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LONDON TOWN/ WINGS

1997年07月16日 | 名曲・名盤1977年
名前 = 沙魚川 康
URL = http://plaza11.mbn.or.jp/~fab/index.html
タイトル = LONDON TOWN(1977年)
アーティスト = WINGS
コメント =「ロンドン・タウン」でタワー・ブリッジ(ロンドン塔ではない。念のため)の前で“はいポーズ”的なジャケット写真・・・。これではまるでロンドンお上りさんの記念写真だ。(実は僕も初めてロンドンに行った時は似たような写真を撮った。)ポールも本来リバプール人だからこの場所が一番アルバムタイトルにふさわしいと思ったのかもしれない。
 曲調はアップテンポの物もあるが全体としてはメローな雰囲気が漂う。タイトル曲の「たそがれのロンドン・タウン」を聴くとテムズ川を下るボートに乗ったのを思い出します。それ以外の曲は特にロンドンを歌ってはいないけれど、僕がロンドンに行った1991年の初冬は表ジャケットのような寒い日々だった。既にアルバム発表からはかなり時代は下ってしまっていたけど、あの時のロンドンの街並みにもこのアルバムの曲集は違和感を感じさせることなく、今も僕の想い出とともにあります。表面的には時間の経過を感じさせないのがロンドンの街並みだからきっと今行っても「ロンドン・タウン」の風景はそのまま息づいていることでしょう。


ロンドン・タウン
ウイングス
東芝EMI

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London Town [Bonus Tracks]
Wings
EMI

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Low/David Bowie

1997年07月11日 | 名曲・名盤1977年
名前 = ノブ
タイトル = ロウ(1977年)
アーティスト = デビット・ボウイ
コメント =かずみさん!この前投稿されたJJケールは私も大好きです!渋い存在ですが、ミュージシャンに与えた影響は大きいですよね。
 さて、今回はボウイのベルリン時代の傑作「ロウ」です。なにしろアルバムの半分がインストゥルメンタルなので敬遠する人もいるかもしれませんが、なんといっても、イーノが全面的に協力していることもあって、インスト部分とて、簡単に聞き流すことは、できません。「ワルシャワ」~「サブテラニアンズ」にかけての流れは、冷戦下にあった当時のヨーロッパの人々の悲しみや絶望感を音として真正面から捕らえています。
 又、このアルバムはニューウエーブ等、後のロックシーンに大きな影響を与えました。その後ボウイは1980年迄は大変素晴らしい作品を残しましたが、大ヒットした「レッツ・ダンス」で賛否両論を巻き起こし更に不調の80年代をどうにか持ちこたえて、ここ数作はいいアルバムを出しています。これからも期待していいみたいです。本当に大丈夫かナ…。


ロウ
デヴィッド・ボウイ
東芝EMI

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Low
David Bowie
Virgin

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レッツ・ダンス
デヴィッド・ボウイ
東芝EMI

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Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

1997年07月01日 | 名曲・名盤1977年
名前 = John Nolenn
タイトル = 勝手にしやがれ(1977年)
アーティスト = sex pistols
コメント =好き嫌いは別にして、70'sを語る上でピストルズを無視するわけにはいかないでしょう。2年弱の活動期間と4枚のシングル、そしてそれらを総括したたった1枚のアルバムで世界を動かしたグループです。イギリス国歌と同タイトルながら女王批判を歌い、放送禁止&販売自粛という弾圧を受けながらチャート1位を記録した「God Save The Queen」など圧倒的なパワーを感じる曲ばかりです。すべてのパンクの出発点であり、目標である一枚です。20年たった今聞くと、意外にポップで聞き易く、それでいて唯一無二のパワー・存在感を撒き散らしている、そんな一枚です。なお、ピストルズの解散後に発表された、ジョニー・ロットン以外がボーカルの曲はクソです。ジョニーがボーカルの曲は全部で20曲ぐらいなので、海賊版などですべて押さえてもいいかもしれない。


勝手にしやがれ!!
セックス・ピストルズ
東芝EMI

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