ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

再バブル?

2006年01月20日 08時54分59秒 | マイ・ブーム
株のことはよく知らないけれど落ち着いて考えてみると面白い。
自分自身、金があったら参加していたかもしれないけれど(無くて良かった?)
人が株を売るときに普通の人が株を買える。また、その逆に人が買いたい時に
自分の持っている株を売ることができる。
しかし、世間を騒がせてるような銘柄の場合、リスクが高い分高配当が期待で
きるのだが、危険は大きい。人が売りに走っているときには売れないのだ。

株というのは、会社の資金集めのために公募される。
会社の将来性に賭けるものなのだが、錬金術にまどわせれて踊らされていたの
だろう。多くの人が欲に走り、少数の小僧に日本の経済が振り回された。
所詮、実態の無い企業に金を投資したわけだから、風船のように膨らむのも簡単
だけれど、しぼむのも早いようだ。
あれだけ、バブルで苦い経験をした日本なのに、まだその甘味を忘れられないで
いるのかも知れない。

あはは、負け惜しみで・・・「金、無くて良かった」 (^-^;

いつまで経済学やってんの?

2006年01月14日 09時18分55秒 | マイ・ブーム
文芸春秋の正月号に日本を代表する32人の三つの言葉が載っていた。
その有識人たちが今の日本をあらわすとするなら・・云々

どれもこれもなるほど、と思うところばかりだった。
その中には無かったが、私が20年も前に聞いた言葉を思い出した。
元関東学院大で講師をされていた猪爪範子女史の言葉だ。
街づくりを考えていた私に「いつまで経済学やってんの?」と言われた。
要するに、効率とかなんかで町は良くならない、という意味の言葉だ。
今でも心に響く言葉だ。
やっと、日本中がそのことに気付き始めたようだ。

文芸春秋の話にもどるが
セブンイレブンの会長さんの話し>昨年売れたものは今年売れない。
昔のデータを元にした販売予測などは役に立たない価値感の時代に入った
という。同じディスカウントでも、イベントを絡めたものなら、日常の
何倍も売れることがあるという。

要するに「見せ方、売り方」なのだと思う。

本物との出会い

2006年01月13日 12時04分20秒 | 祭人
伝統とは変化しないことではない。
先人たちによって脈々と伝えられた技術・文化などは時代の変化に対応してきた
から今日があるのだ。
頑なに形に固執することは、時には必要かもしれないが、多くの場合、その時代
の人から見向きもされなって、結果として相手にされなくなり忘れられる。

だから、時代とともに変化してきたものだけが残ってきたと言ってもいいのでは
ないだろうか。

祭りという文化。
それは「変化してきた形」を私たちは今日見ているのだ。
あらゆる社会情勢、人々の趣向など、様々な時代の風にさらされながら、それら
を乗り越えて大切にされてきたから今があるのだ。
それは不変のものたちでは無かったのだ。

そして、幾多の時代のふるいを通り抜けたものが 今あるのだ。
それはつまり、「この祭りが本物だったから」ではないだろうか。
どの時代の人たちも大切にするに値するモノだったのだろう。
骨董などは本物しか残らないという。

だから「本物」であることを残す・・・それが重要なのだ。
中心である軸をはずさなければ、変化してもいいのではないだろうか。