
名前 =かずみ
タイトル = Falling in love(1979年)
アーティスト = Frankie Miller
コメント = ★★★★ちょっと所でなく長文です★★★★
最近、CDショップに久しぶり立ち寄ってみた、そしたら知る人ぞ知る「スタックリッジ」が結構、スペースを取って並んでました、このグループもMSIから96年の夏頃に再発されてたのに、売れずに残ってるのか、はたまた売れてストックされてるのか?(きっと、売れずにそのままなんでしょうね?)それでも良いモノは良いわけで、その「スタックリッジ」のCDを見ながら、何故か「フランキー・ミラー」の事が頭に浮かんできました、今でもVIVIDさんからカップリングで再発はされてますけど(2in1タイプ)なにせ地方じゃ店頭にはほとんど並んでないですね!、当時アナログでもちょっと油断すると返品され店頭からは外されていた、75年の「ザ・ロック」、77年の「フル・ハウス」あたりから日本でもチョット注目され、後押しされるようにプリンズレイ・シュワルツの面々と作ったソロデビュー作「ワンス・イン・ア・ブルー・ムーン」(72年作)も出てきたっけ!
彼は、私が思うに、ブリティッシュの極上のブルース・シンガー(ソウル・シンガーのほうが適切かも)であると思う、元々プロコル・ハルムを脱退したロビン・トロワーと一緒に「ジュード」ってグループを作っては崩壊と、イメージ的にはロック寄りの人に見られがちですが、元々オーティス・レディングに憧れ、白人ソウル・シンガーとして自ら方向性を持ってマイペースに活動をしてましたが(結局は本場アメリカに行ってアラン・トゥーサンにプローデュースを頼んだりど・・自己追求型を徹底してますね)やはりロッド・スチュアートの様な変身の出来ない方なんです、そんな流れでロック産業が大飛躍する時代(またはロック産業の大量消費の時代)の79年に、これまたまったく売れ線無視の名作を一発かましてくれました、トラッド味を入れた1曲目の「ホエン・アイム・アウエイ・フロム・ユー」(邦題、遠く離れて)これだけでもブリティッシュ系のベストソングに位置すると思います(前回、投稿したキム・カーンズもこの曲を気に入ってます)ハスキーでコクがあり、本物志向のフランキー・ミラーに70年代はハマっていました。