ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

野球試合の中止

2011年05月01日 07時03分45秒 | マイ・ブーム

楽天の試合が郡山で開催される予定だった。

だが、現実はいとも簡単に、説明なしに、主催者によって中止となった。

理由は何か。

それは原発放射線量が郡山市は高いからに他ならない。

「日本はひとつ」「元気を出して」とTVでは有名人が連日のように激励の言葉をおくる。

「私たちのプレーで被災地を元気づけたい・・・」(なら、郡山でやってみろ!)

しかし、所詮は他人事なのだ。(仕事でもフクシマにだけは行きたくない、と)

被災地の財布の中や健康まで真剣に考えてはいない。

結局、自分は自分で守るしかないのだ。

 

早々に福島から逃げ出した人も居る。だが、逃げたくても逃げられない人が殆どだ。

学者先生には、政府のひも付き、企業のひも付きで「放射線量の基準値」に対する考えが変わる。

企業は営利事業、費用対効果で必要十分を追及する。だから、ギリギリの安全値でよしとした。

だが、自然の力はそれ以上だった。

はやり言葉でこれを「想定外」という。(今年の流行語大賞決定だナ)

(結局、弱者の考えはいつの時代にも踏みにじられることになる)

 

悲観的なことばかりも語ってはいられない。

少なくとも、残った人たちは根っ子がここにしか無いのだ。

やるしかない。ここに残って、何とか工夫して必死に生きるしかない。