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Multiplication Rock/Bob Dorough

1999年10月22日 | 名曲・名盤1973年
名前 = ろびー
タイトル = Multiplication Rock(1973年)
アーティスト = Bob Dorough
コメント = アメリカ、ABCテレビで放映された子ども向けの番組で掛け算を覚えるために作られたのが本作。
 しかしながら、そこはハース・マルティネスにも大きな影響を与えたドロー。ヴァン・ダイク・パークスを彷彿とさせる味わい深いボーカル、適度に跳ねるファンキーさ。デラソウルも本作から「Three Is A Magic Number」をサンプリング。しかし、そんな「オマケ」がなくても本作の価値は全く変わることなく素晴らしいものでしょう。
 ジョン・サイモンがお好きな方は特に気に入られると思いますよ。


マルティプリケイション・ロック
TVサントラ, ボブ・ドロウ, グラディ・テイト
東芝EMI

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BROTHERS AND SISTERS/ALLMAN BROTHERS BAND

1999年08月09日 | 名曲・名盤1973年
名前 = 斉藤 洋
タイトル = BROTHERS AND SISTERS(1973年)
アーティスト = ALLMAN BROTHERS BAND
コメント = 発売前後より物議を醸し賛否両論あったアルバムである。
 デュアン生前のバリバリブルース路線をイメージするファンにはかったるくて物足りないと思うであろうし、サザンロックの1作品としてみればかなり完成度も高く優れた評価をするファンも多い。私個人としては後者の意見に賛成である。南部の香りをふんだんに含み、適度でポップで自然なブルースフィーリングもあわせて持つこのアルバムは不朽の名作ジェシカをあわせて名盤といっても良いと思う。


ブラザーズ&シスターズ
オールマン・ブラザーズ・バンド
ユニバーサルインターナショナル

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THE HUMAN MENAGERIE/Cockney Rebel

1999年08月07日 | 名曲・名盤1973年
名前 = ゆみおんじゃっく
タイトル = THE HUMAN MENAGERIE(1973年)
アーティスト = Cockney Rebel
コメント = 71年生まれの私が、8年前初めてこれを聞いた時、切ないほどの郷愁に包まれたのは不思議だ。 1曲目から胸の奥が締め付けられるような心地よい興奮が湧出し、それは続いた。幾度も聞き返し、その度にSteve Harleyの世界に埋没していった。デカダンスのチョコレートをポップのキャンディでコーティングしたような、そんな苦さと甘さが混在するアルバム。無人島にも持って行きたい。


ヒューマン・メナジュリー
スティーヴ・ハーリー & コックニー・レベル
ヴィヴィド

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Hobes,Heroes and Street Corner Clowns/DON NIX

1999年06月17日 | 名曲・名盤1973年
名前 = 保坂J
タイトル = Hobes,Heroes and Street Corner Clowns(1973年)
アーティスト = DON NIX
コメント = 当に方々のCD屋を探し回ってやっと見つけた一枚です。P-VINEとMSIのCDが大手レコード店には置いてないのは、インチキ臭いから?名作揃いなのに!
 ともあれ本家の「SWEET SWEET SURRENDER」よかった。


ホーボーズ、ヒーローズ&ストリート・コーナー・クラウンズ
ドン・ニックス
Pヴァイン・レコード

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HOBOS,HEROES AND STREET CORNER CLOWNS/DON NIX

1999年03月21日 | 名曲・名盤1973年
名前 =りょう
タイトル = HOBOS,HEROES AND STREET CORNER CLOWNS(1973年)
アーティスト = DON NIX
コメント = 久しぶりのリクエストです。今回紹介するのは、デラニー&ボニー「ホーム」のプロデューサーとして有名なドン・ニックスのサードアルバムです。
 昨年念願のCD発売となったファースト「イン・ゴット・ウィ・トラスト」や、セカンド「リヴィング・バイ・ザ・デイズ」ももちろん最高ですが、このサードアルバムもオススメの好盤です。ニックスの持ち味は、南部フィーリング豊かなメロディアスな楽曲にあるわけですが、このアルバムもそんな彼の魅力に溢れた佳曲が揃っています。特に、ジェフ・ベックの組んだベック・ボガード&アピスのファーストアルバムにフューチャーされていたバラード「スウィート・スィート・サレンダー」、ブルースナンバー「ブッラック・キャット・モーン」などはこのアルバムの目玉ではないでしょうか。


ホーボーズ、ヒーローズ&ストリート・コーナー・クラウンズ
ドン・ニックス
Pヴァイン・レコード

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リヴィング・バイ・ザ・デイズ
ドン・ニックス
イーストウエスト・ジャパン

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MUSCLE OF LOVE/ALICE COOPER

1999年02月25日 | 名曲・名盤1973年
名前 =斉藤洋
タイトル = MUSCLE OF LOVE(1973年)
アーティスト = ALICE COOPER
コメント = ダンボールの箱で出来た珍しいジャケットである。スクールズアウトその他先の数枚より地味であるが特にA面が不思議と何回となく聴いても飽きが来ない。このアーチスト自体派手なコスチュームやステージアクションばかりが目立つがこのアルバムからは結構しっかりした音楽的表現が汲み取れる。A-1,2はmediumで単純な8BEATでギターソロも含めて一見何の変哲もない曲にもかかわらず心に残り、繰り返して聴きたくなる。A面最後の曲は、p,clarinet,sax,banjo等が入りディキシーランドジャズ風の曲作りであるが中々面白い。高校生時代に友人からカセットに落として何度か聴いたが早くCDで発売されないか待ち望んでいる。


Muscle of Love
Alice Cooper
Esp

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WELCOME/SANTANA

1999年02月04日 | 名曲・名盤1973年
名前 =斉藤洋
タイトル = WELCOME(1973年)
アーティスト = SANTANA
コメント = 後に「哀愁のヨーロッパ」がヒットして「アミーゴ」が爆発的に売れてしまったため霞んでしまったが当時の音楽状況、その後のカルロスサンタナの活動を考える上で大変重要なアルバムと思う。70年代中期よりジャズ、ロック界の人的交流が盛んになり良い作品も数多く作られる様になった。
 ジャズに電気サウンドが導入されるようになりチックコリアとリターントゥフォーエバー等からエレクトリックピアノが注目されはじめたのもこの頃からである。
 一方カルロスサンタナはこの頃ジョンコルトレーンに感化されて突然宗教に目覚め長髪をやめて短い髪になりジョンマグラグリンと「魂の兄弟たち」となった。
 こんな時期にこのWELCOMEが出た。私はラジオでこの中のLOVE DEVOSION AND SURRENDORその他数曲を聴いた。すごく良いアルバムだと思い、約2年我慢して大学受験終了後にこのLPを買った。純白なジャケットにたがわぬ透明感あふれるサウンドである。得意のラテンリズムをベースにしてトムコスターの加入が大きいと思うがFENDER RHOSEを駆使しこれまでより垢抜けした感じである。「母なるアフリカ」では実際にサバンナと太陽をバックに鹿が走っているような情景が目に浮かぶようである。レオントーマス、フローラプリム、ジョーファレルと豪華なメンバーであり、ジャズ/ロックの交流が盛んであった事がわかる。カルロスサンタナ自身の音楽性をしっかり貫き通してジャズマンと共演したこのアルバムは意義深いものがあると思う。フュージョン、クロスオーバー等という言葉が出来るよりもっと以前にこんな凄いアルバムがあるのである。


ウェルカム
サンタナ
Sony Music House

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NO SWEAT/BLOOD SWEAT & TEARS

1999年02月04日 | 名曲・名盤1973年
名前 =斉藤洋
タイトル = NO SWEAT(1973年)
アーティスト = BLOOD SWEAT&TEARS
コメント = フレッドリプシャウス、ダックハリガン、デビッドクレイトントーマスと重要メンバーが相次いで脱退してメンバーチェンジ後に発表した「NEW BLOOD」を聴いて「ああ、もうBSTは終わりか」と落胆して約1年後にこのアルバムが出た。ギターのSTEVE KATZがこのアルバム中1曲演奏しただけで抜けたと知りがっかりしたががボビーコロンビー、ジムフィルダーの絶妙なリズムセクションが健在であり、一縷の望みをもってLPを買い、針を降ろした。これが実は見事に期待を裏切らない良い出来であり、喜んだ。
 ほとんどがオリジナル曲で特別華やかな印象はないがDr,B,Key,Gのリズムセクションが結構しっかりしているせいかブラスセクション、ストリングが随所に決まって心に刻み込まれてゆくようだ。曲目のなかにはアドリブの回しもあるが的を得たアドリブでバックの絡みも面白い。(メンバーの多くは現在ジャズ界でスタジオミュージシャンをしており腕は悪くない。)ジェリーフィッシャーのボーカルもこのアレンジにうまく染まっておりmy old ladyでは思わず感心してしまった。
 BSTが好きだった人嫌いだった人一度は聴いてほしいアルバムである。


グレイテスト・ヒッツ
ブラッド・スウェット&ティアーズ
ソニーミュージックエンタテインメント

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子供は人類の父である
ブラッド・スウェット&ティアーズ
ソニーミュージックエンタテインメント

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血と汗と涙
ブラッド・スウェット&ティアーズ
ソニーミュージックエンタテインメント

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復活/Chase

1999年02月04日 | 名曲・名盤1973年
名前 =斉藤洋
タイトル = 復活(1973年)
アーティスト = チェイス
コメント = このグループが黒い炎のスマッシュヒットで華々しくデビューしたのが'71年だった。この曲を聴いたのがきっかけで今日まで約28年間私は音楽にのめりこんでしまった。「追跡」「ギリシャの神々」を発売後来日講演をした。当時外タレの来日は数少なく今思えば無茶苦茶話題になった。FMもない時代だからAMラジオの音楽番組で毎日どこかでチェイスの特集をやっており、来日講演がすべて終わって帰国した後でも特集をやっていた番組もあった。その後約2年間鳴りを潜めておりチェイスはどうなったのだろうとおもっていたら久々のアルバムが発表された。これが「復活」である。(マークアーモンドにも同じ邦題のアルバムがあるが関係ない。)なかなかきれいなジャケットである。金箔を施したかの様な黄金色であり、表にビルチェイスがトランペットを構えた写真、裏面がメンバーのスナップ写真である。ギタリストが志垣太郎に似たいい男であった。
 全部で6曲あり、歌物が2曲である。単にトランペットのインプロビゼーションをまわすだけでなく中々凝ったアレンジで内容が濃く楽しめる。リズムギターにアコースティックを用いたり、随所にシンセをバッキングに用いて色合いが豊かである。また比較的ベースラインをシンプルに抑える反面ドラミングでハイハット、シンバル、スネアでアクセントをつけてメリハリが効いている。B1曲目はある有名なバラエティニュース番組のテーマにも使われた。前の2枚のアルバムはその後聞かなくなったがこのアルバムは最近聴いても結構楽しい。数ヶ月後にビルチェイスが飛行機事故で死んだ時は悲しみにくれてしまった。

Paris1919/ John Cale

1999年01月14日 | 名曲・名盤1973年
名前 =Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = Paris1919(1973年)
アーティスト = John Cale
コメント = John CaleとはVelvetsのほかStooges,Nico,Modern Lovers,Earth Opera,Squeeze等のProduceで結構お付き合いしていましたが、Soloはこれ一枚しか知りません。根がPops系の私にはなんとなく敷居が高い人ですが、このAlbumは親しみやすい曲と割に穏やかなU.C.L.A.OrchestraやLowell Georgeの伴奏が心地よい響きで私にとっては、重たいものを聴いた後に締めで聞く中華料理の杏仁豆腐のようなAlbum。Hanky Panky Nohowが特にお気に入り。ProduceはChris Thomas。確か1919年は、パリ講和会議とワイマール憲法の年。Rosa Luxemburgの死んだ年でもあります。関係なさそうですが。


パリ 1919
ジョン・ケイル
ワーナーミュージック・ジャパン

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Closing Time/Tom Waits

1998年10月19日 | 名曲・名盤1973年
名前 =obi-wan
URL = http://plaza20.mbn.or.jp/~tmoq
タイトル = Closing Time(1973年)
アーティスト = Tom Waits
コメント = このアルバムを聴くきっかけとなったのは、イーグルスが "ON THE BORDER"で"Ol'55"をカバーしてたからだ。
 アル・パーキンスのペダル・スチールにのせたその歌は限りなく美しく、ノスタルジックな匂いを漂わせていた。針を落とした瞬間そんなイメージは叩き潰され、場末の酒場に連れて行かれてしまった。ガヤガヤとした人の声、グラスの触れる音、目にしみるタバコの煙。そんな風景が目の前に広がる。後にも先にも、こんな世界を作り出せるのはトム・ウェイツ彼だけである。このアルバムでは "Ice Cream Man"が一番好きだ。


クロージング・タイム
トム・ウェイツ
イーストウエスト・ジャパン

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土曜日の夜
トム・ウェイツ
イーストウエスト・ジャパン

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オン・ザ・ボーダー
イーグルス
ワーナーミュージック・ジャパン

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Pyromania/Def Leppard

1998年09月18日 | 名曲・名盤1973年
名前 =そう
タイトル = Pyromania(1973年)
アーティスト = Def Leppard
コメント = お久しぶりです。僕の他にもキッスとフリートウッド・マックの書き込みがあったのはうれしい発見です。ちなみに僕はマックでは何といってもスティーヴィーです。
 さて、最近の僕はこのアルバムで毎朝目を覚ましています。何といっても1曲目の「Rock! Rock! (Till You Drop)」がいい!ちょうどいいうるささです。最近彼らの噂を聞きませんがどうしたんですかねえ。この頃のハードロックシーンて面白かったのになあ。騒音にしか聞こえないバンドもいたけど。(モーターヘッドとか)僕の中学時代の趣向はその辺なんです。今はノスタルジックに昔のものとかマライア・キャリーなんかも聞いてしまっています。変われば変わるものですね、人間の耳も。


炎のターゲット
デフ・レパード
ユニバーサルインターナショナル

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AROUND THE WORLD WITH THREE DOG NIGHT

1998年09月15日 | 名曲・名盤1973年
名前 =ごうき
URL = http://members.aol.com/g1201/
タイトル = AROUND THE WORLD WITH THREE DOG NIGHT(1973年)
アーティスト = THREE DOG NIGHT
コメント = ロック・コンサートを楽しめる要素の中で、「知っている曲が次々と演奏される」というのは、とても大きなウェイトをしめると思います。その意味では、本作は理屈ぬきに楽しめます。日本公演も大好評だった彼らは、今はすっかり忘れられた存在になってしまいましたが、埋もれた名曲に新たな命を与え、3人のヴォーカリストがそれぞれの個性を発揮していた素晴らしいグループでした。日本公演からも2曲収録されていますが、MCの日本語に当時は狂喜したものです(若くて純粋・単純だったですね)。


35th Anniversary Hits Collection
Three Dog Night
Compendia

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ジョイ・トゥ・ザ・ワールド
スリー・ドッグ・ナイト
ユニバーサルインターナショナル

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BUCKINGHAM NICKS/LINDSEY BUCKINGHAM & STEVIE NICKS

1998年09月10日 | 名曲・名盤1973年
名前 =ごうき
URL = http://members.aol.com/g1201/
タイトル = BUCKINGHAM NICKS(1973年)
アーティスト = LINDSEY BUCKINGHAM & STEVIE NICKS
コメント = ブルースバンドから脱皮はしたものの、長くくすぶり続けていたFLEETWOOD MACを一躍メジャーにした起爆剤の2人の無名時代のアルバム。
 これは宝石の原石のようなアルバムですね。随所にキラリと光るものを感じます。2曲だけMACで再演しましたが、佳曲ぞろいです(特にStevieの曲)。中途半端なジャケットは思春期の私にはかえってつらいものがありました。ただし私はMACではChristineがベストミュージシャンだと思っています。

Veronique Sanson/Veronique Sanson

1998年08月28日 | 名曲・名盤1973年
名前 =Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = Veronique Sanson(1973年)
アーティスト = Veronique Sanson
コメント = 仏国の女性シンガーソングライターです。
 この頃StephenStillsの奥さんだったそうです。その後は知りません。村八分とSteveGoodmanを買うつもりが村八分とRawPowerとこの人を買ってしまったので良く覚えています。FrancoiseHardyより少し鋭角的な感性が気に入りました。透き通った声もなかなか魅力的でメロディーラインが今でもとても新鮮です。ポルナレフさんデルぺッシュさん全盛の頃で日本では居場所が無くて損をした様です。
 個人的には 当時カーリー・サイモンさんより良く聴いていましたが、その後はどうしたかは知りません。典型的な一発屋さんではない様に思うのですが・・・。