま、あっちへ行っちゃうということは死んじゃうことだから、それは
できないこと。
仮想でそういう気持ちになって故人をしのぶということらしい。

記録的な暖かい冬も終わりを告げようとしている。
今朝はうぐいすが鳴いているのを聴いた。
梅にうぐいす。自然の摂理はちっとやそっとでは変わらない。
ものすごく厳しい冬を過ごしたわけじゃないので春を迎える感動は薄いかも
しれない。
歳をとってくると季節の移り変わりが気になる? らしい。
我が家の男子の平均寿命は75である。
この感動の薄い春もふくめて、あと20回でおさらば!

家の近くに二本松で初めての分譲マンションが建った。
え、二本松で売れるのかい?と思うけど、立った。
住宅を若い人が建てる場合は35年ローンというのがあるけれど、団塊の世代
あたりでは、そういうローンは使えない。
もっとも、20年もつ家があればいいのだから、100年ももつ家やマンション
などは要らないのだ。

歳くってくると価値観って相当変わるもんだね。

映画鑑賞のはじまり

2007年03月24日 09時12分04秒 | シネマとビデオ
映画「ナイトミュージーアム」を観て来た。
原題はNight at the Museumだから、和題名なら「博物館の夜に」という
ことになり、映画の題名の付けかたはいい加減でさして問題にならなか。
夜の事をテーマにした「夜の博物館」ではない。

子供とお父さんが観にゆくのがいい。
先の「幸せのちから」と同じように病めるアメリカの世相もちょっぴり
垣間見れる。父と母が違う生活のあることが当たり前のようになっている。
子供の前で、一つだけ一流を見せることができれば、父親合格。

私の後ろにおばあちゃんと男の孫ちゃんの二人連れが観にきていた。
彼はどのくらいこの映画のことを分かったのだろう。
ヒソヒソ話しで「おばあちゃん、離婚って何?」とか尋ねていた。
おばあちゃんと言っても、私と同じくらいの年齢のようだった。
彼女は私と同じ観かたしていたのだろうか・・・。

この映画には往年の名優が出演していた。
「メリーポピンズ」「チキチキバンバン」で陽気な男を演じてみせた
ディク・バン・ダイクが悪役として出ている。
あれから、もう40年ちかい時間が過ぎてしまったわけだ。
高校生の頃からはじまった映画好きは今も変わらない。
大学時代には勉強もせずに500本の映画を映画館で観て歩いた。。
観る映画がなくなってしまって、仙台から東京まで出かけて観た映画もある。

巨大な70ミリシネマスコープの劇場(ホントに劇場といっていい)で
は、「2001年宇宙の旅」や「栄光のルマン」などを鑑賞した。
当時の名優の多くも土の下だ。

二本松提灯祭り/松岡町太鼓台

2007年03月15日 09時50分47秒 | マイ・ブーム
松岡の太鼓台をCGで描いた。
道具は最近買ったコーレルペインター+イラストレーター。
はじまったら止まらなくなっちゃった。(適当にできない)
本町、亀谷、竹田、郭内、若宮と松岡を済ませたところ・・・。

雰囲気を出すのはどうしたらいいか、ということ。
彫刻を克明に再現するのはできない仕事ではない。
人物画からすればたやすい。
だが、紙に印刷したときに細部までは要求しない。
従って、視覚で認識する程度はどこかがポイントとなる。

映画/ドリームガールズ

2007年03月09日 10時02分54秒 | シネマとビデオ
ドリームガールズという映画を観てきた。
映画として観るよりは、音楽のステージと思った方いいかも知れない。
家庭のテレビで見るよりは絶対映画館で観た方がいい。
内容はさして無いけれど、今年のアカデミー賞でバベルの菊地凛子と助演女優賞
を競った話題の作品である。役柄の上とはいえ、主演のビヨンセの歌が霞んでし
まうジェニファー・ハドソンの歌唱力はすさまじいものがある。アメリカという
国の芸人の層の厚さをまざまざと感じさせられた。こんなのが大勢いるんだね。

コーラスラインやキャッツと並ぶブロードウェイミュージカルのロングヒットか
らの映画化であるが、このハナシ、60年代後半のダイアナ・ロスとシュープリ
ームスにまつわる実話がもとになっている。ニューヨークへ行って舞台を観てみ
たいところだが、充分に映画館でも楽しめそうだ。

ダイアナ・ロスといえば、学生のころ、大ヒット曲「ラブチャイルド」が今も耳
に残っている。彼女の声は表現するなら洗練された金属音に近い大パワーの歌声
。真夜中、勉強もせずに下宿の先輩とラヂオから流れる音に聴き入ったものだ。

映画の公式サイト > ドリームガールズ

文化勲章

2007年03月04日 10時01分06秒 | マイ・ブーム
文化勲章

いわゆる、文化に貢献した人に贈られる栄えある称号だ。
素朴な疑問なのだが、誰が決めているのだろうか?
あと、叙勲というのもある。人間の功績にたいして、レベルが表示されるわけだ。
大方の場合ご老人が頂戴することになる。従って、若い人で頂戴する人は少ない。
何故なら、まだその人に可能性が残されているからで、発展途上の人にランクをつ
けるわけには行かない。とするなら、勲章をもらったということは、あなたの価値
は○○位ですと決められたことになるわけだ。

以前、二本松JCで地域の偉人を調査して冊子をつくる仕事をしたことがある。
過去にどのような素晴らしい人が二本松に居たかという本である。編集時に、この
巻末に現在の名誉市民となっている人も合わせて掲載しようとしたとき、監修をい
ただいていた二本松市文化団体連絡協議会長水田荘介先生から待ったがかかった。
何故なら、生きているということはこの先、悪いことをする可能性もあるので、故
人となった人に限るべきだ、と。

最近、二本松市で文化勲章を受章した名誉市民の大山忠作先生の祝賀会があった。
日本を代表する文化人となったということを公が認めたそのお祝いである。
以前、仕事を通じて何度となくお宅にもお邪魔させていただいたことがる。
祝賀会には仕事を止めてしまったので参加する理由がみつからなかったので行かな
かった。(正確には、案内が来なかったが)先生は画家であるだけではなく哲学者
でもある。世の中の道理を知り尽くした賢人でもあるのだ。
近しくさせていただいたときに、至玉の言葉も頂戴したことがあった。
心からお祝いを申し上げたい。

ただ、先生を取り巻く一部の人達が一般の市民と隔絶してしまったこと残念である。
それは先生の意図するところではないと、先生を少し知る者として伝えたい。
大山忠作先生は書もお書きになる。

  好まれる書は、庶民から親しまれた「良寛」だという。

気について

2007年03月02日 15時31分12秒 | マイ・ブーム
落ち込んだとき、五木寛之の本を読んだ。
何か気持ちを奮い立たせるような言葉がないかと探したけれど無かった。
結局、目の前のあることをよく見つめろということだった。
すでに起きてしまっている現象を受け止めろ、ということだった。
頑張っている自分に、人からガンバレと言われるのは辛い。

人間、落ち込んでくると意欲がなくなるものだ。
何もしたくなくなる。
こういう状態は「やる気」が無くなっているわけだ。
「気」とは何なんだろう。
気がなくなった状態を病気という。
気持ちがわるい。嫌気がさす。気になる・・・などなど、みーんな気の
状態を表わす文字になっている。

さた、最近読んだ本に、気というものさえ自然界のエネルギーのひとつだ
という。エネルギーがなくなれば消滅する。動物、人間でいえば死ぬわけ
だ。また、森羅万象には「真空を嫌う」という物理的な要素があるそうだ。
空気がないところへ、その隔たりをつくっているモノを取り除いてやると
ものすごい勢いで一気に空気が流れ込む。だから、すべての物事は真空の
場所を作ってやる、スペースを作ってやるという行為をすればおのずとそ
こが何がしかの物質で満たされるという。

例えば、洋服が欲しいとするなら、洋服ダンスの中身をカラにすると、
不思議にそこに洋服が調えられるという・・・。
むむ、そんなことあるわけがないじゃないか、と今は思っている。
財布の中身を全部使ってしまえば、そこにお金が入ってくるということか?
んな、バカな。だが、本を読み進むにつれて、うーん、そうかも知れないと
思うところがだんだんと出てきている。
気を減退させる要因を取り払おう、気の入るスペースをつくろうと教えて
いるのだ。

失敗を恐れていては何も生まれない。

勇気をだして、一歩、前へ踏み出そう! あれ、これも気だね。

暖かい冬

2007年03月01日 14時02分32秒 | マイ・ブーム
ちょっと不思議な感じさえする冬です。
え、何かって。
そうですよ、あったかい。暖かすぎませんか皆さん。
どっと雪が降ることを恐れてまだ冬タイヤは脱げないでいます。
でも、近頃の陽気を考えると、もう降らないでしょう。

先日、都合がついたので今シーズン初めてのスキーへ行ってきました。
ホームゲレンデの箕輪スキー場です。
普通なら一番低い位置にある駐車場のあたりも雪があるハズなのに
乾いたコンクリートがむき出しです。
そして、食堂の前あたりはベタベタの雪質でした。
晴天で気持ちがよく頂上付近でも寒くはありませんでした。
この時期とは思えないほどでセーター一枚で滑ってきました。

晴れ上がった安達太良山の夕景です。
撮った場所は安達バイパスのローソン駐車場から。