ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

川越・お祭り会館

2010年07月22日 09時01分21秒 | 祭人
三度目の訪問になるけれど、川越のお祭り会館へ行ってきた。

川越市営のお祭り会館だ。 公式サイト→ 川越お祭り会館
休日ともなれば、人気の一番街にあるので大勢の観光客が入場することだろう。
国の重要無形文化財に指定されている川越祭りだが、屋台の方も立派。
その屋台を常時2台展示(実物)している。
展示は交替で各町が三月に一度入れ替えられるようだ。

二本松菊人形の会場に各町の太鼓台を展示して40日の間に湿気などから大変な
損失を被った経緯がある。それもそうだろう、菊人形第三会場は土間だったと思う。
たとえ40日であろうとも、加重が掛かった状態で長期間湿気のある場所に展示すれ
ば結果は明らかだ。
そういう経緯があったので、市は自前で太鼓台を持つことになり、あの歴史資料館に
常時展示されており、菊人形の期間だけは菊人形会場へ移動され展示されている。

ハナシがそれたが、川越の祭り会館の場合、硝子ケースに入れられており、車輪に
4トンあるという自重がかからないように架台が作られ、目に見えないように屋台の
変形を抑えているようだった。当然、空調も完備されているのだろう。


経済効果は
少なくとも、二本松駅前の大山忠作美術館よりお祭り会館であった方が、あるハズだ。
同じ展示物で一人の作家の作品で来場者を期待するのは、明らかに無理というもの。
最初から経費だおれ、金食い虫になることは分かっているハズだったのに、同施設は
完成して運営?されている。
毎年の赤字補填は、市民の血税である。

今年の決算では幾ら赤字補填したのか、きちんと情報を開示してもらいたい。

祇園祭りがやってくる

2010年07月03日 07時39分49秒 | 祭人
7月に入ると二本松でも夏祭りの準備があちこちの町内で始まる。

そして、この時期になると日本の祭りの代表「京都祇園祭り」に
ついての話題も多くなる。

一度は行って見てみたい山鉾巡航。
暑い京都の夏と夕涼みがてらの宵山見物。
そして、できたら浴衣なんかを着て川床料理なんかを・・・。

今年の鉾立ては7月12日という。
宵山は7月13日から16日で、山鉾巡航は17日だ。
12日と15日に仕事が入っていて今年も無理みたいだ。
いつか、一週間くら京都に滞在して、狭い路地での鉾立ての様子
や試験曳きで綱につかまってもみたいものだ。

二本松提灯祭りにも「祇園」という曲がある。
これは昔の人たちの京都への憧れから命名されたのかも知れない。
決してその音曲が京都の流れをくむわけではない。

二本松提灯祭りにも「すぎなり」という屋台の屋根に装着する
11メートルにもなる提灯枠がある。
神様が降りてくる目印なのだとか。

厄除けとして始められ千年の歴史がある京都祇園祭り。
そして、我がふるさとの誇り、二本松提灯祭り。
祭りを大事に思う気持ちは同じ。