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Kiss The Crystal Flake/The Mother Hips (2007)

2007年06月10日 |  SNOWMAN's BLOG

キス・ザ・クリスタル・フレイク

マザー・ヒップス

Buffalo Records


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CDの帯の「カリフォルニア発ウエストコースト直系のグッド・アメリカン・サウンド」と美味しそうな謳い文句に釣られ、Buffalo Recordsの取り扱いでもあったので、衝動的に買ってしまったんだけど、聴いてみると、どこがウエストコーストなのって感じの典型的とも言えるオルタナ系の音楽ですね。帯裏には「イーグルスの後継者」とかHPには「ビーチボーイズをバックに歌うニール・ヤング」とか書いてあるし、ちょっと違うんじゃないかい?というのが第一印象。

聴いて行くと荒削りなアレンジながらも曲そのものは佳曲が多く、特に5曲目の Let Somebody は70年代後期ウエストコースト~AOR調のメローなスローナンバー。全体に土臭く、サイケでざらざらした演奏と男臭いボーカルに時折からもコーラスが特徴の 60年代、70年代ロックの香り漂うオルタナティヴロックってところでしょうか。Wilco、The Jayhawks、Golden Smog あたりのオルタナカントリー系の音楽が好きな人なら、きっとこのアルバムも口にあうことでしょう。

My Name Is Buddy/Ry Cooder (2007)

2007年03月17日 |  SNOWMAN's BLOG
あの頃に戻ったかい?70年代回帰ムード濃厚なライ御大の新作

 元々様々なルーツミュージックをミクチャーさせて来たし、ワールドミュージック指向の強い人なのはわかってるんだけど、正直『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラヴ』以来本格的中南米というかラテンというか、どっぷりと浸ったまじ感が強過ぎて、もう少し昔みたいにカントリーやブルースやロックよりにお気楽にやってくれないものかと思ってはいたんですけど、とうとう長い旅から戻って来てくれたみたいね。まぁ、一時的にニュートラルコーナーに戻っただけなのかもしれませんけど。

 70年代前半のあの懐かしいアコーディオンやバンジョーの響き、もうたまりません。『パラダイス・アンド・ランチ』や『チキン・スキン・ミュージック』あたりに近い感じのアメリカン・ルーツなサウンドを聴かせてくれます。これならお待ちかねのオールドファンにも抵抗なく受け入れられることでしょう。ストーリー仕立てらしく立派な絵本形式のジャケなので、内容を詳しく理解したいなら国内盤が良いのかもしれません。この春は、ほんわか、のんびりとのどかなこの田舎音楽でも聴いて過ごすとでもするかな...。



My Name Is Buddy/Ry Cooder (2007)
  1. Suitcase in My Hand - Ry Cooder
  2. Cat and Mouse - Ry Cooder
  3. Strike! - Ry Cooder
  4. J. Edgar - Ry Cooder
  5. Footprints in the Snow - Ry Cooder, Traditional
  6. Sundown Town - Ry Cooder, Joachim Cooder
  7. Green Dog - Ry Cooder
  8. The Dying Truck Driver - Ry Cooder
  9. Christmas in Southgate - Ry Cooder
  10. Hank Williams - Ry Cooder
  11. Red Cat Till I Die - Ry Cooder
  12. Three Chords and the Truth - Ry Cooder, Joachim Cooder
  13. My Name Is Buddy - Ry Cooder
  14. One Cat, One Vote, One Beer - Ry Cooder, Joachim Cooder, Jared Smith
  15. Cardboard Avenue - Ry Cooder
  16. Farm Girl - Ry Cooder
  17. There's a Bright Side Somewhere - Ry Cooder, Traditional







My Name Is Buddy
Ry Cooder
Nonesuch
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マイ・ネーム・イズ・バディ
ライ・クーダー
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チャベス・ラヴィーン
ライ・クーダー
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
ライ・クーダー&キューバン・ミュージシャンズ, ライ・クーダー, エリアデス・オチョア, イブライム・フェレール, コンパイ・セグンド, マヌエル“プンティリータ”リセア, ルベン・ゴンザレス
ワーナーミュージック・ジャパン
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チキン・スキン・ミュージック
ライ・クーダー
ワーナーミュージック・ジャパン
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パラダイス・アンド・ランチ
ライ・クーダー
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流れ者の物語
ライ・クーダー
ワーナーミュージック・ジャパン
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Can Cladders/The High Llamas (2007)

2007年03月01日 |  SNOWMAN's BLOG
3年ぶりの新作は春うらら魅惑のソフトロック路線かな

 ブライアン・ウィルソンやヴァン・ダイク・パークスの正当派後継者ともいえるショーン・オヘイガン率いるハイ・ラマズの新作です。前作『ビート・メイズ・アンド・コーン』では、電子音を排し、弦楽器や菅楽器などの生音を前面に出したアコースティックで美しいアレンジにクールなヴォーカルが対峙するというロック室内楽あるいはポップ版家具の音楽とでも呼べる研ぎすまされた音楽を展開しておりました。

 傍目には前作で、ある境地に達してしまったのかなと思ってましたが、この新作ではそのアコースティックアレンジ路線を踏襲しながらも前作にはみられなかった女性ヴォーカルやコーラスワークをも加えたヴォーカルをメインに据えたものに感じられます。得意技とも言える華麗なストリングスアレンジが絶妙にからむ相変わらずのハイ・ラマズ節ながら60年代後半のソウトロック風味を微妙にモダンな味付けにしたような趣きになっております。暖かな春の日の午後、お昼ねにはベストなBGMかもしれません。

Can Cladders/The High Llamas (2007)
  1. The Old Spring Town
  2. Winter's Day
  3. Sailing Bells
  4. Boing Backwards
  5. Honeytrap
  6. Bacaroo
  7. Can Cladders
  8. Something About Paper
  9. Clarion Union Hall
  10. Cave Cutter (Hills and Fields)
  11. Dorothy Ashby
  12. Rollin'
  13. Summer Seen


The High Llamas Official Site



Can Cladders
The High Llamas
Drag City
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Beet, Maize & Corn
The High Llamas
Duophonic Super 45s
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Hawaii
The High Llamas
Alpaca Park
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Gideon Gaye
The High Llamas
V2
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Retrospective Rarities and Instrumentals
The High Llamas
V2
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The Dudek Finnigan Krueger Band (1980)

2007年02月11日 |  SNOWMAN's BLOG
70年代の裏スーパーバンドの唯一のアルバムがようやくCDに


 通称DFKバンドというわけですが、デイヴ・メイスン・バンドのジム・クリューガーとマイク・フィニガンそしてオールマン・ブラザーズやボズ・スキャッグスのセッションで名を馳せたレス・デューデックが組んだバンドの唯一のアルバム。当時売れ線のAOR的なウエストコーストサウンドを基調にファンキーロック的な音をからめた感じでしょうか?そのあたりの中途半端さが今ひとつだったのか当時はさほど話題にもならなかったと思います。中古で300円で買ったし...笑。

 ハイライトナンバーはやはり1曲目の Angels Fall でしょう。スケール感のある演奏とウエストコースト的なヴォーカルワークが実にかっこいい。この曲だけでも一聴の価値があるかなと。全般にAORタッチの Just Like the WeatherIt's All About You やペイジズを彷彿とさせる You Cut So Deep あたりのほうが出来が良いかなぁ。他にはレス・デューデックのスライドギターが炸裂する That's Wrong が聞き所でしょうか。CD化に際してファンキーロック系のナンバー2曲が未発表曲として追加されているところがB級名盤コレクターには興味深いところでしょうね。

The Dudek Finnigan Krueger Band (1980)
  1. Angels Fall - J. Krueger
  2. Just Like the Weather - L. Dudek, M. Finnegan, S. Olmstead
  3. Drinkin' Alone - M. Finnigan, M. Gronenthal
  4. I Know You're in There - M. Gronenthal
  5. It's All About You - D. Hauschild, J. Krueger
  6. Just Be Happy - L. Dudek
  7. That's Wrong - M. Finnigan, S. Finnigan
  8. You Cut So Deep - D. Hauschild, J. Krueger
  9. Livin in Hollywood * - M. Gronenthal
  10. The Stranger * - L. Dudek, J. N. Howard
    *bonus tracks (previously unreleased)




    DFK
    Dudek, Finnigan, Krueger Band
    Wounded Bird
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    Les Les Dudek
    Les Dudek
    Wounded Bird
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    Say No More
    Les Dudek
    Columbia
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    マイク・フィニガン
    マイク・フィニガン
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    ライヴ~情念
    デイヴ・メイスン
    ソニーミュージックエンタテインメント
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    Brothers and Sisters
    The Allman Brothers Band
    Universal
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    シルク・ディグリーズ(紙ジャケット仕様)
    ボズ・スキャッグス
    Sony Music Direct
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2006年のベスト10アルバム

2006年12月31日 |  SNOWMAN's BLOG

今年は後半少しペースダウンしてしまいましたが、それくらいが丁度良いのかなとも思っています...笑。
今年取り上げた新譜40枚弱の中から10枚選んでみました。
それでは、皆様良いお年を、そして来年もよろしくお願いします。

On an Island/David Gilmour
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ピンク・フロイドのサウンドを担って来たのは、やはりこの人。これ聴いてるとそういうことが実感させられるますね~。余裕というか貫禄というか充実したアルバムです。


New Amsterdam/Counting Crows
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名作『Hard Candy』リリース後のライヴ盤。改めて良い曲だなぁ~と感じさせる曲が多く、スタジオ盤以上とも言える落ち着いた演奏力にこのバンドの魅力を感じます。


Kicking Television LIVE IN CHICAGO/Wilco
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このバンドも、音楽性の違いはあれど Counting Crows と同様に楽曲の良さが売りじゃないかと思っていますが、ライブでの生きのいいサウンドはその楽曲の良さを浮彫りにしてる感があります。


The Trials of Van Occupanther/Midlake
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今年の最大の発見がこのアルバムかも。テキサス出身ながらそのサウンドは憂いのあるしっとりとしたポップロックで、時折感じられる70年代ロックのフレーバーが心地よい一枚です。


Songlines/Derek Trucks Band
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今やクラプトンにも認められ次世代を担うギタリストの筆頭とも言えるデレク・トラックスですが、このアルバムではライヴでこなれた楽曲を中心によりバンドアンサンブルを重視したご機嫌なブルースロックを展開しています。


The Believer/Rhett Miller
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オルタナカントリーバンドの The Old 97'S のフロントマン。ルーツな部分とモダンな感性を合わせ持つところがレット・ミラーの魅力でしょう。ライアン・アダムスと比較されそうですが、楽曲には素直なポップ感が感じられます。


Continuum/John Mayer
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危うくアイドルポップ路線に行きかけましたけど、前作から本来のブルース、ブルーアイドソウル路線に戻ってきました。得意のギターはやや抑え気味にソウルフルなボーカルと調和したツボを抑えた演奏が見事です。


Supply and Demand/Amos Lee
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比較的地味な存在ながら着実にその存在感を増しているこのエーモス・リー、1stでは端正で静的な印象がありましたが、この2ndではよりアーシーに、力強さや味わい深さを増したヴォーカルになっております。



Hear The Sound/Victor Davies
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今年の掘り出し物の一枚です。UK発のソウル系のシンガー/ソングライターということですが、抑制の効いたヴォーカルには力強さはありませんが、何と行っても曲が良いので、スムーズに受け入れられるタイプの音楽なのです。


Eye to the Telescope/KT Tunstall
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今年も沢山のシンガー/ソングライターが出て来ましたが、女性陣ではKT・タンストールが最もインパクトがあったように思います。メロディーメイカーとしてもパフォーマーとしても今後の可能性が楽しみです。




The Trials of Van Occupanther/Midlake (2006)

2006年12月15日 |  SNOWMAN's BLOG
70年代ロックへの麗しきオマージュか

 おっ、いい感じっねぇと、FMでこのところフリートウッドマックのような曲が良く流れていて気になっていたのですが、このアルバムに収録の Head Home という曲でした。聞き慣れない名前なんだけど Midlake というバンドの2ndアルバムということで、テキサス出身らしいですが、最初に火がついたのはヨーロッパと言うのがうなづけるような憂いが感じられます。本国アメリカでブレイクしたのかどうかは不明ですが、日本では徐々に浸透中でしょうか?

 70年代の音楽に影響されたらしく、前述のフリートウッドマックやCSN&Y、アメリカなど往年の70年代ナチュラルポップロック的側面も感じられますが、全体のトーンとしてはしっとりとウェットなもので、柔らかなヴォーカルワーク、さりげなく磨かれた歌メロやアコースティックな響きを織り交ぜたシンプルなアレンジもギミックがなく70年代親爺的には非常に好感が持てます。ジャケにも感じられますが、怪しげで耽美的なプログレ風ムードもそこはかとなく漂い、単なる70年代もどきでは終わらない奥の深さも持ち合わせたアートな逸品と拝聴しましたが....。年末年始に向けてヘビロテ最有力盤が一躍躍り出て来てしまったかな~という感じです。きっとただもんじゃないな。

The Trials of Van Occupanther/Midlake (2006)
  1. Roscoe - Tim Smith
  2. Bandits - Tim Smith
  3. Head Home - Tim Smith
  4. Van Occupanther - Tim Smith
  5. Young Bride - Tim Smith
  6. Branches - Tim Smith
  7. In This Camp - Tim Smith
  8. We Gathered in Spring - Tim Smith
  9. It Covers the Hillside - Tim Smith
  10. Chasing After Deer - Tim Smith
  11. You Never Arrived - Tim Smith

Midlake Official Site




The Trials of Van Occupanther
Midlake
Bella Union
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ザ・トライアルズ・オブ・ヴァン・アキュパンサー
ミッドレイク
コロムビアミュージックエンタテインメント
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The Road To Escondito/J.J. Cale & Eric Clapton

2006年11月12日 |  SNOWMAN's BLOG
ルーツ親爺の宴に祝杯

 もう皆さんお聴きのことでしょうからくどくど書きませんが、ちょっとこのコラボにはまいっています。これほど相性よくはまる二人はいないし、こういう音楽やらせたらクラプトンもまだまだ当分第一線でいけるな~なんて思いながら、J.J.の凄さにも敬服しております。バックには今やクラプトンが認めた次世代を担う Doyle Bramhall II, Derek Trucks, John Mayer といった若手ギタリストらをはべらせ、彼等の演奏もふんだんに聴くことができるギターアルバムにもなっています。

 思えば、クラプトンは、60年代末にはザ・バンドに憧れアメリカンルーツ的な音楽に方向を変え、デレク&ドミノスではデュアン・オールマンと出会い米国南部の音楽に浸り、そして70年代の新バンドによるソロ活動では J.J. の姿も追いかけていたような気もします。そういう意味では今回は、まぁ必然のコラボだったわけで(遅すぎたような気もしますが...)、J.J. の渋さにクラプトンが程よく甘さを加えたビタースウィートな音楽は、何の違和感もひっかかりもなく受け入れることができ、極上のルーツミュージックにただただ酔いしれるだけです。

The Road To Escondito/J.J. Cale & Eric Clapton (2006)
  1. Under The Influence - J.J. Cale
  2. Danger - J.J. Cale
  3. Heads In Georgia - J.J. Cale
  4. Missing Person - J.J. Cale
  5. When This War Is Over - J.J. Cale
  6. Sporting Life Blues - Brownie Mcghee
  7. Dead End Road - J.J. Cale
  8. It's Easy - J.J. Cale
  9. Hard To Thrill - Eric Clapton, John Mayer
  10. Anyway The Wind Blows - J.J. Cale
  11. Three Little Girls - Eric Clapton
  12. Don't Cry Sister - J.J. Cale
  13. Last Will And Testament - J.J. Cale
  14. Who Am I Telling You? - J.J. Cale
  15. Ride The River - J.J. Cale
MUSICIAN CREDITS:
Vocals and Guitars: J.J. Cale, Eric Clapton
Drums: Jim Karstein, James Cruce, Steve Jordan, Abraham Laboriel Junior
Bass: Gary Gilmore, Willie Weeks, Nathan East, Pino Palladino
Hammond Organ, Wurlitzer Piano & Rhodes: Billy Preston
Acoustic Piano, Wurlitzer Piano & Rhodes: Walt Richmond
Keyboards: J.J. Cale
Guitars: Doyle Bramhall II, Derek Trucks, John Mayer, Albert Lee
Acoustic Guitar & Background Vocals: Christine Lakeland
Percussion: David Teegarden, James Cruce, Jim Karstein
Harmonica: Taj Mahal
Fiddle: Dennis Caplinger
Horns: Bruce Fowler, Marty Grebb, Steve Madaio, Jerry Peterson

ALBUM CREDITS:
Produced by: Eric Clapton, J.J. Cale
Co-Produced by: Simon Climie

J.J. Cale Official Site




The Road to Escondido
J.J. Cale, Eric Clapton
Reprise
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ザ・ロード・トゥ・エスコンディード
J.J.ケイル&エリック・クラプトン
ワーナーミュージック・ジャパン
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Naturally
J.J. Cale
Mercury
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Troubadour
J.J. Cale
Mercury
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Undiscovered/James Morrison (2006)

2006年10月29日 |  SNOWMAN's BLOG
ソウルフィーリングたたえたUK産スモーキーヴォイスに耳傾ける

 夏頃からかFMで You Give Me Something がやたらかかっているし、ジェームス・ブラントに続けとばかりにブレイク中、遅ればせながらにはなりますが、今回はこのUK発のSSWです。

 百花繚乱状態の今時のSSWシーンの枠組の中ととらえられなくもありませんが、特徴的なのはやはりこのハスキーな喉から絞り出すエモーショナルなヴォーカルとソウル感覚溢れるソングライティングでしょう。ジョシュ・ケリー的なホットなブルーアイドソウルとエイモス・リー的な繊細なフォーキーソウルっぽい感覚を合わせ持ち、英国らしいメランコリックなメロディもちりばめられています。そういう意味では、If The Rain Must Fall あたりが最もジェームス・モリソンらしいナンバーなのかもしれません。この表現力豊かなヴォーカルと懐の深い作風はなかなかのものと聴きました。侮れない好盤だと思います。

Undiscovered/James Morrison (2006)
  1. Under The Influence - Hogarth, McEwan, Morrison
  2. You Give Me Something - Morrison, White
  3. Wonderful World - Morrison, White
  4. The Pieces Don't Fit Anymore - Brammer, Morrison, Robson
  5. One Last Chance - Andrews, Kellett, Morrison
  6. Undiscovered - Brammer, Morrison, Robson
  7. The Letter - Frank, Hector, Morrison
  8. Call The Police - Morrison, White
  9. This Boy - Kellett, Morrison
  10. If The Rain Must Fall - Morrison, Terefe
  11. How Come - Hogarth, McEwan, Morrison
  12. The Last Goodbye - Hogarth, McEwan, Morrison
  13. Better Man - Gallagher, Morrison, Richie

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Undiscovered
James Morrison
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Me and My Gang/Rascal Flatts (2006)

2006年10月21日 |  SNOWMAN's BLOG
ちょいと青いが秋の日がな聴くカントリーポップかな

 アメリカではえらく人気があるらしいです。今更親爺族が夢中になる感じの音というより、家族と一緒のドライブとかに重宝しそうな音楽です。メローなカントリー系のAOR(それほどアダルトじゃないんだけど...笑)ってな感じでしょうかね。男性版ディキシーチックスとも言えるか?

 聞くところによると、メンバーの Jay Demarcus はシカゴの『XXX』のプロデューサーだというし、このアルバムのプロデュース&ギターはAOR系のセッションギタリストとしても有名なダン・ハフであったりします。ダン・ハフ中心にサウンドプロダクションはそれなりにしっかりしてるし、ナッシュビルのライター達の楽曲の出来も申し分ないんだけど、オリジナル曲も遜色ないのだからもっと曲書けば良いのにと思ってしまいます。今のところ祭り上げられたアイドルユニットなのか実力派なのかはまだよくわかりませんけど、とりあえず心には留めておきましょう。もう少しアーシーで渋めの音になってくれると嬉しいんだけどな~。

 ちなみに国内盤はジャケが変ってます。The Thorns のアルバムカヴァーをモノクロにしたような感じですけど、アメリカ盤のよりは良いでしょう。

Me and My Gang/Rascal Flatts (2006)
  1. Stand - Danny Orton, Blair Daly
  2. What Hurts The Most - Jeffrey Steele, Steve Robson
  3. Backwards - Marcel, Tony Mullins
  4. I Feel Bad - Neil Thrasher, Wendell Mobley, Jason Sellers
  5. My Wish - Steve Robson, Jeffrey Steele
  6. Pieces - Jay Demarcus, Gary Levox, Joe Don Rooney, Monty Powell
  7. Yes I Do - Jimmy Yeary, Wally Wilson
  8. To Make Her Love Me - Jay Demarcus, Neil Thrasher, Wendell Mobley
  9. Words I Couldn't Say - Tammi Kidd, Steve Robson, Gregory Becker
  10. Me And My Gang - Jeffrey Steele, Tony Mullins, Jon Stone
  11. Cool Thing - Joe Don Rooney, Neil Thrasher, Wendell Mobley
  12. Ellsworth - Neil Thrasher, Wendell Mobley, Michael Dulaney
  13. He Ain't The Leavin' Kind - Neil Thrasher, Michael Dulaney
  14. What Hurts The Most (Hot Mix) - Jeffrey Steele, Steve Robson
  15. Life Is A Highway - Tom Cochrane

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ミー・アンド・マイ・ギャング
ラスカル・フラッツ
カッティング・エッジ
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Me and My Gang
Rascal Flatts
Lyric Street
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Feels Like Today
Rascal Flatts
Lyric Street
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Melt
Rascal Flatts
Lyric Street
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Rascal Flatts
Rascal Flatts
Lyric Street

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Colorblind/Robert Randolph & The Family Band

2006年10月14日 |  SNOWMAN's BLOG
ゲストとのコラボも興味深い会心の3rdアルバム

 驚異的にペダルスチールギターを操つる新世代ギタリストの一人ロバート・ランドレフ(以下R.R.)の新作。1stアルバムがジャムっぽいライヴ盤だったので、三作目ではありますが事実上の2ndアルバムといったほうが良いのかもしれません。ギタリストとしてもさることながら、バンドとしてよりパワーアップした感のある内容にゲストが華を添えるってな感じでしょうか。前作が『Unclassified』、今作は『Colorblind』(人種偏見のないというような意味?)というわけで、ロック、ソウル、ファンク、ブルース、ゴスペルと分け隔てなくやるぜと宣言してるってことでしょうかね?

 いきなり強烈なファンク・ロック三連発に親爺達を置いて行かないでくれ~ってな感じもありますが、引き締まった切れ味の鋭いサウンドもなかなかカッコ良いわけです。4曲目の Angels は一転してメローに、しばし和んだ後は、今作の一つの聞き物と言えるクラプトンとの共演の意外な選曲ともいえる Jesus Is Just Alight、このゴスペルナンバーを最初にロック界に持ち込んだのはバーズだと思いますが、多分ドゥービーブラザーズのヴァージョンのほうが有名かもしれません。ここでのアレンジもほぼドゥービーズのアレンジを踏襲したもので、クラプトンのヴォーカルに R.R. の気迫のこもったギターがからみ、なかなか良い出来になっています。Stronger は売り出し中の女性ヴォーカリスト Leela James をフィーチュアしたスローで重厚なソウルナンバー、エモーショナルなリーラのヴォーカルと R.R. の艶やかなギターの音色がばっちりいい感じを出してます。この他 Dave Matthes, Leroi Moore & Rashawn Ross をフィーチュアした Love Is The Only Way In やスライの Thankful 'N Thoughtful など最後までいろいろと楽しませて頂きました。

 しかしどっちが先なのか知りませんけど、 R.R. とデレク・トラックスは、フレージングが似てるところが多々ありますね。多分デレク・トラックスがセイクリッド・スチールから影響を受けたとかいっていたので、 R.R. が本家なのかも...

Colorblind/Robert Randolph & The Family Band (2006)
  1. Ain't Nothing Wrong With That - Andrew Ramsey/Robert Randolph/Shannon Sanders
  2. Deliver Me - Gary Nicholson/Robert Randolph/Tommy Sims
  3. Diane - Mark Batson/Robert Randolph
  4. Angels - Mark Batson/Matthews, David J./Robert Randolph/Shannon Sanders
  5. Jesus Is Just Alight -- feat. Eric Clapton - Reynolds, Arthur S.
  6. Stronger -- feat. Leela James - Jason Crosby/Steve McEwan/Daniel Morgan/Robert Randolph
  7. Thrill Of It - Jason Crosby/Daniel Morgan/Robert Randolph/Marcus Randolph/Jeff Trott
  8. Blessed - Robert Randolph/Lenesha Randolph/Tommy Sims
  9. Love Is The Only Way In -- feat. Dave Matthes, Leroi Moore & Rashawn Ross - Mark Batson/Matthews, David J.
  10. Thankful 'N Thoughtful - Sylvester "Sly Stone" Stewart
  11. Homecoming - Robert Randolph/Rasmey, Andrew/Shannon Sanders

ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND Official Site




Colorblind
Robert Randolph & The Family Band
Warner Bros.
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Unclassified
Robert Randolph & the Family Band
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ライヴ・アット・ザ・ウエットランズ
Robert Randolph & Family Band
ロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンド
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A Change Is Gonna Come
Leela James
Warner Bros.
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Continuum/John Mayer (2006)

2006年09月23日 |  SNOWMAN's BLOG
R&B基調に好感が持てる等身大のブルーアイドソウル

 オリジナルスタジオ盤としては3作目、ライヴ盤を入れれば5作目になる『Music By John Mayer』というサブタイトルのついたジョン・メイヤーの新作。

 スモーキーヴォイスのアコースティックなシンガー/ソングライターとしてデヴューしたもののジミ・ヘンドリクスやスティーヴィー・レイ・ヴォーンの影響のあるギタリストとしてのアイデンティティの血が騒ぎ、前作『Try』では Pino Palladino, Steve Jordan とのトリオで待望のカミングアウトをライヴ盤でやってのけたわけです。その後どこへ行くんだろうと少し案じていたわけですが、うまい落としどころに落ち着いたってわけです。2ndでは少々踊らされているような、媚びているような、メイヤー君あっち側へ行ってしまうの?とちょっと嫌な予感もしましたけど、前作そして同じリズムセクションで挑んだ今作とこちら側に踏みとどまってくれて良かったってな感じでしょうかね。

 冒頭の Waiting On The World To Change からノスタルジックなムードのご機嫌なR&Bで、ギターソロも歌心たっぷりの艶やかなストラトサウンド、こりゃいい。ソウルフルであったりトラッドフォーク調であったりブルージーであったりとシンガー、ソングライター、そしてギタリストとしての魅力がバランンス良くちりばめられ、自然体でありながらスモーキーヴォイスを活かした多彩なナンバーをはさみ、スローなR&Bチューンの I'm Gonna Find Another You で締めくくるアルバム構成もなかなか憎い。きっと親爺族も満足できる一枚になるでしょう。全体に自慢のギターは抑揚の効いた渋い加減で抑えてますけど、ジミヘンのカヴァーの Bold As Love では流石に炸裂しています...笑。

 最近、クラプトンとの交流があるからなんでしょうか、曲調といいギターの音色、フレーズといい、ところどころ近年のクラプトンを彷彿とさせる感じもあります。また、クレジットには「マイケル・マクドナルドは僕のイコライザーであり、彼がいないと自分はおかしくなってしまう...」と意味深な言葉も。まぁ、とにかくこの路線をベースに独自のスタイルを築いて行ってもらいたいものです...

Continuum/John Mayer (2006)
  1. Waiting On The World To Change - John Mayer
  2. I Don't Trust Myself (With Loving You) - John Mayer
  3. Belief - John Mayer
  4. Gravity - John Mayer
  5. The Heart Of Life - John Mayer
  6. Vultures - John Mayer, Pino Palladino, Steve Jordan
  7. Stop This Train - John Mayer
  8. Slow Dancing In A Burning Room - John Mayer
  9. Bold As Love - Jimi Hendrix
  10. Dreaming With A Broken Heart - John Mayer
  11. In Repair - John Mayer, Charlie Hunter
  12. I'm Gonna Find Another You - John Mayer

John Mayer Official Site




Continuum
John Mayer
Aware/Columbia
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Try! John Mayer Trio Live in Concert
John Mayer Trio
Aware/Columbia
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Heavier Things
John Mayer
Columbia
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Room for Squares
John Mayer
Sony
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Supply and Demand/Amos Lee (2006)

2006年09月17日 |  SNOWMAN's BLOG
アコースティックソウルなこの秋の逸品

 エイモス・リーの2ndアルバム。デヴュー作がジャジーなムードすら漂う静的で、どちらかというと端正で都会的な作品集でありましたが、今作は、それほど大きな変化はないものの、バンドとプロデューサーは変わり、楽曲の幅の広がりと共に、そのしなやかなヴォーカルは時に力強く、より味わい深くなったようです。

 CarelessSupply and DemandSkipping StoneSouther GirlWind といったアーシーなナンバーに代表されるように、そこはかとなく南部風味あるいはゴスペル風味を効かせた、アメリカーナ色漂う芳醇な作品になっています。

 声質や歌い方こそ違えど、ヴァン・モリソン的なシンガーになって行くのだろうかとふと思ってみたりして、今後が楽しみなシンガー/ソングライターと言えるでしょう。

Supply and Demand/Amos Lee (2006)
  1. Shout out Loud - Amos Lee
  2. Sympathize - Amos Lee
  3. Freedom - Amos Lee
  4. Careless - Amos Lee
  5. Skipping Stone - Amos Lee
  6. Supply and Demand - Amos Lee
  7. Sweet Pea - Amos Lee
  8. Night Train - Amos Lee
  9. Souther Girl - Amos Lee
  10. Wind - Amos Lee
  11. Long Line of Pain - Amos Lee
  12. I'm Not Myself (bonus track) - Amos Lee

Amos Lee Official Site


サプライ・アンド・ディマンド
エイモス・リー
CD/東芝EMI
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Amos Lee
Amos Lee
Blue Note
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The Works of Wire Choir/Jay Graydon (2002)

2006年09月02日 |  SNOWMAN's BLOG
ワイヤ・クワイヤで綴るAORの名曲たち

 残念ながらこのようなCDは存在しません。数年前に個人的に作ってみた自作コンピなのです。前回の流れからちょうど良い機会でもありますので、今回はジェイ・グレイドンのセッションワークでの名演をこのコンピに沿って取り上げてみたいと思います。

 当時LAの必殺仕掛人であったジェイ・グレイドンの主な仕事を集めてみると、そのままAORコンピレーションになってしまうあたり、いかにジェイ・グレイドンが当時のAORシーンに深くかかわり合っていたかが改めてわかります。随所にちりばめられているジェイ・グレイドンの華麗なギターワーク、特にワイヤクワイヤと呼ばれるギターオーケストレーションの他、プロデューサー、ライター、アレンジャーとしての才能もまた十分に満喫できるセレクションのつもりです。

The Works of Wire Choir/Jay Graydon (2002)
  1. I Fall In Love Everyday/Jaye.P.Morgan - Jaye.P.Morgan - 1976
    デビッド・フォスターのプロデュースによる幻のレアアルバムの冒頭を飾る曲。グレイドン/ガーフィールド作による爽快なナンバー。
  2. Peg/Steely Dan - Aja - 1977
    今や有名な語り草でもあるグレイドンの出世作。6人のギタリストの中から選ばれたグレイドンの名演ギターソロ。
  3. Change/Attitudes - Good News - 1977
    伝説のユニットの2ndアルバムにゲスト参加。Jaye.P.Morganの時と同様にシンセとギターの絡みがこの時期の特徴。
  4. Then She Walked Away/Boz Scaggs - Down Two Then Left - 1977
    このアルバムではレギュラーギタリストとして参加のため忙しかったのか、ギターソロはこの曲のみ。曲を盛り上げながらさりげなく自己主張をするフレーズは流石。
  5. What Good Is Love/Bill Champlin - Single - 1978
    名盤『独身貴族』の冒頭曲。グレイドン/ガーフィールド作。いきなりチアフルなワイヤクワイヤサウンドで始まるキャッチーなナンバー。
  6. What's Become of Us/Valerie Carter - Wild Child - 1978
    シングルトーンで始まり後半ワイヤクワイヤで締めるというドラマティックな展開はひとつの芸風でしょうか。
  7. Say You'll Be Mine/Christopher Cross - 1st - 1979
    絵に描いたような完璧なギターソロ。短い中にもしっかりと起承転結的なストーリーがあります。
  8. Never Be The Same/Christopher Cross - 1st - 1979
    シングルトーンによるオーソドックスなスタイルながらための効いたグレイドン節というところです。
  9. I'm a Camera/Mark Jordan - Blue Desert - 1979
  10. Twilight/Mark Jordan - Blue Desert - 1979
    グレイドンのプロデュースによる弾きまくりの名盤『ブルーデザート』より2曲。アルバムでも2、3曲目と繋がっています。脂の乗り切った貫禄のギタープレイ。
  11. Love Is Its Own Reward/Steve Kipner - Knock The Wall Down - 1979
  12. The Ending/Steve Kipner - Knock The Wall Down - 1979
    このアルバムもまたグレイドンのプロデュースによるギター弾きまくりの1枚。The Ending の終盤のギターソロは転調しながら2分近くをワイルドに弾きまくる熱演。
  13. Dream Come True/Bill Hughes - Dream Master - 1979
    今回の選曲では最も爽やかな曲。グレイドンのワイヤクワイヤも控えめに上品にバックに徹しています。
  14. Twilight Zone~Twilight Tone/Manhattan Transfer - Extensions - 1979
    グレイドンのプロデュース及び作編曲。緊張感溢れるギターソロはAIRPLAYでのプレイを除けば最高の名演.。
  15. Save The Man/Lauren Wood - 1st - 1979
    ここでのワイヤクワイヤは珍しくヴァイオリンとの共演。面白い試みですが、よく調和しています。
  16. Pass This Time/Peter Allen - Bi-Coastal - 1980
    まさにAORとはこういう感じとでも言えそうな都会的な曲。グレイドンのつぼを押さえたワイヤクワイヤも余裕たっぷり。
  17. On The Boulevard/Manhattan Transfer - Mecca For Moderns - 1981
    グレイドンのプロデュース及び作編曲。オーソドックスなシングルトーンのプレイながらグレイドンらしい華麗なフレージングを聞かせてくれます。
  18. Fool Is All Alone/Bill Champlin - Runaway - 1981
    デヴィッド・ファスターとビル・チャンプリン共作の名曲。「アフター・ザ・ラブ・イズ・ゴーン」を彷佛とさせる名バラードにはやはり定番のワイヤクワイヤ。
  19. Anywhere You Run To/David Roberts - All Dressed Up - 1982
    AOR黄昏れ期の一発屋に終わりましたが、一部に根強い人気も。グレイドンの華麗なワイヤクワイヤで盛り上がりを見せるナンバー。
  20. Black And Blues/Al Jarreau - Jarreau - 1983
    アル・ジャロウのアルバムをこの時期続けて数枚プロデュースしたなかの3作目よりグレイドン作。ここではジャロウとの掛け合いのワイアクワイヤからブルージーなソロへというギターです。

もっと他にもあるんでしょうけど、CDの制約で20曲(80分)に絞りました。また時間ができたらVol.2もつくってみようとは思うけどネタがあるかな???

Jay Graydon Official Site


ジェイ・P・モーガン(紙ジャケット仕様)
ジェイ・P・モーガン
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彩(エイジャ)
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ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様)
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南から来た男
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バイ・コースタル
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Mecca for Moderns
The Manhattan Transfer
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ランナウェイ
ビル・チャンプリン
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Jarreau
Al Jarreau
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Past to Present - the 70s/Jay Graydon (2006)

2006年08月27日 |  SNOWMAN's BLOG
AOR時代のマイスターが秘蔵音源をご開帳

 70年代後半から80年代前半のAOR時代にギタリスト、プロデューサー、コンポーザー、エンジニアとして、あるいは自らデヴィッド・フォスターと組んだエアプレイで一世を風靡したジェイ・グレイドンが当時のデモテープをアルバムにしてくれました。

 デモテープを一旦デジタルに変換してリミックスという形でまとめられたこのアルバムですが、黙って聞かされたらデモだとは思わないような完成されたものになっています。このあたりの苦労に関しては、日本盤のライナーノーツにジェイ自身が20頁にも及ぶ解説を寄せていますので是非一読のほどを。デモといってもマスターレコーディングと同様の一流ミュージシャンを起用し、ジェイのギターフレーズはほぼ固まった段階の録音なので、そのまま普通にAORアルバムとして楽しめます。

 ビル・チャンプリンがデモの時点ですでに参加してた What Good Is Love、ジェイが歌うエアプレイのShould We Carry Onやエアプレイバージョンとの違いが大きい She Waits For Me、ギターが珍しくエイモス・ギャレット風というか中央フリーウェイしてる I Fall In Love Every Day(後にジェイ・P・モーガンがアルバムに収録)といったところが興味深い。しかし結構ジェイ・グレイドンって歌もうまいのね。TVのテーマ、CMのジングル、インストメンタルトラックといったマニアックなおまけもありますが、スタジオミュージシャンとして多忙の日々を送っていたかたわら着々と自分の作品も準備していたということに敬意を表したい気持ちになります。

 ライナーの中で限りなくエアプレイに近いサウンドだとジェイ自身が書いてますが、よりAORっぽいサウンドと言えるでしょう。もし『エアプレイ2』が実現していたらこんな感じになったのだろうか?聞いた後、無性にエアプレイや当時のジェイ参加のAORが聞きたくなってしまうアルバムかもしれません。

Past to Present - the 70s/Jay Graydon (2006)

  1. If There’s A Way
  2. What Good Is Love
  3. You Can Count On Me
  4. You’re My Day
  5. Should We Carry On
  6. Secret Love
  7. She Waits For Me
  8. Throw A Little Bit Of Love Way
  9. I Fall In Love Every Day
  10. Love Flows
  11. Love Flows - melody guide version
  12. Ted’s Theme #2 - without Ted’s rap
  13. Ted’s Theme #2 - with Ted’s rap
  14. Ted’s Theme #1
  15. Ted’s Theme #1 - with Ted’s rap
  16. Ted’s Theme #1 - only the tail of Ted’s rap
  17. Sony Jingle
  18. If There’s A Way - instrumental track
  19. What Good Is Love - instrumental track
  20. It’s Right To Be In Love - instrumental track(日本盤ボーナストラック)
  21. It’s Right To Be In Love

Musicians and Vocalists:
GUITARS: Jay Graydon
KEYBOARDS: Jay Graydon, David Foster, Greg Mathieson
DRUMS: Jeff Porcaro, Willy Ornelas, Mike Baird, Ralph Humphrey
BASS: Jay Graydon, Dave McDaniel, David Hungate, Mike Porcaro, (most likely David Shields)
VOCALISTS: Jay Graydon, Bill Champlin, Ed Whiting, Marc Jordan, Tata Vega, Lisa DalBello, Nettie Gloud, Carmen Twillie
SONGWRITERS: Jay Graydon, David Foster, Bill Champlin, Harry Garfield, Marc Jordan, B. J. Cook Foster

Jay Graydon Official Site


パスト・トゥ・プレゼント・ザ・70S
ジェイ・グレイドン
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ビ・バップ
ジェイ・グレイドン
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ロマンティック
エアプレイ
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独身貴族(紙ジャケット仕様)
ビル・チャンプリン
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Island Night/Tony Sciuto (1980)

2006年08月20日 |  SNOWMAN's BLOG


真夏の夜に聴くAOR

 毎晩寝苦しいこの頃ですのが、今回もアナログ盤からこんな音楽でも。リリース当時学生だったのでアパートにはクーラーもなく、むんむんする蒸し暑さの中で良く聞いたものです。いわゆるナチュラル&爽やか系のAORとは違って、都会の夜というコンセプトが特徴と言えます。

 哀愁感のあるキャッチーなタイトルナンバーの Island Night とジャジーなテイストの Cafe L.A. が際立っていますが、アルバム通して洒落た都会的なイメージの楽曲のクオリティは高く、コンポーザーとしての才能もさることながら、リズムトラックのアレンジやリードギターまでこなす才能があったのに、ほぼこの一枚でシーンから消えてしまったことが惜しまれます。

 今で言えばヒート・アイランド・ナイトのための音楽か...

Island Nights
トニー・シュート
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Be My Radio
トニー・シュート
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Diamond In The Rough
トニー・シュート
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Tony Sciuto Live In Japan-At The 1981 American Music Festival
トニー・シュート
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