ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

ポセイドン

2006年06月16日 08時49分07秒 | シネマとビデオ
始まったばかりの映画「ポセイドン」を観て来た。
今回の映画は1972年の「ポセイドンアドベンチャー」のリメイク版である。
映画の迫力、物語、出演者のどれをとっても前作に及びもしないと思った。

CGの無い時代に大掛かりなセットと迫真の演技で大型船の転覆から沈没までの
限られた時間のなかで次々と状況の変化する緊迫感が見事な作品だった。
特に新作に不足していたのは乗客における人間描写などで軽薄とも言えるかも。
小説を元にして脚本を書いているのだろうが、大事件であることが旨く表現され
ていないのだった。

前作はジーンハックマン、アーネストボーグナインなどの名優が自分の生い立ち
を背景とした人間模様をあらゆる局面で反映させて危機を乗り越えて行った。
そして、大自然に対していかに人間というものが小さく無力であるかを演じて
みせた。時には牧師が神を罵倒する場面も登場した。

ラストシーンも脚本でこうも違うものかと思わされた。
あらゆる障害を乗り越えて救出されるごくわずかな人々。その生死を分けた局面
が何であったかなど、あまりにも差が多き過ぎたようだ。また。新作では大好き
なリチャードドレイファス(未知との遭遇)も出ていたが演技で生かされてなか
ったと思った。

興味のある方は、是非前作をご覧になってもらいたい。
今ではビデオでしか残っていないかも知れないけれど、多分観て損はないと思い
ますヨ。


期待しないで観る

2006年06月15日 08時47分10秒 | マイ・ブーム
サッカーワールドカップドイツ大会は事前の盛り上がりがものすごいものがある
ようだ。ところが、実際の前評判のようには行かなかったのが初戦。
あらゆる日本チームの優位性について語られたけれど、結局のところは大敗戦。
つまり、実力が無いのだ。
本番で力を出せないということは力が無いということ。

4年前の日本大会の時よりも選手個人の力は格段に上がっていることは確かだろう。
しかし、それらもチーム力が要求される本大会では、まだまだ理想にはほど遠い。
サッカーのことはよく知らないけれど、事前の有り余る情報のおかげで、この私も
少しはサッカーとはどういう風に戦うのかが分かりかけた気持ちだった。
選手がいかにボールを自分のものとするか、戦術はいかに組み立てられるか、
そして、体力は、精神力は・・・などなど。

しかし、予選グループで一番弱いと言われていたオーストラリアに大敗した。
マスコミの騒ぎ過ぎなのだろう。グループの中で日本の力があるように報道されて
いたけれど、結果は周知のとおりだった。
この分だと、ブラジルが辛勝したクロアチアにも、そして、ブラジルにも勝てない
のだろうと思う。

日曜日に次の試合が行われるけれど、期待しないで拝見するつもりだ。
(にわかサポーター)

町の将来を左右する二本松市議会議員選挙

2006年06月01日 10時15分59秒 | マイ・ブーム
政治のことはよく分からない。(あまり興味がなかったノデ (^-^;  )
お恥ずかしながら、友人の選挙事務所へ行ってはじめて分かったことがあった。
今回の二本松市議会議員選挙は小選挙区で行われ、旧二本松市は旧市内出馬の議員
だけで選出されるのだ。今回当選することは非常に重要だ。
地区対抗戦の市議会議員選挙だが、次回は合併後の大選挙区で戦う必要が出てくる。

さて、
今の市制に不足しているのは、どういう方向へ町を持ってゆくかというビジョンが
ないのではないだろうか。現実問題として、市の財布を考えて計画しなくてはなら
ない。なんでもかんでも公約しても実現できるハズもないのだ。

自分が通ってきた道からすると、無から有を生むような画期的なアイディアが欲しい
ところだ。しかも、初速は小さくても加速度がついてきて、いつの間にか大きな
エネルギーなるような、まず石を池に投げる必要があると考える。
それは何なのかということだが、私自身よく分からない。
だが、町の経済が豊かになることがあらゆる良い方向へ行くことと考えている。
企業、商店が元気にならなければ何をするにもダメなのだ。
そういう視点を大切にしながら、自分にできることをやってみたい、と考えている。

明らかに今回の市議会議員選挙は圧力集団の形成をねらっているようだ。
「え、あの人が何故出るの?」と思うような人まで出ている。
政策的に刺客を立てられた候補者もいるようだ。
そういう意味で、そういう行為が大嫌いな私だが、事実そうなのだと思う。

仕事が出来る人に議員になってもらいたい。
議員になるような人は、もっともっと勉強や研究をして欲しい。
そして、市民を代弁して市長に町の将来を強く言える人材に当選してもらいたい。