ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

家は洞窟か?

2007年08月25日 11時04分27秒 | マイ・ブーム
クーラーのない部屋に寝ている。
長年、西日のあたる部屋で寝起きしている。
福島だけど、とうぜん暑い。
暑いけれど、例年なら、何とか日が落ちれば涼しくなって、夜半は窓を閉めないと
寒いくらいになる。
暑さを我慢するのは20日くらいのものだ。

我家には網戸はついていない。
だから、蚊取り線香をたいて、窓を開け放しにして寝ている。

ところが、ところがである・・・

夜中に何か飛んでいるのだ。
暗くて分からなかったが、最初は蝶か鳥かと思ったのだが、敵は「こうもり」だ。
追い出そうにも追い出せない。
にわか作りの箱と傘を組み合わせた虫取りを急遽制作して捕まえた。
壁に止まっているときには5センチくらいだが、羽根を広げると20センチ近い。
表に逃がしてやった。

ところが、また別な日に入り込まれたので、また捕まえた。
一昨日で3回目、今度は捕まえきれず仕舞い。隣の部屋に行ったところで戸を
閉めて寝た。次の日見てみたけれど、どこに居るのか分からなかった。
昨日、今度は本物の虫取りを買ってきて用意している。

何ゆえにこうもりが入り込むのか?
40年近く住んでいるけれど、大昔に一度あったきりだった。
しかし、今度は数日間に3度も入られたのだからおかしい。
家の外に出てみたら、なんとなく理由が分かった。
家の前は河川改修で川が今までより近くなったのだ。
夕暮れ時には無数のこうもりが飛んでいるのが見える。
多分、虫を追っているのかも知れない。
そして、こうもりの棲家が河川改修などで壊れたのかも知れない。
人間の都合でこうもりも怒っているのかも・・・。

血を吸われないようにしよう・・・。(^_^;)

ご先祖さん

2007年08月09日 08時11分59秒 | デジャブー
今日は祖父の命日だ。
8月9日。長崎原爆投下と同じ日にあたる。
子供の頃に祖父は亡くなった。お葬式は暑い日だったと思う。
設けられた祭壇には多くのお供え物が上がっていた。
御菓子などが貴重な時代。東京の叔父が持ってきたガムを大量に食べた。

祖父は無学だったけれど研究心の強い人でアイディアマンだった。
子供の頃、仕事(鉄工所)のための実験をしているのをよく見かけた。
昨晩、古い文庫箱を整理していたら昔の葉書が出てきた。
大正9年、祖父が東京から自分の父に宛てたものだ。
叔父たちに聞いた話だが、新しいものを見るためによく東京へ出かけたようだった。
出かければ大分長いあいだ帰ってこなかったらしい。
葉書の内容は、見るものについて驚きの様子が鉛筆で細かく記されていた。
カタカナ混じりの一途な内容だ。

盆が近くなると昔のことを思い出す。
代々職人の家柄だけど、今の私は、祖父や父の足元にも及ばない。